台詞集

侵入ギアドック 地に落ちた英雄




ランク
「おい見ろよ。こいつは……▽

ストラッキィ
「コントロール艦が1艦だけ……
 後の7艦は全てエーテル誘導か?▽
 一体どこのどいつがこんなものを
 動かせるってんだ?▽

貴様が護衛小隊の指揮官とはな……。▽

エリィ
「ドミニア!?▽

ヘルムホルツ
「……ドミニア……って?
 おい、まさかエレメンツの……?▽

ドミニア
「ふん……。
 久しぶりだなエレハイム。
 ユーゲント以来か。▽

エリィ
「貴方が何故ここに……?▽

ドミニア
「これは中央からの指示による
 重要な作戦だ。▽
 先刻、ラムサス閣下の命を受けた。
 ヘヒトの操艦は一般兵に
 任せるべきでないと判断されたのだ。
 ヘヒトは私が預かる。▽

ドミニア
「本来護衛など要らんのだが、
 これも作戦の内。
 まぁ精々健闘することだな。▽

エリィ
「待って!
 教えて!?
 この作戦の標的は何?▽
 貴方なら知らされて
 いるはずでしょ?▽

ドミニア
「作戦上の機密
 と言いたい所だが、
 いいだろう、教えてやる。▽
 キスレブ帝都東エリアにある
 発電施設。
 旧文明の遺した原子炉が
 その標的だ。▽

エリィ
「原子炉!?
 そんなものを爆撃したら
 キスレブは……▽

ドミニア
「当然その大半が潰滅するだろう。
 加えて何百年もの間、
 人は住めなくなる。▽

エリィ
「一体何のために!?▽

ドミニア
「粛清。
 それ以外に何があるというのだ?
 貴様も聞いたはずだ。▽
 キスレブはゲートキーパーを
 手に入れた。
 元来ゲートは愚かで野卑な
 ラムズを管理する為にある。▽
 偉大な先達によって造られた
 地上の障壁だ。
 その障壁がラムズによって
 破られようとしている。▽
 この事実、放っておけというのか?▽

エリィ
「それは……、それはそうだけど、
 だからといって私達にそれを
 行使する権利があるというの?▽

ドミニア
「気でも触れたか?
 貴様、いつからそのような
 世迷い言を言うようになった。▽
 戦い、争い、裏切り、略奪。
 それしか頭にない連中がラムズだ。
 それはこの国の馬鹿共を見ていれば
 判るだろう?▽
 そんな奴等を野放しにしてみろ。
 世界の主にでもなったかのように
 我等の世界を辱め、略奪を
 始めるのは目に見えている。▽
 過ぎた知識と道具は
 家畜には不必要なのだよ。
 ラムズは我々が、在るべき方向へ
 導いてやらねばならん。▽

エリィ
「あなただってもとは
 地上の人間でしょ?
 なのに何故……?▽

ドミニア
「私は閣下によって選ばれた者だ!
 それを愚劣なラムズと
 同一視する気か!▽

ドミニア
「ふ、まあいい……。▽
 ユーゲント時代、
 せっかくの素養がありながら、
 その与えられた責務を放棄し
 逃げ出した貴様だ。▽
 ここで議論しても時間の無駄にしか
 ならん。▽

ドミニア
「かつて地上人であった私自らが行う
 ラムズの粛清。▽
 牧羊者<アバル>である貴様の
 その目でしかと見届けてもらおう。▽


フェイ
「……この部屋は!?
 キングの……▽

ルア
「そう、キングに与えられる
 部屋ですわ……。
 なにか不満がおありでも?▽

フェイ
「いや、そうじゃなくて
 リコの……▽

ルア
「……リコ?
 彼は元キング……、いまは
 あなたがキングですわ。▽

フェイ
「……あいつは、
 リコは
 どうなったんだ……?▽

ルア
「決勝リーグ後に組まれていた
 団体リーグ戦の競技中、
 突然の機体の暴走事故が発生。▽
 暴走した機体は総統閣下の
 観覧席に突入し、機体は中破。
 現在元キング・リカルドは消息不明、
 その後の彼を見た者はいません……。▽

