台詞集
少年司祭 我らがために祈り給え
医者
「……わからん。
だが、取りあえず、維持装置を
つけている間は……▽
シタン
「……大丈夫、と
言うことですか……。▽
医者
「……保証はできんがな。
いかんせん、理由がわからん。▽
バルト
「……
エリィ
「……私のせい、なの?
……私が……。▽
医者
「……ならば、
何とかなるかも……▽
!▽
エリィ
「フェイは、
フェイは助かるの?▽
医者
「保証はできんよ。
じゃが、『教会』本部の
医局ならば……▽
エリィ
「助かるのね?▽
医者
「おそらく、
何とかなるじゃろう。▽
しかし、一般人は
『教会』本部の聖堂以外に
入ることは許されてはおらん。▽
修道者となるか、
もしくは『教会』関係者の
紹介がなければ……。▽
エリィ
「……▽
医者
「おお、そうじゃ。▽
そう言えば今、『教会』本部から
エトーン<罪をあがなう者>が
タムズに来とるらしいぞ。▽
シタン
「『教会』のエトーンが
何のために?▽
医者
「何かの調査の為、
ということらしいが。▽
バルト
「何だ?
そのエトーンって。▽
医者
「このアクヴィに出没する死霊を
浄化することを聖職とする
『教会』の人間じゃよ。▽
エリィ
「その人に頼めば
いいのね。▽
医者
「頼んで、紹介してもらえるか
どうかはわからんが、話して
みる価値はあるじゃろう。▽
エリィ
「わかりました。
探しましょう、
その人を。▽
シタン
「それでは、私は維持装置と共に
フェイをユグドラまで
運んでおきます。▽
バルトとエリィは
そのエトーンを探して下さい。▽
バルト
「……わかった。▽
艦長
「エトーン?
ああ、それならさっき
あいさつに来たぜ。▽
何でも、調査することがあるって
すぐ行っちまったがな。
甲板広場か物資搬入口にでも
行けば会えるんじゃねえかな。▽
シグルド
「フェイ君が
意識不明に……?▽
メイソン
「エリィ様の次は
フェイ様……。▽
なんでこうも
不幸が続くんでしょうか?▽
シタン
「とりあえずのところは
この機械でなんとかなるでしょうが
あくまで応急処置にすぎません。▽
う、ううん……。
エトーン?
それならさっき見たけど、
どっか行っちまったなあ。▽
マルー
「ホント?
どこへ行ったの?▽
さあなあ……▽
バルト
「何やってんだ、
マルー。▽
マルー
「あ、若。
いや、先生に聞いて、ボクも
そのエトーンさんを探してたんだ。▽
それでこの人が
さっきそのエトーンさんを
見たって。▽
バルト
「本当か?▽
てめえ!!
おとなしくしやがれ!▽
エリィ
「バルト!
あれ!!▽
おとなしくしてりゃ、
高く売ってやるからよお。▽
エリィ
「なにしてるの、
あなたたち!▽
何だぁ?
てめえは。▽
このガキの代わりに、
てめえを売りとばして
やろうか。▽
バルト
「やるってのか、
このごろつき共。▽
上等じゃねぇか。▽
うわっ▽
何だ!?▽
てめぇ!
なにしやがんだ!!▽
ま、待て、
あ、あいつは……▽
ま、まさか……
『ジェサイア』!!▽
畜生!
おぼえてやがれ!▽
バルト
「お、おい。
どういうつもりだ。▽
ジェサイア
「動くんじゃねえ。▽
マルー
「ちょ、ちょっと……▽
ジェサイア
「うるせえ。
ソラリスの犬が。▽
エリィ
「……▽
待ってください!▽
シタン
「その短く丈を詰めたライフル、
その銃さばき、貴方は、もしや、
ジェサイア先輩!?▽
先輩、違います。
お得意の早とちりですよ。
彼女はそのお嬢さんを
助けただけです。▽
ジェサイア
「何?
