台詞集

出会い 緑の森の少女




アベル
『ねえ、待ってー!
 ボクをおいてかないでー、待ってよーぉ』

エリィ
『ひとりじゃさみしいものね』

エリィ
『……ェイ、フェイ、フェイ……ッ!』


フェイ?▽

エリィ
「……起きた?▽


●案内板1

←登り口

 !ガケに注意!▽

●案内板2

←ラハン村
     アヴェ→
!注意・転落多し!▽


エリィ
「ねぇ……▽

エリィ
「昨日言ってたでしょ?
 俺は生きている価値がないって。
 あれってどういうこと?▽

フェイ
「なぜそんな事を聞くんだ?▽

エリィ
「え? だって、あの時のあなたって
 まるで自殺志願者のような
 顔をしてたもの。▽
 気になるでしょ?
 そんなこと言われたら。
 どうしてこの樹海の中を
 さまようことになったの?▽

フェイ
「そういうエリィは
 何故ここに?▽

エリィ
「えっ? わ、私は……▽

フェイ
「俺は……逃げてきた……
 村から……逃げて来たんだ……。▽

エリィ
「村? 村って……まさか……▽

フェイ
「この樹海と山頂との間にある
 ラハンって村さ。
 そこから逃げてきたんだ。▽

エリィ
「あの村に……!?▽

フェイ
「のどかな、いい村だった。
 村のみんなは、よそ者の俺にも
 家族同然に接してくれた。▽
 それがあの夜、何機ものギアが
 突然降りてきて戦闘を始めたんだ。
 村は火の海になってしまった。▽
 俺は村のみんなを救おうとして、
 放置されてたギアに乗った。
 動かし方も知らないのにな。▽
 ただそうすればなんとかなると
 思った……いや……そうしろと
 誰かがささやいたんだ。
 そうしろって……。▽
 けど、結局なんともならなかった。
 村は……▽

エリィ
「キスレブ軍に壊滅させられた?▽

エリィ
「フェイ……?▽

フェイ
「……そうじゃない。
 村を壊滅させたのは……俺さ……。▽

!?

フェイ
「そう。
 俺がこの手で破壊したんだ。
 きっと……▽

エリィ
「……破壊したって、どういうこと?
 村の人達を助けようとしたんじゃ
 なかったの?▽

フェイ
「助けようとはしたさ。
 実際、村を襲ってたギアの
 何機かは倒せたんだ。▽
 でも、すぐに新手のギアから
 激しい銃撃を受けて……
 そして友達が……、ティモシーが
 流れ弾にやられたんだ……。▽
 俺は目の前が真っ白になって……▽

フェイ
「それから後のことは
 よく覚えていない。▽
 機体が暴走した……って
 先生は言ってた。
 気がついた時には村も村人も……。▽
 アルル……。
 いい奴だったんだ、アルルも
 ティモシーも……みんな……▽

エリィ
「機体の暴走って……ギアの?
 それで村が?▽

エリィ
「フェイ?▽

フェイ
「……そうだ、ギアだ!
 最初に現れたあのギアさえ村に
 降りなければこんなことには……!▽

!▽


……クソッ、まだ追って来やがる。

アヴェ領内に入ったのにあきらめねえ。

……よっぽど、このギアが大事

!

……チッ、このままじゃ不利だ。

……ヴァンホーテン!

……どうした、応答しろ!

エリィ
「ひ、被弾……右上背部に被弾。
 スラスター出力減少。
 高度、維持できません。

……クソッ、全機降下だ。

地上で展開。応戦するぞ!


フェイ
「奴等が村に来なければ、
 戦闘を始めなければ、
 俺はギアに乗ることもなかった。▽
 村のみんなを巻き込むことだって
 なかったんだ。
 そうだ、全て奴等のせいだ。
 俺は悪くない。▽
 悪いのは奴等だ。
 奴等さえやってこなけりゃ
 こんなことには……
 奴等さえっ!▽

フェイ
「奴等さえ!
 奴等さえ!!
 奴等さえ!!!

