台詞集

第二のゲート バベルの輝きは




バルト
「みんなのおかげでシャーカーンと
 ゲブラーからアヴェを取り戻す事が
 できた。ありがとう。▽
 他の地域をゲブラー、ソラリスから
 取り戻すには残り二つのゲートを
 破壊してソラリスを表に引きずり
 出さなくちゃいけない。▽
 そしてシャーカーンの持っていた
 文書を解読した結果、
 どうやらゲートの位置は正三角形の
 頂点をなしているらしい。▽
 一つ目の頂点は大霊廟の所にあった。
 残りの頂点は二つだが……
 一つの場所はわかってるんだよな?▽

シタン
「ええ、『教会』本部の地下です。
 しかし……▽

ビリー
「ストーンを追って『教会』本部の
 地下に入った時には、そんなものは
 ありませんでした。▽
 あるとすれば……
 さらに奥深くの地中に埋められて
 いるとしか……▽

リコ
「そんなのどうやって
 破壊すりゃいいってんだ!▽

チュチュ
「みんなのギアの力を
 合わせるのでチュ。▽

リコ
「みんなのギアでどうするってんだ?
 まさか穴を掘るってんじゃ
 ないだろうな。▽

チュチュ
「ダメでチュか?▽

シグルド
「……数年はかかりそうだな。▽

フェイ
「シェバトの砲を使えば
 いいんじゃないかな……。▽

マリア
「それが効くくらいなら、
 既にやっています。▽

フェイ
「……そうか……。▽

シタン
「すると、シェバトの砲よりも
 強力な火力が必要と
 なるわけですね。▽

エリィ
「そんなの、ゲブラーの戦艦でも
 持ってないわ。▽

フェイ
「そんなに強力な武器が地上に
 あるのかな?▽

シタン
「ゲブラーの戦艦やシェバトの砲が
 人類が今までに作った武器で
 一番火力があるものですからね……。▽

バルト
「……なにか……
 どこかで見た気が
 するんだけどな……▽

シグルド
「何をですか?▽

バルト
「その二つに匹敵するような火力を
 持った武器……
 あ! あれだ!▽
 碧玉要塞だよ!
 あいつの砲は山一つ
 ぶっ飛ばしたぜ!
 あれならいけるんじゃないか?▽

バルト
「なんだよ、先生。▽

シタン
「碧玉の火力がいくら強くても
 どうやって『教会』本部の
 地下を狙うのです?▽
 地下深くに存在するものに
 ダメージを与えるには真上から
 攻撃しなければいけません。
 しかし、碧玉の砲台は……▽

シグルド
「たしかに……▽

リコ
「するってえと、何だ。
 碧玉要塞をバベルの頂上まで
 持ち上げなきゃいけないのか?▽

ビリー
「そういえばバベルの頂上なら
 『教会』本部からは
 見上げる形になりますね。▽
 あの位置からの攻撃なら地下に
 届くかもしれません。▽

シグルド
「しかし、どうやって碧玉要塞を……▽

エリィ
「無理だわ。
 あんな重い物を……▽

!

フェイ
「バベルにあった操作室。
 あれは砲台か何かの
 操作室じゃないのか?▽
 あの時は外側についてた
 でっかい鏡を動かすんだと
 思ったけど……。▽

バルト
「マリア、そんなものが
 あるのか?▽

マリア
「そういった話は聞いた事が
 ありませんが……▽

フェイ
「でも、あるかもしれない。
 探してみよう。▽

バルト
「そうするか……

!

シタン
「ちょっと待ってください……
 古代遺跡の巨大な鏡と
 同じく古代遺跡の巨大な砲台……▽
 ……これは、何かありますよ。▽

バルト
「何かって……?▽

シタン
「ああ……、
 これで謎が解けました……。▽

シグルド
「謎?
 謎って何の謎だ?▽

シタン
「バベルと碧玉……この二つの遺跡は
 同じ文明によるものです。
 我々よりも進んだ科学を持った……▽
 あの二つの建造物はよく似た
 雰囲気を持っているじゃないですか。
 それにどちらもギアの使用や強力な
 外敵を想定して作られています。▽

