台詞集

シェバト襲撃! 父の遺産




シタン
「ソラリスのギア部隊が
 急速でシェバトに接近中です。▽
 連中の狙いは、まず4つの
 障壁<ゲート>・ジェネレーターと
 みていいでしょう。▽
 ドミニアの破壊工作で出力の
 弱まっている今、一気に
 ケリをつけてしまうつもり
 なのかもしれません。▽
 すでにこちらの迎撃部隊が
 緊急発進したそうですが、
 はたしてどこまでもつか……。▽
 シェバトの人間は、ギア戦には
 慣れていませんからね。
 無駄な犠牲は、極力出したく
 ありません。▽

フェイ
「ああ……。
 わかってるよ、先生。
 俺達が、出る!▽
 乗りかかった船だ。
 それに、ここの人たちを
 みすみす見殺しになんか
 できない。▽

ゼファー
「フェイ……。▽

バルト
「ただ働きはゴメンだが、しかし
 連中のまえでしっぽをまいて
 逃げ出すのはもっとゴメンだ!▽
 やってやろうぜ!
 どんなヤツらが来るにせよ、
 俺様のブリガンディアで
 ぶっとばしてやらあ!!▽

エリィ
「ええ……!
 私達にできることなら、
 ここの人たちを守りましょう!▽

リコ
「ちっ、お前らと知り合ってから、
 次から次へと、
 ろくなことがないな……。▽
 だが、ここまで来ちまったもんは
 どうこう言ってもしょうがない。
 連中に、リコ様を怒らすと
 どうなるか、思い知らせてやろう。▽

ビリー
「ボクも行きます!
 ユグドラシルを収容したために、
 敵の侵入を許したのでしょう?▽
 ボクらのせいで、
 この国の人たちを危険な目に
 あわせるわけには、
 いきませんから……。▽

ジェシー
「おうおう、いいぞ!
 頑張れ、若人!
 しっかり頼むぜ。▽
 なにせ、俺様の命も
 かかってるんだ。
 まだ、こんなとこで
 くたばりたくねーからな。▽

ビリー
「うるさいな!
 だまっててくれよ、
 親父は!▽

ジェシー
「へいへい、
 わかりやしたよ。▽

ジェシー
「ちぇ、
 かわいくねーな。▽

チュチュ
「よーし、チュチュも
 がんばるでチュよお!▽

フェイ
「……?
 がんばるでチュって……。▽
 なんで、チュチュが
 ここにいるんだ?▽

エリィ
「それが、どうも……、
 ドサクサにまぎれて、ついて
 来ちゃったみたいなの。▽

フェイ
「まいったな……。
 遊びじゃないんだぞ。▽
 危ないから、ユグドラシルに
 もどってろよ。
 な、チュチュ?
 いい子だから。▽

チュチュ
「ふっふっふー、チュチュ、
 いい子しゃんじゃないでチュよ。
 もう、危ないお年頃なんでチュ。▽

チュチュ
「それにチュチュだって、
 ちゃんとがんばれるでチュ!▽
 みんなと一緒に
 いるでチュよ。
 ね? ね?▽

フェイ
「ちぇ、しょうがないな……。
 こわい目にあっても、
 知らないぞ。▽

マリア
「くすっ、あなたも
 チュチュって言うのね。▽
 この街には、あなたの
 仲間がいっぱい住んでるわよ。
 後でわたしと一緒に会いに
 行きましょうよ?▽

チュチュ
「ほ、ほんとでチュか?
 みんなが、ここに
 いるでチュか?▽
 わーい、ついに
 見つけたでチュ!!
 チュチュの仲間、
 ちゃんといたでチュ!!▽

チュチュ
「さあ、気合い入れて
 行くでチュよお。▽
 ガンバらなきゃ、
 ダメでチュからねえ、
 みなしゃん!▽

シタン
「さて、それでは
 敵のギア部隊について
 ですが……。▽
 先ほど説明したように、
 4部隊が、それぞれ個別に
 ジェネレーターをめざして
 接近中です。▽
 これらのギアに関しては、
 シェバトの得た情報から
 機体のタイプ、性能など
 ある程度はわかるのですが……▽
 しかし、その後方に
 正体不明の巨大なギアが
 一機ひかえているのです。▽