その人をくった口のききかたは、
ヒュウガ……か!?▽
少女
「……▽
ジェサイア
「だーーっ、もうわかったよ、
プリメーラ。俺の
勘違いだったんだろ。▽
ジェサイア
「すまなかったな、
嬢ちゃん。立ってくれ。▽
ジェサイア
「こいつを助けようと
してくれたみたいだな。
こいつがそう言ってる。▽
なのに勘違いして
すまなかったな。
あ、こいつはプリメーラ。
俺の娘だ。▽
でもって、俺は……
ジェシーとでも呼んでくれ
ジェサイアなんて呼ぶのは、
生意気な後輩だけで十分だ。▽
プリメーラ
「……▽
エリィ
「?▽
ジェシー
「ありがとうって言ってる。
少々事情があって、こいつ、
しゃべれねえんだ。▽
シタン
「……このお嬢さんが
あわてて先輩が御結婚
なさったときの?▽
ジェシー
「人聞きの悪い言い方を
するな! それに歳を考えろ!
プリメーラは2人目だ。▽
あの時のせがれは
もう16だぞ。▽
シタン
「これはすみません。
で、奥方様はお元気ですか?▽
ジェシー
「……死んだよ。
最期を看取る事も出来なかった。▽
シタン
「そうでしたか……。
それで、今はこの街に?▽
ジェシー
「いや、たまたま買い出しにな。
せがれも野暮ったい用があって、
その辺へ出てやがるが……▽
あのー……
さっきのエトーンの方、
いらっしゃいましたよ。▽
バルト
「何!?
どこだ?▽
医者
「……という訳なんじゃが、
何とかお力添え
願えんもんですかのう。▽
エトーン
「そうですね……▽
ジェシー
「……ったくよぉ、
もったいぶってねえで、
助けてやりゃあいいじゃねえか。▽
エトーン
「お、親父!?
それにプリムまで!?▽
ジェシー
「おう、こいつが
せがれのビリーだ。▽
ビリー
「どこに行ってたんだよ?
今まで。本部じゃ大変なことに
なっているってのに。▽
ジェシー
「何が大変だ。
娘と買い出しに歩いてて
何が悪い。▽
ビリー
「事情はよく解らないけど、
親父の事、不穏分子として
本部から手配が出てるんだよ!▽
今度は何やったの!?
ケンカ? ギャンブル?
また人の奥さんに手を出したの!?▽
ジェシー
「ふん、そんなのは俺の腕を
やっかんでのデマだ、デマ。▽
お前もそんなこと
気にするんじゃねぇ。
まったく、『教会』に入ってから
お前、いやにギスギスしてるぞ。▽
ビリー
「……▽
ジェシー
「そんな事より、この嬢ちゃんたちは
プリメーラがさらわれそうになった
所を助けてくれたんだぞ。▽
ぐだぐだ言ってねえで力に
なってやれや。▽
エリィ
「あの……それで、
『教会』へは紹介して
頂けるんですか?▽
ビリー
「あ、ああ、そうでしたか。
妹の恩人とは知らず、
それは大変失礼しました。▽
そうですね。本部の
医務局にかけあってみる事に
しましょう。▽
僕は神父とは言え、エトーンと
しての仕事が主であるため、
必ず、との約束はできませんが。▽
エリィ
「紹介して
頂けるんですね?▽
ビリー
「ええ。
この後、『教会』本部に
立ち寄ることにしましょう。▽
マルー
「ふーん。神父さんやりながら
エトーンもするなんて、
変わってるね? 『教会』って。▽
ニサン<うち>とは
やっぱ大分ちがうなぁ。▽
ビリー
「ニサン<うち>?
あなたはニサンの
関係者なのですか?▽
マルー
「うん。
ボク、マルグレーテ。
よろしくね。神父さん。▽
ビリー
「こちらこそ。
そうですか。▽
僕は常々、他教の
方とお話しする機会を
持ちたかったんです。
後程よろしいでしょうか?▽
マルー
「うん。いいよ。
でもそんなに時間とれないけど。
ボクたちも今、大変なんだ。▽
ビリー
「ありがとう。
ん?……マルグレーテ?