フェイ
「…………。▽

ルア
「しばらくバトリング競技は
 ありませんので
 ゆっくりお休みください。▽
 爆弾首輪も取れたのです。
 A区画-一般街の方へ
 足を運ばれては如何です?▽

フェイ
「……A区画-一般街?▽

ルア
「帝都、南東に位置する街。
 そこがA区画-一般街と
 呼ばれております……。▽

ルア
「では、私達はこれで……。▽

ルア
「この部屋は自由にお使い下さい。
 隣の寝室も御自由にどうぞ。▽
 ……それと、フェイ様。
 あなたには、キングの称号と
 ランクSの特権が与えられますわ。▽

ルア
「そうそう、バトリング優勝
 おめでとうございます……。▽
 こちらとしても大変良いデータが
 取れましたわ……ふふふ。
 それともう一つ、吉報ですわ。▽
 ジークムント総統閣下がぜひ一度
 キング・フェイ様に
 お会いしたいと申しておりました。▽
 ぜひ、セントラルエリア
 『帝都-総統府』へお立ち寄り下さい。▽

ルア
「……それでは。▽

シタン
「これで名実ともに
 自由の身、……ですね。▽

ハマー
「そんで、これから
 どうするんすか、兄貴?
 帝都を離れるんすか。▽

シタン
「まだ、終わってはいません。
 この帝都でやり残してる
 ことが一つあります。▽

フェイ
「……わかってるよ、先生。
 ヴェルトールだろ。▽
 あいつをこのままここに
 置いては行けない。
 なんとか取り戻さないと……▽

シタン
「恐らく、ヴェルトールは
 別ドッグに移送されたと
 考えるべきでしょうね……。▽

シタン
「さて、出番ですよ、ハマー!▽

ハマー
「了解っす、先生!▽
 帝都一の調達屋の名にかけてっ
 ギアの所在、突き止めて
 ご覧に入れるっすよ!!▽

フェイ
「それじゃ、別々に行動しよう。
 俺は単独で、先生とハマーは
 一緒に行動……▽

ハマー
「兄貴、この俺っちを
 信用してないんすか?▽
 一人で行動したほうが
 俺っちとしては効率がいいっす!
 先生には悪いんすが
 足手まといっすよ、兄貴。▽

ハマー
「……つー訳なんで、
 この俺っちに
 任しといて下さいっす!

フェイ
「ハマーの奴……。▽

シタン
「…………。
 私達も行きましょうか。▽


ラティナ
「あっ、ちょっとフェイさん。
 ついさっきここを出て行った
 ハマー君から伝言があるわよ。▽
 一区切りついたら一般街の
 酒場『ワイルドキャット』で
 落ち会いましょうですって。
 いい、私はしっかり伝えたよ!▽


警備兵
「ここから先は、一般街区だ。
 貴様のようなD区画の囚人を▽
 あれっ? あ、あなたは……
 ……って、し、失礼しました!
 どうぞ、お通りください。▽


帝都警備兵
「これはバトリングキング殿。
 先の御前試合、感服いたしました。
 これまでの無礼、お許し下さい。▽
 北と南の一本道は帝都領土外へ
 中央はセントラル・キスレブ総統府
 その南東に位置するのが
 帝都-A区画でございます。▽


帝都警備兵
「この先は、
 帝都-A区画・東ゲートですが
 現在改装工事の為通行止めです。▽

帝都警備兵
「大変申し訳ないのですがゲートは
 他に西・北・南の3つ存在します。
 そちらからおまわり下さい。▽


▼煙突からディアナの家に入る

ちょっと、あなた達!
どこから入って来……

って、あれぇ?
あなた、D区画の……。▽

フェイ
「……?
 俺を知ってるのか?▽

シタン
「フェイ。
 貴方、まさか……。
 私のいない間にこの女性と?▽

フェイ
「ちょっ、
 ちょっと待ってよ、先生!?
 俺はなにも……▽

くすっ、あははは。
こんな格好じゃやっぱり
わかんないよね。▽

フェイ
「???▽

ほら、D区画の医者よ。
覚えてないかなぁ。▽

フェイ
「……!?
 きみか、D区画の!▽

そう、思い出した。
お久しぶりね。
あれっ、首輪取れたんだ?▽

シタン
「彼はあのバトリングで
 優勝したんですよ。
 今はもう囚人ではありません。▽

じゃあ、バトリングキング?
わぁ、すごいすごい!
やっぱり、強かったんだぁ。▽

それで、あなたは?▽

シタン
「これは失礼、初対面でしたね。
 私はシタン・ウヅキ。
 まあ、彼の保護者ですかね。▽

フェイ
「ほ、保護者ぁ……。▽

シタン
「いまは、帝都-D区画
 の医者を……▽

!?