ジェシー
「正体不明の巨大な
 ギアだと……?
 まさか……。▽

ゼファー
「いま、映像を
 出しましょう。▽

マリア
「こ、これは……▽

マリア
「アハツェン……!?▽

バルト
「なんだあ、この
 薄っ気味悪い
 ギアは……?▽
 おまえ、なんか
 知ってるのか、
 マリア?▽

マリア
「アハツェンは……、
 父さんの設計したギアの
 2号機……。▽
 ゼプツェンの
 兄弟機なんです。
 でもまさか、アハツェンが
 完成されていたなんて……!▽
 ゼプツェンの他には
 もう二度とギアは
 造らないって、父さんは
 設計図を燃やしたはず……!▽
 それが……、
 どうして……!?▽

聞くがいい!
シェバトの人間ども!▽

マリア
「こ、この声は……
 まさか……、
 父さん!?▽

ニコラ
「おもしろいネズミどもが、
 そこに逃げ込んだという
 話だな……。▽
 アハツェンのテストには
 丁度いい。
 シェバトもろとも
 たたきつぶしてやろう!▽
 さあ、出てくるがいい、
 うすぎたないネズミども、
 私のかわいい
 モルモット達よ。▽

マリア
「そ、そんな……!!
 どうして、
 父さんが……!?▽

ゼファー
「落ちつきなさい、
 マリア!!▽
 本当にあれに
 ニコラ博士が
 乗っているとは
 かぎりません!▽

マリア
「でも……!!
 でも……、
 父さんの声が……!?▽

ゼファー
「マリア!!
 しっかりなさい!▽
 あなたは戦う前から
 敗れるつもりですか……、
 あなた達親子を苦しめた
 ソラリスに?▽

マリア
「………!!
 だけど………▽

シタン
「さあ、いいですか。
 こちらの打つ手を
 考えましょう!▽

シタン
「何としてもギア部隊を
 撃退して、ジェネレーターを
 守らなくてはなりません。▽

シタン
「そのためには、こちらも
 四手にわかれ、攻めてくる敵を
 迎えうつのが得策でしょう。▽
 我々のうちの4人は出撃し、
 各自受け持ちのジェネレーターを
 単独で死守する!
 残りの2名は、こちらで待機。▽
 危険ですが、後にはひけません。
 ジェネレーターをひとつでも
 落としたら、もうこちらの負け
 ですからね。▽

ゼファー
「マリア……、
 あなたは、こちらで
 待機していなさい。▽

シタン
「………。
 お願いします、
 マリアさん。▽

マリア
「………。
 はい……、
 わかりました。▽

シタン
「さてそれでは、
 具体的な敵の部隊編成について
 ですが……▽
 第1ジェネレーターには、小型の
 ギア2機とソラリス兵部隊……。
 兵隊相手の戦いは、一気にケリを
 つけないと面倒かもしれません。▽
 第2ジェネレーターには、
 ホワイトナイトが3機ですね。
 こいつは、機動力が売りのギアです。
 つまり動きが素早いってことです。▽
 第3ジェネレーターには、
 大型機動ギアとホワイトナイト。
 この大型ギアは特殊攻撃主体の
 ギアのようですから、気をつけて。▽
 第4ジェネレーターには、やはり
 大型機動ギアとホワイトナイト。
 こちらの大型ギアは、形状からして
 パワー主体のヤツらしいですね。▽

シタン
「それでは、第1ジェネレーターには
 誰が向かいますか?

シタン
「第2ジェネレーターには
 誰が向かいますか?

シタン
「第3ジェネレーターには
 誰が向かいますか?

シタン
「第4ジェネレーターには
 誰が向かいますか?

シタン
「わかりました。
 では、出撃する
 メンバーは……▽

シタン
「以上のメンバーでいいですか?