フェイ
「ああ、それは気づいたよ。
 でも、だからなんだって
 いうんだい?▽

シタン
「つまり、バベルの巨大な鏡を
 作った人は、碧玉の巨大な砲台の
 事を知っていたということです。▽

バルト
「それで……?
 もったいつけずに話してくれよ。▽

シタン
「あの鏡は碧玉の砲台から発射された
 ビームを反射するために作られたと
 考えるべきでしょう。▽

フェイ
「反射?
 あの鏡はビームを弾き返す事が
 できるっていうのかい?▽

シタン
「ええ。▽

リコ
「大昔にバベルと碧玉はお互いに
 戦争をしてたってことだな。▽

シタン
「ちがいます。
 バベルの鏡と碧玉の砲台は
 二つ合わせて一つの兵器なんです。▽

リコ
「なんだって!?▽

エリィ
「そんな……、あんなに遠くに
 あるものが一つの兵器だなんて……。▽

シタン
「おや、ゲート発生装置もあれだけ
 離れていて一つの装置じゃ
 ないですか?▽

エリィ
「……ええ、そういえば
 その通りだけど……。▽

ビリー
「一体、何のための
 兵器なんでしょう?▽

シタン
「さあ、それはわかりません。▽

バルト
「そんな事はどうでもいいさ。
 結局、その二つで一つの兵器を
 どう使えばいいんだ?▽

シタン
「碧玉の砲台であの鏡を狙って
 ビームを発射。鏡でビームを
 反射してゲートに当てるのです。▽

!

マリア
「そんなことが、
 本当にできるの?▽

シタン
「原理的には可能なはずです。
 微妙な調整は必要ですが……。▽

シグルド
「鏡の方の調整が微妙だな。▽

シタン
「二つが本来一つの兵器なら
 そんなに大変ではないはずですよ。
 むしろ……▽

リコ
「だけどヤバイ仕事だぜ。
 敵が弾を撃つのを待って
 相手に弾き返すようなもんだろ。▽
 一歩間違えれば自分に
 当たっちまう。▽

シタン
「ええ、その意味では砲台の方が
 大変です。必ず鏡に命中
 させなくてはいけませんから。▽

シタン
「二手に分かれる必要がありますね。
 片方は碧玉の砲台からビームを
 発射するチーム。▽
 もう一方は反射されたビームが
 『教会』本部に命中するように
 鏡の角度を調整するチームです。▽
 言い出したのは私ですから、
 危険な方、鏡の調整は
 私がやることにします。▽

シグルド
「そうだな、ヒュウガ、お前に任せる。
 お前好みの仕事みたいだからな。▽

フェイ
「俺も行くよ。
 先生一人じゃ心配だからね。▽

エリィ
「私も行くわ。
 先生もフェイだけじゃ
 心細いでしょうから。▽

シグルド
「じゃあ、バベルの方は三人に
 任せるとして、
 問題は砲台の方だが……▽

ビリー
「僕がやります。
 それは僕好みの
 仕事みたいですから。▽
 大丈夫、外しませんよ。
 だてに銃を扱ってません。▽

バルト
「碧玉なら俺も行った方が
 いいだろうな。▽

チュチュ
「チュチュも行くでチュ。▽

バルト
「よし、決まった。
 先生たちはバベルの鏡を操作して
 『教会』本部を狙う。▽
 俺たちは碧玉の砲台を
 操作して鏡を狙う。
 さっそくユグドラに戻って
 作戦開始だ!▽