ちょっと、待って!!

シタン
「えっ? あ、いや……
 その……。▽

もうっ! こんな時に
怪我をした患者がきたら
どうするんですか?▽
誰がその方の怪我を
みてあげるの?▽
医者としての責任を……
ウヅキさん、あなた。
持ってないんですか!?▽

シタン
「すっ、すみません。▽

フェイ
「…………。
 ちょっと、いいかな?▽

なにっ?▽

フェイ
「きみはここで医者を
 やってるのかい?
 ハマーにそう聞いたんだが。▽

ああ、その話ね。▽
帝都からの要請に従って
一般街の担当になったんだけど
医者は足りてるって……▽

人をバカにしてるよね。
で、いまは待機中。
余程のことがない限り
ず〜っとこのままかな……。▽

フェイ
「……こんなこと頼めた
 義理じゃないんだけど。
 D区画に戻ってくれないか?▽

D区画はウヅキさんが
担当でしょ。
いくらなんでもそれは無理よ。▽

フェイ
「そのことなんだけど。
 ……俺達、もうすぐ
 この帝都を離れるんだ。▽
 もちろん、先生も一緒に。
 だから……きみに
 D区画のこと
 お願いできないかな。▽

なにか事情があるのね……。
いいわ、D区画のことは
この私に任せて。▽
それと他にも
困ったことがあったら
いつでも来て、力になるから。▽

シタン
「すみません、後のこと
 よろしくお願いします。

フェイ
「すまない、恩にきるよ。


あっ、そうそう。
今度はノックをしてね!
そうすれば鍵開けるから。▽
来る度トイレからだと……
ねっ……、わかるでしょ!
間が悪いときだってさぁ。▽

フェイ
「……あっ、ああ。
 そうだな……わかったよ。
 で、ノックの回数とかは?▽

そうね、回数は……
『2回・1回・2回』
でお願い、いいよね?▽

フェイ
「わかった。
 2・1・2、……だな。▽

うん、そう。
じゃ、がんばってね。▽


兵士
「ここは、キスレブ総統府。
 許可なき者は、入ることは……▽
 ん! これはこれは、
 バトリングキングのフェイ殿では
 ありませんか。▽

兵士
「総統閣下がお待ちになっております。▽

兵士
「さあ。
 こちらへどうぞ。▽


リコ
「だれもいないな。▽

リコ
「思った通り、フェイ達を
 まねき入れるんで、警備が
 手うすになってやがるぜ。▽

リコ
「うーん……。
 さすがに正面からは、
 まずいか。▽

リコ
「上の通気口から入るか。▽


兵士
「ようこそ総統府へ。▽
 総統閣下の部屋は、
 エレベータで上がって、
 西側の階段を登った奥です。▽


ジークムント
「なんだね、きみたちは?▽

ジークムント
「!! ほう……
 きみがフェイくんか……。▽
 よく来てくれた。▽

フェイ
「あんたは……?
 なぜ、オレのことを知っている?▽

ジークムント
「ははは、これは失礼した。
 わたしはキスレブ総統府、
 総統ジークムントである。▽

ジークムント
「さっそくだが、
 我々と手を組む気はないかね。▽
 きみのちからが、ぜひ、必要なのだ。▽

リコ
「あ!

ジークムント
「!? むっ……▽
 きさまは、リコ!▽

リコ
「やべえ!

リコ
「また来るぜ! じゃあな……。

ジークムント
「……亜人め!
 警備兵!!
 侵入者を捕らえろ!

ジークムント
「まさか、君達が手引き
 したのではないだろうね。▽

フェイ
「い、いや……
 俺達は何も……▽


リコ
「うーん。
 下はまずいか……。▽

リコ
「とりあえず、あそこに隠れるか……。▽

リコ
「おい!
 総統閣下が、お呼びだぜ。▽

なに! 本当か。▽

おい! いいのか?

