台詞集

安らぎ 海流のなかの孤児たちと




……。▽

エリィ
「フェイ、ごめんなさい……。▽


メイソン
「ああ……。
 異教の民の我々にこのような
 施しを授けられる……。▽
 神はなんと
 寛大なのでしょうか。▽


シグルド
「そうか、フェイ君は
 このまま安静にしていれば
 治るのだな。安心した。▽
 孤児院は『教会』本部から
 南東にあるそうだ。▽


ビリー
「ああ、これはようこそ。
 フェイさんの
 その後の具合はいかがですか?▽

エリィ
「ええ、おかげさまで。
 まだ意識は戻ってないけれど、
 そのうち目醒めるだろうって。▽

ビリー
「そうですか。
 それは良かった。▽

エリィ
「あの、ビリーさん。
 フェイのこと、なんとお礼を
 言ったらいいか……。▽

ビリー
「お礼なんていいんですよ。▽
 たとえ信ずる神が違っても
 救いを求めている方々を
 放ってはおけませんからね。▽

エリィ
「本当に、ありがとうございました。
 ところで、ここの孤児院は
 あなたが……?▽

ビリー
「子供しかいないので
 驚いたでしょう?▽

ビリー
「実は僕たち兄妹も小さい頃から
 両親がいませんでした……。▽
 僕らと同じ思いはさせまいと
 身寄りのない子供たちを集めて
 孤児院を開いているんです。▽

ビリー
「みんなとっても元気ですし、
 『教会』の教えもきちんと
 まもってくれます……。▽
 時には僕の仕事まで手伝ってくれる
 いい子ばっかりなんです。▽


▼バルトがいる

シグルド
「若っ!!
 ユグドラシルのレーダーが
 巨大な艦影を捉えました!!▽

バルト
「何!?
 またぞろゲブラーか!?▽

シグルド
「それは判りませんが、
 毎時10レプソルで南下中です。
 とにかくブリッジへ。▽

バルト
「ああ、わかった。
 すぐ行く。▽


▼バルトがいない

シグルド
「ヒュウガ!
 ユグドラシルのレーダーが
 巨大な艦影を捉えた!!▽

シタン
「またゲブラーですか!?▽

シグルド
「それは判らんが、
 毎時10レプソルで南下中だ。
 とにかくブリッジへ来てくれ。▽

シタン
「分かりました。
 あとで行きます。▽


おっ、そこの黒くて白いの。
お前、シグルドか!?▽

シグルド
「黒いだの白いだの、
 いきなり無礼な!
 何者だ、おまえは!▽

シタン
「あ……、パッと見では
 ピンと来ないでしょうが、
 先輩ですよ、シグルド。▽

シグルド
「せ、先輩!?
 ジェシー先輩!?▽

ビリー
「シ、シグルド兄ちゃん!?▽


▼バルトがいる

バルト
「シグルド兄ちゃんだぁ!?▽


ジェシー
「コハク色のハダに銀髪なんて
 男ぁ滅多にいないからな。▽
 なんなんだ、お前ら。
 今頃ガン首揃えてゾロゾロと!▽

シタン
「まぁ、成り行きといいますか……▽

シグルド
「色々ありまして……▽

ジェシー
「まぁ、詳しい話は飲みながら
 ジックリと聞かせてもらおうか。▽
 それにしても……今頃になって
 なんでこう集まるかねぇ。▽

ビリー
「シグルド兄ちゃん、
 久しぶり……
 どうしたの、その片目?▽

シグルド
「ビリーか……
 大きくなったなぁ。▽
 その笑顔、
 ラケルさんにそっくりだよ。▽


▼バルトがいる

バルト
「おいっ! おいおいおいおい!
 お前、なんだよ!
 俺の部下に馴れ馴れしい!▽
 な〜にが
 “シグルド兄ちゃん”だ。
 可愛い子ぶってんじゃねーぞ!▽

