台詞集
暗き海の底 第三のゲート
シタン
「さて……。
のこる地上のゲートは後一つと
なった訳ですが……。▽
バルト
「問題はその場所がどこかだな。▽
フェイ
「ゼファー女王は地上には
全部で3つ、ソラリスに1つあると
言っていたが……。▽
シグルド
「各ゲートはソラリスを中心として
正三角形を描く様に配置されている。▽
シャーカーンの記録からは、
そういうことだが……。▽
シタン
「女王からいただいた、
ゲート設置前の地図を
見てみましょう。▽
我々には見えない壁の向こう側の
実際の地形がこれです。
ゲートはこの地図上のどこかに
設置されているはずです。
まずイグニスのゲートが……ここ。
アクヴィの『教会』が
ここですから……
フェイ
「まあ、順当に考えれば、
次はここか、
ここのどっちかだな。
エリィ
「北か南か……
確率は2分の1ね。
バルト
「両方あたってみれば
いいだけじゃねぇか?▽
シグルド
「それは難しいだろう。▽
よもや第2ゲートが破壊されるとは
向こうも予想していなかった
だろうからな。▽
次は本腰を入れてくるに違いない。
ここは時間をかけず確実に
やるべきだ。▽
シタン
「どのみちゲブラーの妨害が
あることは必至ですね。▽
フェイ
「先生、エリィ、
ソラリスの具体的な場所は
どこなんだ?▽
エリィ
「ソラリスにはソラリスの
地図しかないの。▽
地上の各エリアも、こっちに
来てから知ったくらいだもの。▽
フェイ
「ゲブラーでもか?▽
エリィ
「地上との具体的な関係は、
かなり上の者、司令官クラスの者
以外には明かされていないのよ。▽
バルト
「とすると
ビリーの親父さんでも
判らんかもしれんな。▽
シグルド
「先輩はそこに至る途中で
あそこを出ているからな。▽
シタン
「私もシグルドも密航組ですからね。
船窓から外を眺めているひまは
ありませんでした。▽
おまけにソラリスから
ゲートを抜ける際は、
各ゲート間の境界面を利用して
別の場所に転移しますからね。▽
キスレブのゲート装備艦、
ゴリアテとの接触時を
思い出して下さい。▽
あれと同じで、
元いた場所はよく判らなくなって
しまうんですよ。▽
フェイ
「ゲートによって他の空間から分断
されているといっても、周りの地形
くらいは判るんじゃないか?▽
山脈があったとか、
ジャングルに覆われていたとか。▽
エリィ
「……山脈はなかったように思う。
どちらかというと周り一面
海だったかな。▽
バルト
「海か……
てことは、北は
あり得ないんじゃないか?▽
こっちは極点だぜ?
海どころか辺り一面雪だ。▽
フェイ
「ならば決まりだな。
ゲートの場所はこの南側だよ。
この三角形の中心には海しかない。▽
反対に北側の頂点に
設置されているとしたら、
その中心は大陸の上になる。▽
これは今のエリィの話とも
一致するよ。▽
シタン
「そのようですね。▽
シグルド
「ちょっと待て。
この海域の海上にはそういった
施設の類は何もなかったはずだ。▽
エリィ
「それじゃあ水の中?▽
シグルド
「ウム……。
しかしこの一帯は海こうだ。
あるとしたらかなり深い位置に……。▽
フェイ
「ユグドラは潜水艦だろ。
だったら問題ないじゃないか。▽
バルト
「無茶言うんじゃねぇよ。
たしかにこいつは潜水艦だが、
深海探査艇じゃねぇんだ。▽
そんな深い所を潜るようには
出来ていない。
水圧であっと言う間に
圧壊しちまう。▽
フェイ
「参ったな……。▽
シタン
「まあ、サルベージャー達の使う
深海探査艇やギアでも使えば
何とかなるかもしれないですが…。▽
バルト
「サルベージャー?
そうか! そうだよ!▽
??▽
バルト
「タムズの艦長んとこに行けば
そんなもんゴロゴロしている
はずだぜ。▽
こないだの貸しもあることだしな。
行こうぜ、タムズに!▽
シタン
「それが現在の状況で選べる最善の
策かもしれませんね。
いってみましょうか、タムズに。▽
「地上のゲート、
残るは一つか。▽
「ラムサスめ、
防ぎきれぬとはな……。▽
「何の為の存在か……。▽
「所詮、“塵”は“塵”。
そのようなモノに
何を期待出来ようか。▽
「しかし“アニムス”の
データを入手する前に
同調される訳にはいかぬ。▽
「然り。
それでは型が取れない
可能性が高くなる。▽
「過去が
そうであったように……▽
「まだ、羊達を
解き放つ訳にはゆかぬ。▽
カレルレン
「障壁<ゲート>なぞ
どうでもよいではないか。▽
「カレルレン……。▽
「そうはいかん。
このエテメンアンキにも
動揺が拡がっておる。▽
カレルレン
「市民などという衆愚なぞ
天帝の御言葉一つで
いかようにも操れる。▽
「果たして、
カインが
受け入れるかな?▽
「あれの肉体は、
既に限界に
来ておるからな……▽
カレルレン
「いつものように模擬体<ダミー>を
使えばよかろう。
愚民共に違いなど判りはしない。▽
それにたとえ障壁<ゲート>が
破られたとしても、以前のような
事態は起こり得ないよ。▽
それよりも……
メモリーキューブからの情報の中に
非常に興味深いものが
あったのだがな。▽
「何だ、それは?▽
カレルレン
「“母”だ。▽
「“母”だと……?▽
カレルレン
「そうだ。
恐らく、あのラムズ達の中に
“母”が存在している。▽
「我等の“母”が他にも
いるというのか?