→そのメンバーで行く!
→ダメ、やり直す


シタン
「それでは至急、
 出撃の準備を
 ととのえてください。▽
 よろしいですか?

→準備して来る
→今すぐ出撃できる!

シタン
「それでは、
 準備がととのい次第、
 出撃です。▽
 急いで下さい!
 敵はすぐそこまで
 来ています。▽

フェイ
「わかってる!
 ここまで来て、おとなしく
 やられてたまるか!▽


マルー
「へへー、ボクも
 出て来ちゃった!▽
 ユグドラシルの中って、
 男くさいんだもん。
 いい加減、
 いやんなっちゃうよ。▽

マルー
「それじゃ、どうする?

→パーティ入れ替える
→やっぱりやめる

マルー
「オッケー。
 それじゃ、
 気をつけてね!▽

マルー
「この国って、やさしくて、
 静かなとこだけど……、
 哀しいうたが聞こえるよ。▽
 はるか遠いむかしの想いの
 哀しいこだま……。
 いったい500年前に
 何があったんだろうね。▽


▼ドックに降りようとする

フェイ
「いや……。
 今は下におりてる
 場合じゃないぞ。▽


シタン
「さあ、敵はすぐそこまで
 来ていますよ。▽
 準備はいいですか?

→もうちょっと待って
→準備オッケー、出撃だ!
→出撃メンバーの見直し


▼今すぐ出撃できる!/準備オッケー、出撃だ!

シタン
「よろしい。▽
 ジェネレーター防御に
 向かう者は、ギアで
 出発してください!▽

シタン
「よろしい。▽
 では、ジェネレーターの
 防御に向かう者は、
 ギアで出発してください!▽


ゼファー
「お願いします、みなさん。
 くれぐれも気をつけて。▽


▼出撃メンバー

フェイ
「よし、やれる!
 いつでも来い!▽

エリィ
「あなたたちに恨みは
 ないけど、もう私は
 引き返せないから!▽

シタン
「さあ、来なさい。
 私が相手に
 なりましょう!▽

バルト
「さあ、どっからでも
 かかって来やがれ!▽
 お前らごときに
 このバルト様が、
 落とせるかってんだよ!!▽

リコ
「ふん!
 みんなまとめて、
 ぶっとばす!!▽

ビリー
「悪しき者どもを、
 心安らかに塵と
 化さしめたまえ。▽


フェイ
「やったぞ、みんな!
 障壁<ゲート>・ジェネレーターは
 4つとも無事だ!▽


ジェシー
「ようし、上出来だ。
 となると、残るは……
 こいつか。▽

ジェシー
「さあ、どう出る、
 アハツェンさんよ?▽

ジェシー
「シェバトの
 ギア部隊か……!!▽

ジェシー
「よせ!
 おまえらのかなう
 相手じゃねえ!!▽

マリア
「やめてッ……!!


ジェシー
「野郎ッ……!!
 ふざけやがって!▽

マリア
「どうして……?
 どうして、
 こんな……?▽

ニコラ
「それでは、次は
 こいつの実験台になって
 もらおうか。▽

ジェシー
「む……!!

マリア
「きゃッ!?


▼シタン待機/出撃

シタン
「い、今のは……!?▽

ジェシー
「やべえな。
 今のは、ありゃ……▽


ニコラ
「アハツェンの新型兵器、
 対ギア用サイコ・ジャマーだ!▽


▼出撃メンバー

フェイ
「………!?
 ヴェルトールが
 動かない!?▽

エリィ
「ヴィエルジェも
 反応しないわ!▽

バルト
「ちくしょー、
 何だってんだ!?▽
 ブリガンディアが
 うんとも、すんとも
 言わなくなっちまったぜ!▽

リコ
「あの野郎の
 しわざか!?▽

ビリー
「こ、こっちも
 ダメです……!!▽


▼シタン待機/出撃

シタン
「強力な妨害電波で、
 ギアの神経回路が干渉を
 受けているのです。▽
 心配ありません、
 一時的なものです。
 ですが……▽

シタン
「これは、
 ひょっとすると……▽

ジェシー
「ああ、強力な毒電波で、
 ギアの神経回路がおかしく
 なってるんだ。▽
 心配するねえ、
 一時的なもんだ。▽


ニコラ
「それだけの時間があれば、
 おまえたちをこの地上から
 消去するには充分だ。▽

ニコラ
「人間とは、なんと不完全で、
 愚かな生命であることか……。▽
 おまえたちに、
 完全なる生命の偉大さを
 見せてやろう!▽
 人の知恵と、鋼の強さを
 そなえた、
 このアハツェンの力を、な。▽