ビリー
「君こそ、なんでシグルド兄ちゃんに
 そんなに偉そうなの?
 何様のつもり?▽

ジェシー
「ビリー。
 シグルドの身内に
 ケンカ吹っかけるんじゃねえ。▽
 悪ぃな、小僧。▽

シグルド
「若、ソラリスユーゲントで、
 エレメンツ候補生であった私の
 管理責任者が先輩だったんです。▽
 私は先輩の家に
 間借りしていたんですよ。▽

ジェシー
「こいつはそん時、まだオシメも
 取れてなかったもんだから、▽
 いまだに甘えん坊が
 抜けてなくてな。▽

ビリー
「君はまだ、オシメも
 取れてないんじゃないの?▽

バルト
「てめえなぁ!
 なんでそうも俺に突っかかるよ!▽


ジェシー
「さて……と、そんじゃ
 早速、パァ〜っと
 飲みに行くとするか!▽

シグルド
「飲みに行くと言っても
 一体どこで……。▽

ジェシー
「何言ってやがる。
 お前の潜水艦にだって、バーの
 一つや二つ、あるんだろう?▽

シグルド
「わ、私は少し頭痛がするので……。▽

ジェシー
「なんだとっ?
 そりゃいいぜ。▽
 そんなもん酒でも飲みゃ
 一発で吹き飛ぶ!▽

シタン
「どうする……?▽

シグルド
「あの人のことだ、
 断わったところで……。▽

ジェシー
「てめぇら何してんだ、
 とっとと来い!▽

シグルド
「ほらな……。

トホホ……。

ビリー
「ボクもちょっと……。
 適当にくつろいでいて下さい。▽


▼バルトがいる/いない

バルト
「シグの言ってた“巨大な艦影”って
 一体何だ……?▽

エリィ
「シグルドさんの言ってた
 “巨大な艦影”って
 一体何かしら……?▽


▼シタンがいると交代

シタン
「みなさん、すみません。
 ちょっと席をはずします。▽

バルト
「しゃねぇなぁ、
 俺が入ってやるか。▽

リコ
「しょうがない、
 ちょうどヒマを
 持てあましてた所だ。▽


!!

ビリー
「何かご用でも?▽

ビリー
「僕は人をお迎えしなければ
 ならないので失礼します。▽
 くれぐれも勝手に人の部屋を
 探るようなまねは
 しないで下さい。▽


!!

わ〜い!!
ストーンのおじさんだぁ〜!!▽

ストーンのおじさん
「よしよし、
 みんな元気にしてたかい?▽

うん!!

は〜い!!

モチ!!

うぃ〜す!!

ビリー
「ストーン司教!!▽

ストーン司教
「やぁ、ビリー君!▽

ビリー
「いつもお忙しい中
 ご苦労様です。▽

……。

ストーン司教
「そちらの方々は?▽

ビリー
「この方たちは異国からの
 旅人たちです。▽

ストーン司教
「ほう……。
 ところで先程
 連絡した件ですが……。▽

ビリー
「はい。
 仕事ですね……。▽

ストーン司教
「そうです。▽
 以前から行方不明になっていた
 『教会』の物資輸送船の行方が
 判りました。
 ですが、何の応答も無く……。▽

ビリー
「……ということは?▽

ストーン司教
「ええ。
 恐らくは、また死霊に。▽
 ビリー君、いつものように
 お願いできますか?▽

ビリー
「はい。
 わかりました。
 お任せ下さい、ストーン司教。▽

ストーン司教
「それではお願いします。
 場所はここから北東。
 ですが気を付けて下さい。▽
 この近海は海流の流れが速く、
 近隣のサルベージャー達ですら
 なかなか近づこうとしない程
 危険な海域です。▽
 出来れば大きな船か何かで
 向かった方が良いのですが……。▽

バルト
「おい、それってさっき
 シグの言ってた“巨大な艦影”の
 ことじゃねぇか?▽

ビリー
「さあ、それと同じものかどうかは
 判らないけど。▽

バルト
「話を聞くに、そこは海流の流れが
 速くて小さな船じゃあ
 危険な海域なんだろ?▽
 その点、俺のユグドラシルなら
 安全だ。
 どんな大波も潮の流れも、
 ものともしない。▽
 フェイを助けてもらった
 恩もあるしな。
 乗ってけよ。
 そこまで送ってってやる。▽
 なんだったら、その仕事って奴を
 手伝ったっていいんだぜ?▽

エリィ
「そうね、フェイの事では
 本当、お世話になったものね。▽

ビリー
「気持ちはありがたいけれど、
 君達には関係のないことです。
 僕一人いれば十分です。▽

エリィ
「でも、その場所って
 危険な所なんでしょ?
 何か私達に出来ることがあれば……▽

ビリー
「しかし、関係のない人を
 巻き込むわけには……。▽

ストーン司教
「ビリー君、人の善意を
 無駄にしてはいけません。▽
 表の潜水艦は彼らのものでしょう?
 ここは彼らに協力を願った方が
 いいのでは……。▽

ビリー
「……。
 しかし、司教!▽

バルト
「そうそう、
 旅は道連れ世は情けってね。
 手伝うぜ!▽

エリィ
「ビリーさん、
 仲間は多い方がいいじゃない!▽

ビリー
「……。▽
 そこまでおっしゃってくださるなら
 お願いします。
 申し訳ありません。▽

ストーン司教
「私からも礼を言います。
 ではビリー君、
 旅の方々、気をつけて。▽
 無事、仕事が終わったら
 『教会』本部へ報告しに来て下さい。▽

ビリー
「了解しました。▽

ビリー
「申し訳ありません。
 それでは明日向かうことに
 しましょう。▽
 仕事の準備が出来たら
 すぐに参りますから
 先に乗り込んでいて下さい。▽
 仕事の詳しい話は
 道中にでも……。▽


ストーンのおじさん、
だ〜いすき!!▽


なんでプリメーラは
ストーンおじさんと
遊ばないのかなぁ。
すげぇ面白いのに……。▽


ビリー兄ちゃんは
ストーンのおじさんを
ソンケーしてんだって。
オレもソンケーしようかな。▽


ストーンのおじさん、
もっと遊びに来ないかナぁ。▽


ビリー
「申し訳ありません。▽
 仕事の準備が出来たら
 すぐに参りますから
 先に乗り込んでいて下さい。▽
 仕事の詳しい話は
 道中にでも……。▽



    

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