どこかで聞いた名前のような……?▽
バルト
「んなこたぁどうだって
いいじゃねぇか。▽
ほら、『教会』で口きいて
くれるんだろ、早いとこ
行った行った。▽
ビリー
「無礼な人ですね。
もう少し口のきき方を
学んだ方がいいですよ。▽
バルト
「なにおう!▽
ビリー
「それでは皆さん、
僕は『教会』本部に先に
行って話しをしておきます。▽
そちらの都合がつけば、
『教会』本部の方に
いらして下さい。▽
バルト
「わかった、わかった。
だから早く行けって。▽
ジェシー
「おう、ビリー。
俺はちょいと用事が
できたんでな。▽
本部に帰るんなら、
ついでにプリメーラ、
うちのガキ共のところに
連れて帰ってくんねえか。▽
ビリー
「……わかった。
行くよ、プリム。▽
ジェシー
「よし、じゃ、俺も
行くとするか。▽
じゃあな、ヒュウガ。
どうせまた会う事に
なるんだろ?▽
シタン
「さあ、どうでしょう。▽
ジェシー
「へっ、まあいいや。
じゃあな、嬢ちゃんたち。▽
シタン
「まったく、
あの人のああいうところは
変ってないなぁ……。▽
シタン
「あ、そうそう、シグルドが
ユグドラの調整がもうすぐ
終わると言ってましたよ。▽
バルト
「何、本当か?
ようっし、今度こそ
本当に出港だな。▽
エリィ
「アヴェに……
戻るの?▽
バルト
「冗談だろ?
今はフェイをまず
どうにかしないと。▽
せっかくあの、いけすかねえ
奴が紹介してくれるってんだ
『教会』本部に行くしかねえだろ。▽
エリィ
「……ありがとう。▽
バルト
「へっ、何でお前に
礼なんざ言われなきゃ
なんねえんだ?▽
マルー
「ふふっ。そうだよ、
エリィさん。▽
エリィ
「……そう、よね。▽
シグルド
「『教会』本部はタムズから
北の方向にあるらしい。▽
急いでフェイ君を
連れて行かねば……。▽
シグルド
「そういえばなにやら
マルー様がお話があると
おっしゃっていたが……。▽
マルー
「よかったね、
いい人に会えて。
急いで教会に行かなくちゃ!▽
マルー
「ボク、くやしいけど
若たちと一緒に戦ったり
できない……。▽
でもマネージャーぐらいだったら
できるよ!
パーティの交換なら
ボクに言ってね!▽
シグルド
「ユグドラシル2世は初めてだな。
生まれ変わった我が艦の性能を
とくとご覧に入れよう!▽
ビリー
「お待ちしておりました。▽
フェイさんの治療の
件についてですが、修練堂の
医療施設ならば、ということで
許可が得られました。▽
後は私達『教会』の者に
お任せ下さい。▽
エリィ
「フェイのこと、
よろしくお願いします……。▽
ビリー
「『教会』の兄弟たちが
フェイさんの治療を
医務室で行っています。▽
案内しましょう。
僕の後についてきてください。
さあ、こちらへ。▽
ビリー
「こちらです。▽
ベルレーヌ
「ビリー、また君のお父上が
大活躍なされたそうじゃないか。▽
ビリー
「……。▽
ベルレーヌ
「発掘現場が襲われて、
『兄弟』たちや作業員が
何人も傷を負ったという話だ。▽
ベルレーヌ
「いやはや、君はエトーンとして
死霊を討ち、『教会』の正義を世に示す
素晴らしい人物なのに、お父上がねぇ。▽
ビリー
「……僕とあの男の間には
親子という血縁関係以外に
何の関係もない。▽
ベルレーヌ
「誤解しないでくれたまえ。
我々の『兄弟』である君を
疑っている訳ではないのだよ。▽
ただ、君にお父上の話を
伝えておきたかっただけさ。▽
ビリー
「……親父のやつ……。
少しは僕の立場のことも考えて
行動してほしいよ、まったく。▽
ビリー
「医務室はこの先です。
さあ、行きましょう。▽
ビリー
「こちらです。▽
▼寄り道
ビリー
「そちらは、ざんげ室です。
何か悩みがあるのでしたら
後ほどおうかがいしましょう。▽
ビリー