フェイ
「このままじゃ、
 手も足も出ないぞ!▽
 黙ってやられるしか
 ないって言うのか!?▽


▼シタン待機/出撃

シタン
「そうとも限りませんよ。
 ひょっとしたら……
 ゼプツェンなら……。▽

シタン
「そうとも限りません。
 ひょっとしたら……、
 ゼプツェンなら……。▽


マリア
「………!!▽


▼シタン待機/出撃

シタン
「アハツェンと兄弟機の
 ゼプツェンなら……▽
 ジャミングに対しての
 シールドが施されていても、
 不思議はありません。▽

ジェシー
「アハツェンと兄弟機の
 ゼプツェンなら……▽
 あのジャマーに対しての
 シールドがなされていても、
 ちっともおかしくねえって
 わけか……。▽


ゼファー
「………。
 お聞きなさい、マリア。▽
 他のギアが動けないとなれば
 おまえとゼプツェンが
 頼みのつなです。▽
 おまえには酷ですが……、
 どうするかは
 自分自身で決めなさい。▽

ジェシー
「それによ……、
 こんなことは
 言いたかねえんだが……▽
 あそこにいるのは、もう
 おまえの親父さんじゃ……▽

マリア
「やめてッ!!
 きいた風なこと
 言わないでください!!▽

マリア
「たとえ、そうでも
 わたしは……、
 わたしには……。▽

ジェシー
「そうかい……、
 それも、仕方ねえや。
 腹をくくるか。▽

マリア
「…………。
 ゴメンなさい……。▽

チュチュ
「わたしが
 行くでチュよ。▽

マリア
「………!?
 何言ってるの、
 チュチュ!?▽

チュチュ
「だって……
 このままじゃ、みんな
 やられちゃうでチュ。▽

チュチュ
「へっちゃらでチュよ。
 ちゃんと守り神しゃんが
 見てくれてるでチュ。▽
 チュチュ、
 行くでチュ。▽

マリア
「チュチュ……!?▽

マリア
「………。
 ……。▽


マリア
「ダメよ、チュチュ!
 いけないッ!▽

チュチュ
「まかせといてくだしゃい、
 マリアしゃん。
 へっちゃらでチュよ!▽

ニコラ
「なんだ、天文学的なほどに
 知能レベルの低そうな、
 この下等生物は……?▽

チュチュ
「シツレイしちゃうでチュねえ。
 下等生物じゃないでチュ。
 チュチュでチュ。▽

チュチュ
「さあ、ほいじゃあ、
 行くでチュよ、ワル玉しゃん!▽
 このチュチュしゃまが、
 お空の向こうへちゅらり〜んと
 ぶっとばしてやるでチュから、
 カクゴするでチュよお!!▽


チュチュ
『うきゃっ、やったでチュ〜』

チュチュ
「うきゃっ、やったでチュ〜
 でかでか変身できまチュた!▽


アハツェン
「低級な下等動物の割には、
 よくやるな。▽

チュチュ
「下等動物じゃないでチュ、
 チュチュでチュ。▽
 負けおしみはやめるでチュ。
 あやまるなら、
 いまのうちでチュよ。▽

アハツェン
「バカめ。死ね。▽

いたかったでチュ〜

チュチュ
「いたかったでチュ〜▽


マリア
「チュチュッ!!▽

ニコラ
「なるほど……。
 おまえ、この星の巨大原生動物
 だな……。▽
 ランカーの幼体……じゃないな。
 学術名ドテスカチュチュポリン
(知能レベル、天文学的に低い)か!
 まだ絶滅してなかったのか。▽
 しかし、遺伝子操作で小型軽量化
 されていたはずだが……。
 シェバトの賢者どもにリミッターを
 外されたヤツの生き残りか。▽
 面白い……。
 モルモットとして、
 非常に価値のある生体だ。
 いろいろ実験してやろう!▽

