台詞集

旅立ち 樹海にのがれて……




エリィ
『ラン アハス!』

エリィ
『ガルティ ナイユ タット ヴァ ダイーアトゥナ アクヴァ!
 ヴァル ナ ラン ダク ラナルカティ!』

エリィ
『武器を捨てなさい。
 おかしな真似をしたら撃つわよ!』


謎の少女
「う、後を向いて!▽

フェイ
「……………………▽

謎の少女
「後を向きなさいっ!▽

フェイ
「……震えているのか?▽

謎の少女
「黙って!▽

謎の少女
「……追撃してきた
 キスレブ兵ではないようね。
 ……でも……

謎の少女
「動かないで!▽

謎の少女
「任務中に接触した
 地上人<ラムズ>は誰であれ
 消去せよと命令されているのよ。▽
 悪く思わないでね。▽

謎の少女
「……一つだけ尋ねるわ。
 この樹海の出口はどこ?▽

フェイ
「あんた……迷ったのか?▽

謎の少女
「質問にだけ答えて!
 どうすればこの森から出られるの?▽

フェイ
「悪いな。
 俺も出口を探してる口なんだ。▽

謎の少女
「そう……▽

フェイ
「いつまでそうしている?
 俺を撃つんじゃなかったのか?
 撃つのなら早くしてくれ。▽

謎の少女
「お、おかしなことを言うのね。
 あなた、自分の置かれている立場が
 わかっているの?▽

フェイ
「立場なんてどうでもいいんだ。
 どうせ俺は生きている価値の無い
 男だから……▽

謎の少女
「こ、来ないでっ!

フェイ
「どこを撃っている?
 ここだ、ここを撃ってくれ。
 さあ……▽

謎の少女
「ば、馬鹿にしてっ!

謎の少女
「あなた変よ!

謎の少女
「どうかしている!

謎の少女
「少しは抵抗なさいよっ!

謎の少女
「な、何? こいつ!?

!

フェイ
「やめろーっ!
 “エリィ”に手を出すなーっ!


フェイ
「おい! しっかりしろ!▽


フェイ
「気がついたみたいだな。
 なかなか起きないから心配したよ。▽

謎の少女
「…………▽

フェイ
「どうだい、具合は?▽

謎の少女
「…………▽

フェイ
「まだ俺を殺すつもりか?
 だったら好きにしてくれ。▽
 ただ、この森ではよした方がいい。
 森の獣は大きな音に敏感なんだ。▽

謎の少女
「…………▽

フェイ
「まあ、いいや。
 話したくないならしなくてもいいよ。▽
 ただケガの手当の礼くらい言っても
 バチはあたらないと思うぜ?▽

!

謎の少女
「あ……ありがと……
 で、でも、だからって私に恩を
 きせようとしたってだめよ。▽
 もちろん命ごいにも応じられない。
 その手にはのらないんだから……。▽

フェイ
「何をそんなに恐がっているんだ?▽

謎の少女
「べ、別に恐がってなんかいないわ。
 警戒してるだけよ。▽
 怪しい地上人<ラムズ>に
 会ったんだもの当然じゃない。▽

フェイ
「何もしやしないよ。
 それに俺よりも、あんたの方が
 よっぽど怪しい格好だ。▽

謎の少女
「なっ……▽

フェイ
「あんた名前は?▽

謎の少女
「ラ……地上人<ラムズ>に名乗る
 名前は持ち合わせていないわ。▽

フェイ
「何だ、そのラムズって?
 俺達はどちらも樹海で迷ってるんだ。
 ここにはやばいモンスターも多い。▽
 樹海を抜けるまではお互いに
 協力した方がずっと安全だ。
 違うかい?▽

謎の少女
「……▽

フェイ
「よし。
 で、あんた名前は?▽
 これから二人で協力していこうって
 いうんだ……お互い名前も
 しらないんじゃやりにくいだろ。
 俺の名前はフェイだ。▽

謎の少女
「エ……、エレハイム。
 両親はエリィって呼ぶわ。▽

フェイ
「ああ、そうか。
 そうだったよな、“確か”。▽

??▽

フェイ
「とにかく、夜やたらと
 動き回るのは危険だ。▽
 明日、陽が昇ってから
 出口を探そう。
 それでいいか?▽

エリィ
「それしかないようね。
 いいわ、それで。▽

フェイ
「よし、エリィ。
 まずは腹ごしらえだ。▽



    

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