……ああ。▽
どうせこのドアは、奥様か
総統閣下でないと開かない様に
なっているんだ。▽


リコ
「なんだ、開くじゃねえか。


リコ
「んー、なんだこの部屋は……

リコ
「!? ……この匂い……。▽

リコ
「……どこかで……▽

リコ
「……あれは……いつだったか……▽


……さん。

……あさん。

かあさん。どうして、
となりのジェニちゃんには、
おとうさんがいるのに
ぼくにはいないの?▽

それはね、あなたのおとうさんは。
……なの……でね……


……さん。

……あさん。
……寝てなくちゃダメだよ。

いい? あなたの、おとうさんは
とても立派な……▽
だからあなたは、いつか……
おとうさんのあとを継いで……▽

ゴホッゴホッ……

!! かあさん、かあさん……


……さん。

……あさん。かあさん……

……ぼくなんだか、
ほかの子と違うんだ。

……ツメだってこんなに長いし
みみだって、ほら……。▽

……!! ……ああ……
そ、そんなことはないのよ……▽

……はすむかいのミヨちゃんが言うんだ。
おまえは人の子じゃないって。
大きくなったら亜人になるんだって。▽

ぼく……人じゃないの?
……かあさんの子じゃないの?▽
……いやだ、そんなのいやだー……▽

ああ……神様、どうぞ……この子を
お助け下さい……


「……出ていけ!!
 亜人の子は出ていけー!

うう……

ゴフッゴフッ……ゴフッ

!! わーん、かあさんが
かあさんが……


いいですか……よくお聞きなさい……
あなたはこれからは、……ひとりで……

……かあさん……
ぼくは……▽

ぼく?▽

オレは……?▽

リコ
「オレ……なのか……
 あの子供は……▽

リコ
「オレの子供のころの記憶……
 すっかり忘れていた……。▽


リコ
「……なぜ今になって
 思い出したんだ……▽
 この部屋は……?
 このかすかに残る匂い……。▽

フェイ
「おい! いるのか?
 ここを開けてくれ。▽

フェイ
「お前、総統府に侵入するなんて、
 何考えてんだ。
 ヤバいぞ……▽
 ……!? どうした?▽

リコ
「なんでもねえよ……。▽

リコ
「なんでもな……。▽


フェイ
「……!?

ジークムント
「きさま……。
 この部屋へどうやって入った?▽

リコ
「別に……。
 ただ入口から、入っただけだ。▽

バカな!
この扉はDNAを検知して、
開く仕組みになっているんだ。▽
そう簡単に、開くものか!▽

ジークムント
「……壊れていたんだろう。▽

ジークムント
「まあいい……。
 侵入者を連行しろ。▽
 管理委員会もバトリング規約違反で
 この男を探していたはずだ。
 処分は連中に任せればいいだろう。▽

はっ!
はっ!

リコ
「じゃあな……。
 また、いつか会おうぜ。▽

ジークムント
「……まさか……な……。▽

ジークムント
「あの男にはこの私の暗殺未遂の
 嫌疑がかけられていてね。▽
 帝都警備隊が捜索していた
 最中だったのだ。▽
 私は急用が出来たので
 これで失礼するが、
 君達はゆっくりとこの総統府内でも
 見学していってくれたまえ。▽
 ああそれと先程の件だが、
 良い返答を期待しているよ。▽

ジークムント
「では。▽


シタン
「そろそろハマーが情報を
 仕入れているころですね。▽

シタン
「ワイルドキャットへ
 行って見ましょう。▽


シタン
「集合場所は一般街の酒場
 『ワイルドキャット』でしたね。
 さあ、行きましょうか。▽


ハマー
「あっ、にきぃーーー。
 ギア情報しっかりこの耳で
 ゲットしたっすよー!!

ハマー
「へへっ、兄貴のギアの所在
 突き止めたっすよ。▽

フェイ
「……ちょっと待て。▽
(ここじゃ、その話は
 まずいだろ……。)▽

ハマー
「へっ?
 なんでっすか、兄貴?
 ギアの情……

ハマー
「ひぃっ!
 なっ、なんすか!?▽

シタン
「説明はあとです。
 まずは移動しましょう。▽

ハマー
「ちょっ、兄貴ぃー。
 せ、先生ぃー、どこ行くんす?
 ねぇ、聞いてるっすかぁ。▽

ハマー
「待ってぇーーーっす!