お姉ちゃん……。▽

マリア
「ミドリちゃん!?▽

マリア
「ダメよ、こんなとこに
 いちゃ!!
 危ないから中に……▽

ミドリ
「呼んでる……、
 お父さん……。▽

マリア
「えッ……?▽

マリア
「………。▽

ミドリ
「ううん……。
 ちがう……。▽
 あそこにいる……
 怖いヤツじゃ、ない。▽

マリア
「………!!▽

マリア
「ゼプツェン!!


マリア
「ゼプツェン!!▽

マリア
「ごめんなさい、
 遅くなってしまって……。▽
 行きましょう!
 ソラリスの………
 ソラリスの……
 敵が、待ってる!!▽


マリア
「ゼプツェン
 発進!!


ニコラ
「ゼプツェン!!
 マリアか。▽

マリア
「………。
 たしかにわたしは
 マリア・バルタザール。▽
 だけど、あなたは……、
 あなたは……?▽

ニコラ
「無論私だ、ニコラだよ!
 見なさい、マリア、
 私の研究の成果を!▽

ニコラ
「巨大で、力強く、
 永遠のかがやきをはなつ
 この体を!▽
 もう老いも、死もない。
 私は、新たな種として
 生まれかわったのだ。▽

マリア
「………。
 わたしは人として生きていた頃の
 父さんが好きだった……。▽
 やさしそうに微笑んで……、
 いつも……、
 いつまでも……
 そばにいて欲しかった!!▽

ニコラ
「マリア、おまえは私の娘だ。
 人のバカさ加減は知っているだろう。▽
 愚かな人間どもと一緒に
 ほろびることはない。
 さあ、来なさい、マリア。▽
 私とともに、新たな生命の
 1ページを開くのだ。
 かがやかしい未来をきずこう。▽
 約束するよ、今度こそ本当に、
 いつまでもおまえのそばにいて、
 おまえを守ってあげよう。▽

マリア
「………。
 父さん……。▽

マリア
「………!!
 ゼプツェン……!?▽

ニコラ
「ゼプツェン……、
 きさま、創造主たる私に
 はむかうというのか?▽

マリア
「こ、これは……!!
 ゼプツェン!?▽

ニコラ
「面白い……。
 相手になってやろう。▽
 ニコラの偉大さ、
 アハツェンの力を見せてやる。
 来い、ゼプツェン!!▽


マリア
「……アハツェン!
 あなたを倒します!!
 ゼプツェン、行きます!!▽


ニコラ
「マリア……聞こえるか?
 今から遠隔操作でそちらの
 グラビトン砲の封印を外す!▽
 それで私を倒すんだ。▽

マリア
「!!
 お父さん!
 正気に戻ったの!?▽
 だめ、できません!!
 グラビトン砲は、その破壊力
 ゆえにお父さん自身が封印
 されたのではないですか。▽
 そんなの使ったら
 お父さんは……▽

ニコラ
「構わん! 撃て!
 ニコラはもういない。▽
 ソラリスの洗脳を受ける前に
 アハツェンにはゼプツェンに
 共鳴して作動する良心回路を
 組み込んでおいた。▽
 このメッセージは、そこからの
 ものだ。それに、戦闘中に
 そちらのゼプツェンに私の
 データは全て転送した。▽
 体は失っても、心はゼプツェン、
 いやマリア、お前と共にある。
 これからもずっとな……▽

マリア
「……だめ、私には
 できません!!▽
 はっ! ゼプツェン!
 やめて……制御できない!
 お父さんが動かしているの!?
 お願い、撃たせないで!!▽


マリア
「……お父さーーーん!!▽

ニコラ
「マリア……私はお前と共にある。
 これからもずっとな……


マリア
「………。
 父さん……。▽



    

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