西暦 | |
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2001 | およそ39億年前の地層から謎の“物体”を発見。 これこそが全ての生命の源、“人為的”パンスペルミア(汎宇宙胚子)との仮説が立つ。 かなりの磁気を帯びていたことから「MAM(磁気異常物質)」という名を冠される。 やがてその“物体”は、研究者達の間で「ゾハル」と呼ばれるようになる。 |
2510 | 全世界規模のプロジェクトとして宇宙移民計画が発動。 15年後の移民計画を目指し、管理運営組織「枢機院」設立。 年号をT.C.(Transcend Christ)と改める。 |
T.C. (Transcend Christ) | |
0016 | 当初の予定からおよそ500年遅れ、移民船団を組織し宇宙へ旅立つ。 以後地球は“禁忌の地「Lost Jerusalem」”と呼ばれ、不可侵宙域とされる(理由は不明。少なくとも惑星環境の激変ではない)。 |
0294 | M24射手座散開星団に移住可能な惑星を発見。 新たなる約束の地「Neo Jerusalem」と命名し居住を開始。 |
0295 | 星団連邦発足。「Neo Jerusalem」は星団連邦最初の主星となる。 移民管理組織「枢機院」を星団連邦統合組織へと改編。初代議長選出。 以後「Neo Jerusalem」を基点とし、人類は更なる宇宙の深淵を目指す。 ・ 空白の4500年間。 ・ |
4743 | 考古学研究者“ら”の手によって、かつての「Lost Jerusalem」時代の遺物、「MAM(磁気異常物質)」が「巡礼船団」と呼ばれる、宙域を放浪する古代宗教信仰者らの船団に属する、博物運搬船と思しき船の貨物室の中から発見される。 |
4744 | およそ5000年の時を経て、MAMの解析が再開。 |
4750 | MAM解析の過程で事象変移理論が生まれる。 |
4751 | MAMを核とし、各補機群によってこれを統御、補完することで理論の実現を試みようとする計画「プロジェクトゾハル」発動。 |
4752 | 宙域紛争激化。 |
4765 | 原因不明の事故によって「プロジェクトゾハル」の行われていた惑星が消滅。 宙域に漂うMAMのみが発見、回収される。 |
4766 | 統御システム「カドモニ」を得て、ゾハルは一応の完成をみる。 尚、MAMに組み込まれているカドモニの中枢である主素子「ペルソナ」のその出自、開発経緯等についてはMAMと同じく不明となっている。 同年、恒星間に亙る宙域紛争を終結させるべく、かねてより開発中であった、恒星間戦略統合兵器システム「デウス」が完成。 ゾハルはその主動力炉として採用されることとなる。 |
4767 | ゾハルがデウスの主動力炉として採用されてから三月。 両システムの連結実験が、NGC6744にあるMiktam04β移民惑星(移民と併せて惑星改造中)の静止衛星軌道上に建設された工業衛星内で開始される。 同年、連結実験中に原因不明の事故により両システムが暴走。暴走したデウスが周辺コロニー、およびMiktam04βへと侵攻。甚大極まりない被害が出る。 驚異的な戦闘力に脅威を感じた軍部は、多大な犠牲を払い強制的に活動停止状態にする。その後デウスを各コアごと分解、封印。 暴走事故調査の為、企業の所有する超大型恒星間航行船「エルドリッジ」を徴発。 積載されたデウスは他の惑星へと移送される。 尚、このエルドリッジにはこの移民惑星での作業者、及び周辺コロニーの生存者妬く120万人が保護され乗船していた。 |