「シェバトとの
 接触を許すとは……。▽

「シェバトだけではない。
 イグニスでの損失、
 タムズでの敗退。
 そう、エルルも確かお前が……。▽

「相も変わらず
 役に立たぬ奴だな……。▽

「所詮は
 出来損ないか……。▽

「“塵”……。▽

ラムサス
「き、貴様っ!
 今何と言った!▽

「ふん。
 事実であろう。▽

「それに何かなその態度は……。
 主には忠義を尽くして
 もらいたいものだな。▽

ラムサス
「俺を、この俺を!
 “塵”と馬鹿にするか!
 貴様ぁーーっ!▽

ラムサス
「ぐ、ぐあっ。▽

ミァン
「お静まりください、閣下!
 お体にさわります。▽
 まだ先の戦闘での負傷が
 完治していないのですよ!
 閣下!▽

「まあ、よい。▽

「ラムズ達は恐らく
 ゲートの破壊に
 向かうはずだ。
 今度こそ……▽

「その“本来の力”
 見せてもらいたいものだな。▽

「貴様が“塵”でないと
 いうのであればな……▽

ラムサス
「ミァン……
 艦を発進させろ……
 奴のもとに……▽

ラムサス
「私が……出る……
 今度こそ……
 奴をしとめてみせる……▽

ミァン
「閣下、
 そのお体では無理です!▽

ケルビナ
「その任、我々にお任せ
 願えませんでしょうか?
 閣下。▽

ミァン
「あなた達が?▽

ドミニア
「必ず、閣下の御期待に
 沿うよう、尽力いたします。▽

ケルビナ
「ですから、閣下は
 一刻も早く
 そのお体を……▽

ドミニア
「我等の理想の
 実現のために。▽

ケルビナ
「では、参ります。▽


メイソン
「……。
 もう思い残すことは
 ありません!▽


▼『教会』本部地下最奥の部屋

フェイ
「あのシャフトの下に
 ゲートがある。▽


▼PT順2番目のキャラ

エリィ
「……どうやって
 そこまで行けばいいのかしら?
 あまりに遠すぎるわ。▽

シタン
「ええ……。
 多分……。▽

バルト
「……ここまで来たはいいが、
 どうやったらゲートまで
 たどり着ける、というんだ?▽

リコ
「……で、その下にある
 ゲートには、どうやって
 たどり着くつもりなんだ?▽

ビリー
「奥のシャフトの下に
 ゲートがあるという事ですが。▽

マリア
「でも、そこにたどり着くのは
 ここからではちょっと
 難しそうですね……▽

チュチュ
「でも、そこまで
 どーやって行けば
 いいんでチュかね?▽


▼PT順3番目のキャラ

エリィ
「ここからゲートを目指すのは
 無理ね。
 あきらめましょう。▽

シタン
「ゲートは、あのシャフトの
 下にあります。▽

バルト
「こっからゲートに行くのは
 どう考えても無理だな。
 あきらめようぜ。▽

リコ
「無理だな。
 他の方法を探すしかない。▽

ビリー
「……で、目指すゲートに
 たどり着くには、
 少々距離があるようですが。▽

マリア
「ゲートにたどり着くには
 他の方法を探さないと
 駄目なようですね……▽

チュチュ
「どーも、ここからゲートに
 行くのは、
 無理みたいでチュねー。▽


フェイ
「先生……。
 鏡って言うのは?▽

シタン
「上を見てみなさい。▽

シタン
「あれが反射鏡です。▽
 碧玉要塞からのビーム砲を
 あれで反射させて
 ゲートを破壊します。▽

シタン
「さあ、妨害がないうちに、
 反射鏡のコントロールルームへ
 急ぎましょう。▽


ビリー
「では我々の方も
 出発するとしましょう。▽


シタン
「私が反射鏡を操作しますから、
 あなた達は敵の進入を、
 防いで下さい。▽

フェイ
「大丈夫なのかよ、先生……。▽

シタン
「やるしかないでしょう。▽

シタン
「では、頼みましたよ。▽

フェイ
「よし!
 こっちも行くぜ。▽


シタン
「ビリー、ビリー、
 聞こえますか?
 こちらの準備は整いました。▽
 作戦開始です。▽


フェイ
「おまえは……
 ドミニアか!?▽
 まさか、俺達の作戦が
 読まれていたってのか!?▽

ドミニア
「当然だ。
 イグニスに浮上した
 太古の機動砲台。▽
 それと対の兵器であるこのバベルの
 リフレクター。▽
 大方、この二つを使って
 『教会』地下のゲート発生器を
 破壊しようという魂たんだろうが、
 やらせはしない。▽