▼ディアナと再会した

フェイ
「すまない。
 他にこんなことを話せる
 場所がないんだ……。▽

いいえ、別に構わないわ。
久しぶりにハマー君
にも会えたしね。▽

ハマー
「あねさん、俺っちの事
 覚えてて下さったんすね。
 俺、かっ、感動したっす!▽

フェイ
「よしっ、ハマー。
 ギアの所在を教えてくれ。▽

ハマー
「えっ? ああっ!?
 そうっすよ、ギア。
 忘れるとこだったっす!▽


▼ディアナと再会してない

フェイ
「ここなら大丈夫だろう。
 さあハマー、
 ギアの所在を教えてくれ。▽


ハマー
「先生の予想通り、兄貴のギア。
 もう別の搬入ドッグに
 移送されたあとだったっす。▽

シタン
「それで、ヴェルトール
 は一体どこに?▽

ハマー
「そんでもって、現在は……
 D区画エリアの地下ドッグ。▽
 詳しく調べたんすけど
 潜入経路は2つ……。
 そのうちの一つはバトリング
 会場の中からしか行けないっす。▽

フェイ
「会場を経由しての潜入は
 まず無理だな……。
 で、もう一つの方は?▽

ハマー
「少々危険なんすが、
 輸送列車トンネルっす。▽
 トンネル内のダクトに潜入。
 あとはそのダクト内を
 うまくたどって行けば……▽
 地下ドッグにたどり着けるっす。
 ただ、構造自体がどうなって
 いるかまでは……
 すまないっす、兄貴。▽

フェイ
「……あのトンネルか。
 爆弾の件も解決したし、
 なんとかなるか。▽

シタン
「ですが、列車の通過時間
 などの問題もありますね。▽
 はたしてその輸送列車が
 うまい具合に
 通過してくれるでしょうか?▽

フェイ
「別に、今すぐって
 訳じゃないんだ……。
 じっくり計画をねろう。▽

フェイ
「……それでだ。
 悪いんだがハマー。▽
 輸送列車の通過日。
 それと時刻を調べてくれ。▽

ハマー
「了解したっす、兄貴。
 そんじゃっ、早速!▽

シタン
「私達もいったん
 D区画に戻りますか。▽


フェイ
「なんだ、あんた達は?▽

バトラー
「そう邪険にするなよ。
 あんたを待ってたんだ。▽

シタン
「待ってた?
 私達を、……ですか。▽

バトラー
「ちょっとでいいんだ。
 一緒に来てもらおうか……。▽

フェイ
「……また、くだらない
 洗礼の儀式でも
 やろうってのか?▽

アマゾネス
「ちょっと、ちょっと。
 待ちなさいって!?▽

アマゾネス
「私達はケンカを
 売ってる訳じゃないんだ。▽
 そんな言い方したら
 誤解されるじゃないか。
 ここは私に任せて……▽

バトラー
「わかった、すまん。▽

シタン
「……どうやら、
 争うつもりでは
 ないようですね……▽

フェイ
「…………。▽

アマゾネス
「……ここじゃまずいね。
 場所を変えよう。
 こっちだ、付いて来て。▽

シタン
「ここでこうしていても
 仕方がありません。
 行きましょう、フェイ。▽


フェイ
「……で、一体俺達に
 なんの用があるんだ?▽

アマゾネス
「キングを……、いや。
 リコ様を助けてくれ。▽

シタン
「助ける、キングを……?▽

フェイ
「ちょっと待て。
 どういうことだ?▽

バトラー
「ついさっきのことだ。
 宿舎のヴィジョンで流れた
 管理委員による臨時放送。▽

バトラー
「放送の内容はこうだ……▽
 今夜、元キングを
 総統暗殺未遂、及び
 B規約違反の罪とみなし……▽

闘技場内において、公開処刑を執り行う、……と。

フェイ
「確かにあいつは捕まって
 連行はされた、だが……。
 総統暗殺未遂、ってのは!?▽

バトラー
「委員会の連中さ……。
 キングの存在が
 邪魔になったんだろう。▽

シタン
「……B・管理委員が?▽

アマゾネス
「B・管理委員会は
 そのほとんどが『教会』の
 人間で構成されているんだ。▽
 昔はキスレブ帝都での
 政治的発言権も
 かなり高かったらしい……。▽
 ところが、現総統のジークムントは
 政府内の『教会』勢力のほとんどを
 放逐してしまったんだ。▽