何故今までそれに
気付かなんだ……?▽
カレルレン
「“母”なるものの証……▽
“母”の仮面<ペルソナ>は
一定の年齢に達しなければ
現われぬのだよ……▽
そしてそれは“対存在”の
転生したものである可能性が
高い……。▽
「“対存在”……。
あのニサンの女のか……。▽
カレルレン
「そこでだ……。
あのゼボイムのナノ技術の産物、
“エメラダ”を使おうと思う。▽
「タムズから回収した
あれをか?
何故?▽
カレルレン
「確認だよ。
“母”が言うには、
あのナノマシンの群体……▽
人造生命体は“接触者”と
“対存在”であった者によって
創造されたらしい。
4000年の昔にな。▽
「“母”の記憶か……▽
カレルレン
「そういうことだ。
恐らくは何らかの反応が
得られるはずだ。▽
それに、たとえ何の反応も
得られず、“エメラダ”が
破壊されたとしても、
データの採取は終わっている。▽
あれを失ったところで
何ら計画に支障はない。▽
艦長
「お、どうした?
何か用か?▽
ポイントx1507,z1235?
おいハンス、何か知ってるか?▽
ハンス
「知ってるも何も、かの
サルガッソーポイントですよ。▽
艦長
「何?
サルガッソーポイント?▽
フェイ
「何だ、それは?▽
艦長
「いや、太古の微生物が
長年の歳月を経て洞窟を
形成した場所さ。▽
お宝も眠ってるって噂も
あったが、そこに行って
帰ってきた奴はいねえ。▽
何でも洞窟自体が生きてる、
って怪談みたいな話もある。
何だお前ら、サルガッソーに
行くのか?▽
フェイ
「そういうことに
なるんだろうな。▽
艦長
「お前らのギアじゃあんな深海にゃ
潜れねえぞ。潜れてもほとんど
身動きがとれねえ。▽
うちでギアの水中装備してけ。
そうすりゃお前らの船で
行けるとこまで行って、
その後はギアで潜水さ。▽
なあに、酔っぱらい共を
叩き起こしゃ、すぐさ。▽
フェイ
「いいのか?
いつも艦長には
世話になりっ放しだな。▽
艦長
「なあに、気にすんない。▽
艦長
「よおし、
終わったみてえだぜ。▽
フェイ
「は、早いな。▽
艦長
「あったりめえだろ。
俺達ゃ……▽
フェイ
「海の、男、だろ?▽
艦長
「お、おうよ、
わかってんじゃねえか。
じゃあ、気をつけてな。▽
フェイ
「ああ。▽
艦長
「おお、そうだ、
水中装備の使い方を言うのを
忘れてたな。▽
なあに、簡単だ。水中では、地面に
足をつけなくてもジャンプできる。
連続的にジャンプすることで速度も
アップするのさ。▽
なかなか気持よくギアで泳げるぜ。
もしかするとそれをうまく
使わねえと抜けられねえとこも
出てくるかもしれねえな。▽
フェイ
「わかったよ、
ありがとう。▽
艦長
「礼にゃ及ばねぇや。▽
ま、少しでも恩に感じてくれるなら
うちのギアショップで買い物でも
してってくれや。新しい商品も
入ったみてぇだしよお。▽
シグルド
「サルガッソーへ行くか?
→行く
→ちょっと待って
フェイ
「ここが、
3番目のゲート……
……!?▽
フェイ
「おまえは?▽
ワタシ……
オマエ、コロス。▽
謎のギア
「お初にお目にかかります。
私はケンレン。▽
カレルレン様の一の従者にて
ございます。▽
出来れば私めの顔をお見せしたいの
ですが、何分人機融合を果たした
身ゆえ、失礼仕ります。▽
▼PT順2番目のキャラ
エリィ
「カレルレンの従者ですって!?
ラムサスやエレメンツではなく!?▽
シタン
「ほお、あなたがカール達を
差し置いて地上に出向くとは……。
余程のことなのでしょうね。▽
バルト
「カレルレンの従者だって?
俺はまた、あの金ピカ野郎が
出張ってきたのかと思ったぜ。▽
リコ
「何者だ貴様!
ラムサスの手下じゃなさそうだが。▽
ビリー
「ラムサスじゃないのか?
でも……彼以上にまがまがしい
ものをあのギアから感じる……。▽
マリア
「やはりラムサスではないのね。▽
そうよね……。
あのギアは、このゼプツェンや
アハツェンを更に進化させた
ものだもの!▽
チュチュ
「ゲブラーしゃんでチュね?
