台詞集
バベルタワー 天にとどく道
ジェシー
「しっかし、すっかり
やられちまったなぁ、『教会』も。▽
相変わらず無茶苦茶しやがるぜ、
あそこは。▽
シタン
「そろそろ本当の事を話した方が
良いんじゃないですか、先輩?▽
ただ飲んだくれてケンカ売って
歩いてた訳じゃないんでしょう?
ビリー君だってそれを
知りたいはずです。 ねぇ?▽
ビリー
「ええ、その方が僕もスッキリします。
親父が僕の事を心配してくれていた
ことはとりあえず解ったけど……。▽
その親父に振り回されていた
僕の気持ちの整理は
まだついていないんだ。▽
ジェシー
「なんだ
その“とりあえず”ってのは?▽
ビリー
「プリムがしゃべれるように
なったのはうれしいけど
親父の名前しか呼ばないし……。▽
今までプリムの面倒を見てきたのは
この僕だってのに……。
なんだってんだ……。▽
シタン
「まぁまぁ……ビリー。
きっと恥ずかしいんですよ。▽
その内あなたの名前も
呼んでくれますって。
うちの娘なんて父親の名前すら
呼ばないんですよ。▽
シタン
「……で、先輩。
一体何の為に
単独で動いてたんです?▽
ジェシー
「ちっ、しゃあねぇなぁ。
ま、こっから先はお前さん達の力を
借りにゃならんかもしれんし……。▽
ジェシー
「いいだろう、話してやるよ。
シラフで、ってのも気がきかねぇから
ガンルームへ行くぞ。▽
ジェシー
「俺は、ソラリスにいた時分、
カレルレンの指揮の下、極秘裏に
進められた計画の存在を知った。▽
それがM<マラーク>計画。
その計画を進行させる為に、
多くの地上人が『教会』によって
集められ、実験体に。▽
まぁ、それが死霊<ウェルス>
だった訳だが……。▽
ジェシー
「ソラリスのやり方に嫌気が
さしていた俺は、
計画の真相を探った。▽
やがて、計画の中心となる科学者が
M計画の真相を試作ギアに移し、
娘ともども脱出させた事を知った。▽
……が、それが俺がつかんだ
最後の情報だった。▽
ジェシー
「俺は、それを知ったがために
妻のラケルとビリーを連れ
地上に身を隠した。▽
以後、俺はそのギアと少女の行方を
追っている。▽
ジェシー
「んでだ、やっとこ
そのギアと科学者の娘が
シェバトにいるらしい……▽
ってとこまでは突き止めたんだが、
いかんせんそのシェバトへの
行き方はおろか、
連絡の取り方すらわからねぇ。▽
ま、今までソラリスですら
手が出せなかった程、
強固な障壁にまもられてた所だ。
当然といやぁ当然なんだが……。▽
その少女、もしかして
マリアとかいう名前では?▽
ビリー
「あ、お二人とも
もういいのですか?
まだ安静にしていなくては……。▽
シェバト工作員
「いえ、おかげさまで
ようやく立って歩くぐらいは
出来るようになりました。▽
フェイ
「オレももう大丈夫だ。▽
ジェシー
「マリア……、か。
その少女の父親の名前、
ニコラとかいう名じゃなかったか?▽
シェバト工作員
「いえ、さすがにそこまでは。
しかし、ギアと少女の話は
耳にしたことがあります。▽
ジェシー
「うむ、間違いねぇ、そいつだ。
巨大ギアはシェバトにある。▽
ジェシー
「……で、シェバトに行く方法は?
何か連絡手段とかないのか?▽
シェバト工作員
「残念ながら
捕らわれの身であった私には
通信をする手段すらありません。▽
そうか……。▽
!!
シェバト工作員
「方法がないでもありません!