バトラー
「おまけにここ数年……、▽
 総統は兵員増強の為か、『教会』の
 運営するバトリングに対しても
 口を出すようになっちまった。▽

バトラー
「えんかつなバトリング運営の為には
 総統が邪魔になったんだろう。
 そこでキングに……▽

フェイ
「なぜリコに……?▽

アマゾネス
「リコ様は、
 もともとこの街の生まれ……。▽
 ジークムントによる亜人排斥が
 盛んだった幼い頃、
 この街を追われたのです。▽

アマゾネス
「リコ様は総統と
 キスレブの街を憎んでいたんだ。▽

フェイ
「それでリコに
 目を付けた訳か……▽

バトラー
「キングは過去何度も
 総統暗殺の機会を
 うかがっていたんだ。▽
 先日の競技終了後に起きた
 観覧席の突入事件は
 事故を装ってのこと……。▽

アマゾネス
「でも、それも失敗。
 事の露見を恐れた委員会は
 リコ様を……▽

バトラー
「キングは委員会に
 いいように操られているんだ。▽
 頼む、フェイさん!
 キングを助けてくれ。▽

バトラー
「いまじゃ、あんたが
 バトリングキングだ、でも
 俺達にとってのキングは……

ハマー
「あっ、にきぃーーー!!
 居るっすかぁー。

ハマー
「輸送列車の時刻。
 それと日時の情報!
 しっかりゲットしたっすよ!

ハマー
「……あや?
 なんすか兄貴、こいつら?▽

フェイ
「ちょっと待っててくれ。▽
 ハマー、輸送列車の件
 を聞かせてくれ。▽

ハマー
「へっ? あの……
 いいんすか?
 部外者が……?▽

シタン
「構いません、
 彼等は味方です。▽

ハマー
「えっ、そうなんすか?▽
 んじゃ、遠慮なく……
 輸送列車は定期的に
 補給物資を輸送してるっす。
 こりゃ、常識っすね……▽
 そんでもって
 次の輸送日なんすが、
 なんと今夜となってるっす!▽
 ……まあ、
 これは置いときやしょう。
 んで、次の輸送……▽

フェイ
「ハマー、今夜輸送列車が
 ここを通過するのか?▽

ハマー
「はい? 今夜っすか。
 一応、ここ通過するっすね。▽
 あっ、でも兄貴。
 じっくり計画たてるんすから
 今夜はまず無理っすよ!▽

フェイ
「……状況が変わった。
 その話はもうなしだ!
 今夜、作戦決行だ!!▽

ハマー
「そうっすかぁ、……って?
 ちょっ、本気っすかぁ?▽

シタン
「……貴方、外でなにか
 気になった情報とか
 ありませんでしたか?▽

ハマー
「そういえば……、
 リコの旦那の話で
 宿舎が盛り上がってたっすね。▽

シタン
「詳しい情報は知りませんか。
 そのキングが今夜、会場で
 公開処刑されるそうです。▽

ハマー
「リコの旦那が
 処刑……、それほんとっすか?▽

フェイ
「おまえ確か、もう一つルートが
 あるって言ってたよな?▽

ハマー
「へっ?
 ああっ、あの会場内からの
 ……って、兄貴、まさか!?▽

フェイ
「そのまさかさ、そこから逆に
 バトリング会場へ出ることが
 可能って訳だよな……。▽

シタン
「なるほど、それなら
 キングを助けることが
 出来るかもしれない……。▽

フェイ
「先生。▽

シタン
「ええ、……なんとか
 なるかもしれませんね。▽

ハマー
「ちょっ、待ってっす!?▽
 なんとかなるって……
 まさか、バトリング会場に
 乱入する気っすか?▽

フェイ
「どっちみち、脱出するには
 会場を経由するんだ。
 同じことさ、……だろう?▽

アマゾネス
「そ、それじゃ……?▽

フェイ
「気にするな。
 ギア奪取の際にやることが
 一つ増えただけさ。▽

シタン
「後は私達に任せて下さい。
 それと、貴方達は今夜
 闘技場に行ってください。▽
 私達は帝都を離れますし。
 それに関わったとあっては
 貴方達がどうなるか
 わかりませんからね……。▽