いつものハンサムしゃんは
どうしたでチュか?▽
ケンレン
「今回の任はあくまでコレの実証検分。
前後不覚のあの男に出られては
台無しになってしまいます。▽
ゆえに私のような冷静かつ沈着な
者が適任なのです。▽
あ、それとご安心下さい。
私はここで検分するだけですから。
あなた方のお相手はそこのエメラダが
いたします。▽
エメラダ
「……オマエ、コロス。▽
エメラダ
「キ……ム…?
あ、アア、あア、あたし……▽
ケンレン
「ほうほうほう、成る程……。
暴走……ちがいますね。▽
これは記憶……記録でしょうか、
それの解放現象と見るべき
でしょう。▽
やはりカレルレン様の
おっしゃられた通りの結果……
インプリンティングの発露と
なりましたか。▽
とにかくこれで実証はされた訳
ですね。
それでは私は失礼いたします。
結果を報告せねばなりませんので。▽
あ、そうそう。
その娘は進呈しますのでご自由に
お使い下さい。
なにせあなたの“娘”ですから……。▽
あ、ああ、
あアアああ!!▽
キム!キム!キム!キム!キム!キム!
キム!キム!キム!キム!キム!キム!▽
フェイ
「………………
……え、と……▽
フェイ
「こいつ、何言ってんだ?▽
エリィ
「………………▽
エリィ
「フェイ……いえ、この人が
誰かに似てるの?▽
似てるって、何?
キムはキムだよ?▽
エリィ
「キム?
貴方が知ってるその人は、
フェイに似ているのね?▽
それは誰?
貴方を創ってくれた人?▽
あたしを創るって何?
キムはキム!
解んないかなぁ?▽
キム!キム!キム!キム!キム!キム!
ホントに居たんだ!
夢かと思ってた。夢の中の人だって。▽
そうだ、キム! あのね、あたし、
夢を見てたんだ! 長い長い夢。▽
エリィ
「どうやら、貴方が似てるみたいね。
彼女の大事な誰か……恐らく
彼女を創った人に……▽
フェイ
「ああ……? ……▽
フェイ
「お、おい。
俺の名はフェイだ。
キムじゃないぞ。▽
うん、わかった、フェイのキム!▽
あのね、あのね、
あたし、夢を見てたんだよ!
ながいなが〜い夢!▽
フェイ
「……キムでいい……▽
シタン
「この子にとって、
『キム』という言葉は
単なる名前以上のモノらしいですね。▽
……たとえば
『おとうさん』みたいな。▽
フェイ
「……オトオサン……?▽
シタン
「いえ、いえ、
普へん的な意味がある、
ということですよ。▽
ねぇ、ねぇ、キム!
聞いて、聞いて!
あたし、夢を……
ずっとずっと昔の夢見てたんだ。▽
キムが今よりもっと大人で、
あたしは、なにか、とーめいな
つつの中に居て……▽
キムは…なにか、
ふわふわした白いおかしに
ロウソクをいっぱい立ててて……
何やってるんだろと思って、でも……▽
でも、この人が自分を待ってる、
あたしがここから出るのを
すごく、楽しみにしてるってのは
何となく、わかった……▽
……………………
でも……いつの間にか……
だぁれも居なくなって………
あたしも、からだが無くなって……▽
どっか、暗いところで、長いこと
ひとりで……ほんとに長いあいだ……▽
ねえ? もう居なくならない?
フェイのキム!▽
フェイ
「あ? ……ああ。▽
ほんと?▽
ホントにほんと?▽
エリィ
「ホントにほんとよ。▽
さっきからうるさいなぁ!
だれ? おばさん?▽
あたし、キムと話してるの!▽
エリィ
「おば……!▽
も、一回、海の底に
沈めてこようかしら……▽
フェイ
「おい……▽
エリィ
「その子のキムをやってあげたら?
フェイのキム!!▽
フェイ
「あの……なんだ……▽
……そういえば、お前、
名前はあるのか?▽
ああ〜! ひどいなぁ、
フェイのキム!▽
エメラダだよ、エメラダ!
エメラルド色の髪の毛だからって
キムがつけてくれたんだよ!
忘れちゃってんのぉ……▽
フェイ
「ああ、わかった、わかった。
エメラダだな?▽
わかったよ、エメラダ。
今度はずっと一緒にいてやる、
約束する!▽
エメラダ
「ほんと?ホントにほんと?
やったぁ!▽
シタン
「……カレルレンが、彼女を
一介の兵士として使い捨てるため、
わざわざ自ら動いたとは思えません。▽
恐らく彼女の中に
何らかの形であった情報が
カレルレンの手に渡ったと見て
間違いないでしょう。▽
彼が次に何を引き起こすか……
その前にソラリスの場所を
突き止めないと……▽
シェバトから入電!▽
ゲートの影響が弱まったおかげで、
ソラリスらしい都市を
発見したそうです!!▽
シタン
「ちょうど良い!!▽
いったんシェバトへ戻りましょう!▽
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