本来、シェバトはバベルタワーの
頂上部にあった都市なのです。▽
塔の頂上部にはシェバト本国との
通信施設があるらしいです。
それが現在も残っていれば……。▽
シタン
「うーん。▽
『教会』によって
塔が封印されていた事を考えると、
その施設も破壊されている可能性が
高いですね。▽
ジェシー
「またお前はそういう
悲観的な事を……。▽
シタン
「私は現実的なものの見方をしている
だけですって。▽
……。▽
バルト
「行ってみるしかなさそうだな。▽
どの道、ゲートが存在する以上、
ソラリスの影響下からは
出られない。▽
ってことは、たとえシャーカーンから
アヴェを取り戻せたとしても
大団円という訳にはいかねぇ。▽
シタン
「その謎の計画というのも
気になりますね……。▽
地上から集められた人間を使った
秘密裏の計画ですか……。▽
フェイ
「しかし、その計画にしろ、
『教会』にしろ、ソラリスは一体
地上の人間を何だと思っているんだ!▽
フェイ
「……あ、すまない。
エリィたちの国だってこと、
すっかり忘れてた。▽
エリィ
「国は国、私は私。▽
私は何かが間違っていると
思ったから、
自分の意志でここにいるだけ。
だから気にしないで。▽
フェイ
「とにかくダメでもともと、
行ってみよう。▽
『教会』で発見された記録、
ビリーの親父さんの言った事、
それらの真相を確かめる必要はある。▽
それに個人的にも俺はシェバトに
行かなきゃならない。▽
フェイ
「善は急げだ!!
さぁ、早速バベルタワーへ
向おう!▽
「戻ったか……
それで?
目当てのものは
あったのか?▽
カレルレン
「ああ。
ナノマシンの群体。
手に入れたよ。▽
「酔狂なことだな。▽
「それよりM計画、
進んでいるであろうな?
我等には、より完璧な
肉体としもべが必要なのだ。▽
「ここに至るまで、
あまりの年月を重ね過ぎた。
予想され得る文明の到達点、
見誤る訳にはいかん。▽
「我等は、“母”の為に
存在しているのだ。▽
カレルレン
「ふん。▽
自らのエゴを存続させる為、
一時は“創造主”である
その母ですら売った貴様らの
言う台詞か……。▽
「あれは……過去の愚行。
肉体の呪縛に囚われていた
時のこと……。
現在<いま>は違うよ。▽
カレルレン
「貴様らの指図は受けん。▽
過去、肉体を失った貴様らを
そのSOL-9000上のデータとして
復活させてやったのが誰か、
忘れた訳ではあるまい。▽
ヒトにとっては
永遠とも思える年月も、
神にとっては瞬きの一瞬。
臆することなど、ない。▽
シグルド
「下のギアショップに新たに
パーツが搬入されているので
のぞいてみてくれ。▽
フェイ
「あれは……▽
フェイ
「何かの中継基地の様だ。▽
フェイ
「ここは、上層部に行くための
中継基地らしい。▽
フェイ
「この部屋で制御するのか?▽
フェイ
「ここから入れそうだ。▽
フェイ
「一度下に降りると、
戻れそうにないな……。▽
フェイ
「ここの制御システムは、
まだ生きているみたいだ。▽
フェイ
「ここから入れそうだ。▽
フェイ
「やっぱり、ここは中継基地の
コントロールルームの様だな。▽
フェイ
「その辺、適当にいじって
みるか……。▽
フェイ
「おっ……。▽
フェイ
「ここから、上の部屋に
行けそうだが……。▽
フェイ
「うーん……、手すりを伝って行くには
ギアから降りるしかないか……。▽
フェイ
「うん?▽
フェイ
「運転席は、となりみたいだな。▽
フェイ
「これか?▽
フェイ
「お!
起動したぜ。▽
フェイ
「よし。いくぜ!▽
フェイ
「一体どこまで登るんだ?▽
フェイ
「む!
外壁にでるぞ。▽
フェイ
「砲撃? どこからだ。
フェイ
「クソ! 線路をやられた。
外に出るぞ!
フェイ
「あれは!▽
フェイ
「ゲブラー艦!?▽
フェイ
「あの機体は!?