バトラー
「キングを、……頼む。

アマゾネス
「こんなこと、
 頼んですまない……。

バトラー
「感謝する……。▽
 それと、こいつを
 受け取ってくれ。▽

2000Gを受け取った!▽

フェイ
「ハマー、おまえは
 どこかに身を隠しておけ。▽
 俺は、会場脱出の際に
 そのままギアでひと暴れする。
 それを見計らって帝都脱出。
 ……わかったな、ハマー?▽

ハマー
「わかったっす!
 飛び切り派手なの
 お願いしやすよ、兄貴!▽

フェイ
「列車時刻まではまだ、
 ……時間があるな。▽

シタン
「準備が万全なら、それまで軽く
 寝ておいたほうがいいですね。▽


シタン
「ちょっと、フェイ。
 準備などは万全なんですか?
 もう後には引けませんよ。▽

フェイ
「えっ、ああ、……そうだな。

→まだやることがあるよ

シタン
「……そうですか。
 では行きましょうか。
 余り時間はないですしね。▽


→大丈夫、準備は万全だ

シタン
「……列車時刻まではまだ
 時間がありますね……。
 ここで少し休みましょう。▽


▼休もうとする

シタン
「そんな暇はありませんよ。
 急がなくては……。▽


シタン
「目指す展望塔はあそこです。
 急ぎましょう、フェイ!


▼D区画外、地下水道へ行こうとする

シタン
「……フェイ。
 どこへ行くんですか?▽
 輸送列車の到着時間が
 迫ってるんですよ。
 ……急がなければ。▽

フェイ
「ああ、ごめん先生。
 ……展望塔へ急ごう。▽


バトラー
「すまない、キングのことが心配で
 結局ここから離れられなかった。
 リコ様のこと、頼む。▽


アマゾネス
「……ごめんよ。
 私は……、闘技場には行けないよ。
 ダメと言われてもこればかりは。▽
 さあ、もう時間だよ……。
 今夜の輸送列車がもうじきここを
 通過する……、成功を祈る。
 また……、生きて会えたらいいな。▽

アマゾネス
「ほら、もうすぐ来るよ。
 話てるヒマなんてないだろ。▽


▼飛び乗り失敗

……行っちゃった。

シタン
「……行っちゃいましたね。

シタン
「さあ、フェイ。
 もうすぐ列車通過時間です。
 展望塔はこの上、急ぎましょう。▽

フェイ
「ここから、列車通過と同時に
 飛び降りるのか……。▽


▼列車前に立つ

進路上・熱源探知
 動力機関停止。

  警告シマス・速ヤカニ
進路上ヨリ・退去シテ下サイ。


フェイ
「うわあっ!!
 なんだっ!?


▼子供と話してない

シタン
「ふ〜、今のは危なかったですね!
 振り落とされるところでした。▽

フェイ
「ガキどものイタズラのせいだな!
 監視の爺さんがいないとすぐこれだ。
 ったくしょうがねぇなぁ。▽

シタン
「イタズラ好きの誰かさんが
 言うセリフじゃないですね。▽

フェイ
「ん?
 なんか言った?▽

シタン
「ま、とにかく
 このまま乗っていれば
 大丈夫でしょう。▽
 まずは作戦成功と
 言ったところですね。▽

フェイ
「何の音だ?▽

シタン
「連結器が……!
 フェイ、早く
 飛び移りましょう!!▽


▼子供と話した

フェイ
「ったくガキども!!▽

!!