エリィ
「いい加減にしてっ!

!?▽

エリィ
「あなた卑怯よ!▽

フェイ
「卑怯? 俺が?▽

エリィ
「だってそうでしょ?
 さっきから聞いていれば
 奴等、奴等って。▽
 あなた自分には何の責任も無いって
 言い方してるじゃない!▽

フェイ
「俺に責任なんて……▽

エリィ
「あるわ! たしかに村での戦闘の
 直接の原因はその……ギアが
 不時着したことかもしれない。▽
 でもキスレブの目標はあくまで
 そのギアでしょ?
 村を侵略しに来たって訳じゃ
 ないわ。▽
 それをあなたがギアに乗って
 応戦なんてするから
 被害が拡がったんじゃないの!?▽

フェイ
「…………▽

エリィ
「だいたい、どうして乗れもしない
 ギアに乗ろうなんてしたのよ?▽
 あれは誰もが扱える機械じゃ
 ないのよ!
 訓練も受けていない民間人が乗って
 ちゃんと動かせる訳無いじゃない!▽
 それに、もっと他に……
 村の人を避難させるとか、
 何かやることがあったはずでしょ?▽
 なのに自分で敵をあおっておいて
 そのあげく、出た被害は全て
 不時着したギアのせい?▽
 どうしてその責任を自分で
 背負おうとしないの?
 どうして他人になすりつけようと
 するのよ?▽
 そんなのただの逃げじゃない!
 あなたは卑怯だわっ!▽

フェイ
「ああ、そうかもな……
 そうさ……、俺は卑怯者なんだよ。
 そんなことは最初からわかってるさ。▽
 自分の力量も知らないで、
 結果を他人のせいにして
 泣き言を言ってるだけの
 情けない男さ……▽
 だけど……
 あの時、なぜだか無性に血が騒いで
 どうしようもなかったんだ!
 自分では他にどうしようも……▽

エリィ
「フェイ、わ、私……▽

フェイ
「うるさい!!
 お前に何が解る!?▽
 気がつけば周りはガレキの山、
 何が起こったか、自分が何をしたか
 なんて全く憶えちゃいない。▽
 なのにこの手にだけはハッキリと
 感触として残っているんだ。▽
 悲鳴が、血の臭いが、
 骨の砕ける音が、俺を呪う声が、
 ギアの分厚い隔壁さえ貫いて
 伝わって……▽

フェイ
「見ろ! この手を!
 お前にこの感触がわかるってのか!?
 声が聞こえるってのか!?▽
 自分の手で村を破壊した
 俺の気持ちが……
 遺された子供達を前にして何も
 してやれなかった俺の気持ちが……▽
 俺にはもう帰るとこさえ……
 誰も……▽

フェイ
「乗りたくて乗ったんじゃない……
 仕方なかったんだ……
 あの時は仕方なかったんだよ……▽


エリィ
「私……なんで、あんな事を……。


エリィ
『あなたは自分には何の責任も無いって
 言い方してるじゃない!』

エリィ
『違う!
 私、何もやってない!』

エリィ
『あなたがギアに乗って
 応戦なんてするから
 被害が拡がったんじゃないの!?』

エリィ
『私じゃないの!
 知らないの!!』

エリィ
『あれは誰もが扱える機械じゃ
 ないのよ!』

エリィ
『やってない!』

エリィ
『どうしてその責任を自分で背負おうとしないの?』

エリィ
『私……そんな力なんてない……』

エリィ
『どうして他人になすりつけようとするの?』

エリィ
『そんな……特別な能力なんてありません…』

エリィ
『あなたは卑怯だわっ!』

フェイ
『そうさ!
 俺は卑怯者なんだよ!』


エリィ
「そうね……卑怯者……よね。▽

!?


エリィ
『きゃあああーっ!』

まさか!?▽



    

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