「閣下の名誉、
 そして我等エレメンツの誇りに
 かけて、断固そ止させて
 もらいます!▽

ドミニア
「行くぞ!!▽


ビリー
「それじゃ、早速
 準備を開始しよう。▽


▼PT順2番目のキャラ

バルト
「さて、発射できるように
 なるまで、もう少し時間が
 かかりそうだな。▽
 先生の方は上手く行って
 るんだろうか。▽

リコ
「チャージが終わるまで
 もう少し時間がかかるな。▽
 後はバベルの方か。▽

マリア
「充てんにはいましばらく
 時間がかかりそうです。▽
 後はバベルタワーの方
 から連絡を待ちましょう。▽

チュチュ
「満タンまで少し待つでチュ!▽


▼PT順3番目のキャラ

バルト
「レーダーに何か反応がある。
 この感じだと……ギアだな。▽

リコ
「レーダーに
 なんか反応してるぞ!▽
 ギアだな……複数だ。▽

マリア
「レーダーに反応あり!▽
 大きさ等からいって
 ギアだと思われます。▽

チュチュ
「なんかレーダーに
 うつってるでチュ。▽


セラフィータ
「トロネちゃん、トロネちゃん!!
 いた、いた
 ちゃぁあんといたぁ!▽

トロネ
「一回言やぁ、わかる。▽
 ふうん、ホントにやる気だったんだ。
 大型レーザの反射鏡攻撃なんて
 おバカな事。▽

セラフィータ
「ナナメけんすいが巨大だから、
 むずかしんだよね!!!▽
 ちなみにセラフィーは、けんすい
 300回できちゃうぞぉ!▽

トロネ
「ナナメ……?▽
 ……もしかして、“減すい率”の
 事か……?▽
 確かに大気中での減すい率は
 大きいな。▽


▼PT順2番目のキャラ

バルト
「やはり来たな。▽

リコ
「敵さんやって来たな。▽

マリア
「やはり来ましたね!▽

チュチュ
「敵さんが来ちゃった
 でチュ!▽


ビリー
「ああ、せっかくもう少しで
 発射できそうなのに!▽


▼PT順2番目のキャラ

バルト
「外に出て応戦するぞ!
 ビリー、大丈夫か?▽

リコ
「出るぜ!
 おいビリー、いいな!▽

マリア
「それじゃ、私たちは外に
 出て応戦しましょう。▽
 ビリーさん、
 後はたのみます。▽

チュチュ
「ガツンとやっつけるでチュ!
 ビリーしゃん
 一人で平気?▽


ビリー
「やるしかないだろう!▽


▼PT順2番目のキャラ

バルト
「よし、俺達が食い止めてる間に
 なんとかして発射するんだ!
 たのんだぜ!▽

リコ
「よし、俺らが上でやつらを
 押さえてやるから、早いとこ
 ブッ放しちまえ!▽

マリア
「では行ってきます!▽

チュチュ
「私らがなんとかするでチュ!
 その間にビリーしゃんは
 撃つでチュよ〜!▽


ビリー
「まかせてくれ!▽


トロネ
「ふん、まさかこんな下らない
 作戦を本当に考えるとはね。▽

セラフィータ
「……とはねー!!▽


▼PT順2番目のキャラ

バルト
「へっ!
 そんなもんやってみなきゃ
 わかんねえだろうが。▽

リコ
「下らねえかどうかは
 今すぐわかるこった。▽

マリア
「やってみなければわかり
 ませんわ。▽
 あなた方こそ、地上人を
 甘く見てはいらっしゃない?▽

チュチュ
「バルトしゃんの
 “へきぎくよーしゃい”を
 バカにするじゃないでチュ!▽


トロネ
「そうやって意気がっていられる
 のも今のうちだね。▽
 バベルタワーは今ごろドミニアと
 ケルビナが片づけてくれてるはずさ。▽
 お前達もさっさと仲間のところへ
 行っちまうがいい!▽

セラフィータ
「……がいー!!▽


▼PT順2番目のキャラ

バルト
「今だ、ビリー
 撃て!▽

リコ
「今だ、ビリー
 撃て!▽

マリア
「今です、ビリーさん
 撃って!▽

チュチュ
「ビリーしゃん
 撃つでチュー!▽


ビリー
「発射!▽


シタン
「ひゅうー……
 あぶないですね。
 どうやら直撃だけは、避けた様です。▽

シタン
「ビリー、ここもそう長くは、
 持ちこたえられないでしょう。
 次をはずせば終りです。▽
 しっかり狙って下さい。▽


ドミニア
「なかなか楽しませてくれる。
 次は本気で行くぞ!▽

フェイ
「くそっ!
 はずしたのか。▽

ケルビナ
「いつまでもつかしら……
 行きます!▽


ビリー
「ああ、失敗か!▽


▼PT順2番目のキャラ

「気にすんな。▽

ビリー
「バルト!▽

バルト
「落ち着いて狙うんだ!▽

「気にすんな。▽

ビリー
「リコ!▽

リコ
「くよくよすんな。
 まだエネルギーは残ってるぜ。▽

マリア
「落ち着いて狙うんです!▽

ビリー
「マリア!▽

マリア
「あまり気にしてはいけません。
 まだエネルギーは残っているの
 ですから。▽

チュチュ
「落ち着くでチュよ!▽

ビリー
「チュチュ!▽

チュチュ
「ビリーしゃん
 次はきっと
 うまく行くでチュ!!▽


▼PT順3番目のキャラ

バルト
「また戻って来たぞ!▽

リコ
「あいつら、また来たぜ!▽

マリア
「さっきの二人が
 また来ました!▽

チュチュ
「あの人たち
 また来たでチュー!▽


ビリー
「いけぇ!!▽


トロネ
「ちぃ!
 ラムズふぜいが……!!▽

セラフィータ
「……ふぜーがー!!▽

トロネ
「お前しゃべるなって
 言ってるだろーが!!▽


シタン
「ビリー、やりましたね……。
 作戦は成功です!▽


フェイ
「よしっ!
 どうやら成功した様だな。▽

ドミニア
「クソッ!
 間に合わなかったか……。▽

ケルビナ
「どうします、ドミニア?▽

ドミニア
「ひとまず勝負は預けた!
 引くぞ、ケルビナ!▽

ケルビナ
「エリィ、あなたと敵同士には
 なりたくなかったけれど……。▽
 そのよりどころとする立場が
 違うのでは仕方ありませんね。▽

 いずれまた。
 私達の決着はその時に。



    

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