シタン
「またっ……!
 フェイ、早く
 飛び移りましょう!!▽


▼飛び移り失敗

行っちゃった……。


フェイ
「せ、先生……どうしよう。▽

シタン
「作戦は失敗……ですか。
 さすがに時間を戻すなんて
 ことは出来ませんから……▽

フェイ
「すまん、リコ……

※上記の 「さあ、フェイ。 の台詞へ


▼列車から落ちる

うわあああああああ
 ああああぁぁぁ
  ぁぁぁぁぁ
   ぁぁぁ

※上記の 「せ、先生……どうしよう。 の台詞へ


シタン
「この列車、相当ガタが
 来ているようですね。
 危ないところでした。▽

フェイ
「ギアドックに着く前に
 脱線したりして……。▽

!!▽

シタン
「この車両も危険です!
 早く先頭車両へ!!▽


シタン
「一難去ってまた一難……
 とはこの事ですね。▽

フェイ
「なんだか頼りない列車だな。▽

シタン
「そろそろギアドックに通じる
 通気口が見えてきます。▽

シタン
「行きますよ!!


シタン
「誰か来ます。
 隠れましょう。▽

毎日毎日、仕事仕事。
何か面白いことはねえもんかな。▽

全くだ…▽
おお、そういやこの前負けた
チャンピオン、どうやらバケモンと
カードを組まされたらしいぜ。▽

そいつぁ見ものだ。
仕事なんざ、ぱっぱっと片付けて
見に行こうや。▽

おう、そうだな。
こんなことでもなきゃあ、
やってられねえからな。▽


シタン
「人がいるようですね。
 ここから入らない方が……。▽


▼覗き穴1(ヴェルトール発見)

フェイ
「!
 あれは…▽


▼覗き穴2(小銭を落とす兵士)

あっ。▽

おまえ、何やってんだ?
先に行くぞ。▽

あーーっ、もういいや!


▼覗き穴3(ミニギア好きの兵士)

警備はヒマそうでいいよな。▽

ま、いつもヒマってのも
考えものだがな。▽

ところでおまえ、
さっきから何やってんだ?▽

え、い、いや、
なな、何でもないよ。▽

ふーん……ま、いいけどよ。▽


「!▽


おい、マスターキーは
ちゃんと棚にしまっとけよ。▽

へい、わかりやした。▽

これでよし、と……▽

おおい、聞いたか。
元チャンプとバケモンのバトルが
始まるぜ。▽

お、もう始まるのか。
そりゃ見に行かない訳にゃ
いかねえな。▽


 マスターキーを手にいれた。▽

シタン
「ちょっと待って下さい、
 フェイ、これは……▽

フェイ
「どうしたんだ?
 先生。▽

シタン
「これは、ギアのHPを30%
 回復させる事の出来る
 パーツですよ。▽
 これを装備しておけば、
 バトル中、“特殊装置”の
 コマンドで使うことが
 できるスグレモノです。▽
 でもその代わり、その時に
 燃料が消費されます。
 注意しないと……▽

フェイ
「ギアを取り戻さないと
 そんなの関係ないだろ、
 先生。▽
 せっかく人が
 いなくなったんだから、
 早く行こう。▽

シタン
「あ、ああ、すいません。
 つい、いつものくせで……。▽
 まあ、もらうだけ
 もらっときましょうか。▽

フレームHP30を手にいれた。▽


 ミニギアを手にいれた。▽

忘れ物、忘れ物、と……▽

ん!?▽

お、おまえ、お、俺の
スーパーウルトラ
グレートデリシャス
エクセレント超絶
ダイナマイトボンバー
スベシャルDX
ビューティホー
ワンダホー
激レア狙撃買い
完全合体無敵変形
俺の家のガラスケースに
飾ろうと思って
すっげーー大事にしてた
ミニギアをーーー!!▽

ど、泥棒だーーっ!!▽


リコ
「生身でバトリングとは……な。
 ジークムントめ……
 この俺を殺す気らしいな。

リコ
「…………?
 ……気のせいか。▽


リコ
「気のせいじゃない……。
 なんだ……、この振動は?▽


リコ
「ギアの振動とは違う……
 まさか……な。▽

リコ
「あ、あいつは……
 ランカーじゃねえか!?

リコ
「くそっ、冗談じゃねえ!!
 こんな奴とギアもなしに
 生身で戦えというのか!?

リコ
「なんだ?
 ……ギアの飛行音!?

リコ
「あの黒い機体は、奴の……!?

フェイ
「うおおおぉぉぉーーーー!!



    

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