ラムサス
「待っていたぞ、フェイ。▽
先日は海中という状況と、
思わぬ裏切り者の助勢によって
不覚をとったが、
今度はそうはいかん。▽
貴様らをここから
上に行かせはしない。▽
フェイ
「やつら、何故俺達が
ここにいるって……▽
▼エリィがいる
エリィ
「識別コードも発信器も外したのに。▽
フェイ
「後ろは壁、逃げ場なし。
こりゃ戦うしかなさそうだな……。▽
フェイ
「来るぞっ!▽
ラムサス
「ま、まだだ! まだ終わらせん!▽
ミァン
「いけません閣下!
撤退します!▽
ラムサス
「離せミァン!
こ、ここで退いて……
なるものかっ!!▽
ぐふっ!▽
ミァン
「そのお怪我では無理です!▽
ミァン
「ブリッジ! 退路確保!
主砲軸仰角0.8! 援護射撃30!
撃って!!▽
ミァン
「上!?
まさか……!?
ブリッジ!▽
時空震、震度8!
巨大な構造体が転移してきます!▽
ミァン
「……やはりシェバト!
180度急速回頭!▽
全艦全速!
この場から撤退します!▽
フェイ
「……何だ? 今のは?
▼エリィがいる/いない
エリィ
「上空からの攻撃みたいね。
行ってみましょう。
フェイ
「上空からの攻撃のようだったが?
……行ってみるか。
フェイ
「この下の扉は、
入れるんじゃないのか?▽
ドアはロックされている。▽
フェイ
「さっきの扉の部屋で、
制御しているんじゃないのか?▽
フェイ
「通信機能は、生きているみたいだ。▽
フェイ
「なんだ!?▽
自動修理ロボ
「ガー……ピー……
ネンリョウ、ホキュウスルカ?▽
→たのむ
→やめた
自動修理ロボ
「ガー……ピー……
マイド、マタドウゾ。▽
フェイ
「ここから上に、登れそうだが……。▽
→登る
→やめた
フェイ
「て、天井が……ない。▽
▼エリィがいる
エリィ
「以前、ここにシェバトがあったって
話、本当の様ね。
見て、周囲を。▽
エリィ
「巨大なものがパージされた跡が
あるわ。▽
▼エリィがいない
フェイ
「以前、ここにシェバトがあったって
言ってたな。▽
フェイ
「巨大なものがパージされた跡が
ある……。▽
フェイ
「そうだ!
通信施設は?
近くに何かないか?▽
▼エリィがいる
エリィ
「他には何も見あたらないけど…。▽
エリィ
「フェイ! 上!
何かが接近してくるわ!
……ギアよ!
▼エリィがいない
フェイ
「……む!
上か!▽
フェイ
「ゲブラー……!?
謎の少女
「ここから先はシェバトの領域です。
それを侵すものは、何人であろうと
私とこのゼプツェンが排除します。▽
フェイ
「ちょっと待ってくれ。
俺達はただ……▽
謎の少女
「行きます!!▽
そこまでです。マリア。
その方々をこちらに。
謎の少女
「はい。ゼファー様。
空中都市シェバト
謎の少女
「ごめんなさい。
あなた方の力を
試させていただきました。▽
謎の少女
「上へ。
女王がお待ちです。▽
「……役立たずが。
シェバトとの接触を
許すとは……。▽
「シェバトには“アニマの器”が
在るはずだ……。
我等の準備が整う前に同調されると
いささか厄介だぞ。▽
「我等の憑代の型、
合わなければ
意味がない。▽
「シェバトごと
葬り去るか?▽
「“アニムス”は
どうする?▽
「他にもある。
今は過ちを繰り返さぬよう
万全の対応を。▽
「シェバトのゲート、
どう処理する?
あれがある限り
侵入出来ぬぞ。▽
「なに、
アハツェンの重力子砲で
空間の歪みを補正すれば
よいだけのこと。▽
「アハツェン?
出せるのか?▽
「再教育は済んだ。
いけるよ。
降下部隊の編制も
終了している。▽
「人体への影響は?▽
「調整済みの、
71式降下兵ならば
問題ない。▽
「それは楽しみだ。▽
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