「そちらは、食堂です。
……お腹が空いているのですか?▽
ビリー
「そちらは、図書室です。
今はフェイさんのところへ
行くほうが大切なのでは?▽
ビリー
「そちらは違います。
こちらの階段へ。▽
ビリー
「エリィさん、医務室は
そちらではありませんよ。
こちらです。▽
ビリー
「早く医務室へ行きましょう。
こちらへ。▽
ビリー
「医務室はこの先です。
さあ、行きましょう。▽
ビリー
「医務室は、こちらです。▽
ビリー
「どうですか。
彼の容体は。▽
患者の意識はまだ戻りませんが
脳組織にこれといった異常は
見受けられません。▽
水温が低かったことによる
代謝機能の低下が幸いしたようです。▽
一歩間違えば、脳組織が壊死して
廃人となってしまうところでしたよ。▽
▼PT順3番目のキャラ
シタン
「では……▽
バルト
「ってことは……▽
リコ
「ふむ、ならば……▽
ええ。安心してください。
もうしばらくは、
検査を行う必要がありますがね。▽
それが終われば、あとはそちらの
艦の医療設備でも、十分な治療を
行えるでしょう。▽
エリィ
「……フェイの意識、
戻るんでしょうか?▽
彼の意識が戻らないのは、
体組織の疲弊に伴うものです。▽
肉体を酷使し続けたこと、
それが意識の戻らない原因です。▽
彼の意識が回復するには
まだ数日を要するでしょうが。
大丈夫、目覚めますよ。▽
エリィ
「……ごめんなさい、フェイ。
私が機関室を
暴走させたばっかりに……▽
▼PT順2番目のキャラ
シタン
「エリィ、それは違いますよ。
後催眠によって操られてしまったのは
不可抗力なのですから。▽
それより、あなたはフェイを
救ったのです。▽
あの時のあなたの活躍がなかったら
フェイをカールから
護れはしなかった。▽
そうでしょう?▽
バルト
「エリィ、それは違うぜ。▽
おまえは後催眠によって
操られていたんだ。
責任を感じることはねぇぜ。▽
それに、おまえは結果として
フェイを救ったんだぜ。
あの時、おまえがラムサスから
フェイを護ったんだ。▽
そうだろ?▽
リコ
「あの時おまえは後催眠によって
自分の意志を失っていたのだ。
気に病むことはない。▽
おまえがいなければ、
あの時、フェイは
ラムサスに殺られていた。▽
エリィ
「ありがとう……▽
▼PT順3番目のキャラ
シタン
「さてと、ここにこうしていても
治療の邪魔でしょうから
私たちは出て行きましょうか。▽
フェイの治療には
もう少し時間が
かかりそうですからね。▽
バルト
「さてと、俺たちがここにいても
治療の邪魔になるだけだから
ちょっくら散歩でもしようぜ。▽
フェイの治療には
もうちっと時間が
かかりそうだからな。▽
リコ
「フェイの治療には
もう少し時間がかかりそうだな。
しばらくどこかで時間をつぶそう。▽
エリィ
「私……
もうしばらくここにいます。
だめですか?▽
▼PT順2番目のキャラ
シタン
「そうですね。
そのほうがフェイも
安心できるでしょう。▽
それじゃ、フェイの治療が
終わったら教えてください。
では、後のことは
よろしくお願いします。▽
バルト
「ああ、そうしてやりな。
フェイもきっと喜ぶぜ。▽
それじゃ、フェイの治療が
終わったら呼んでくれよ。
後のことは頼んだぜ。▽
リコ
「好きにするといい。
フェイの治療が終わったら
教えにきてくれ。▽
エリィ
「フェイ……
ごめんなさい。▽
ビリー
「しばらく様子を見るしか
ないでしょうね。▽
容体は安定してきています。
治療はもう少しで終わりますよ。▽
▼外に出ようとする
まだフェイの容体が明らかに
なっていない。
……もう少しここにいよう。▽
▼PT順2番目のキャラ
シタン
「エリィ、
フェイの容体は
どうなりましたか?▽
バルト
「フェイの治療が
終わったのか、エリィ?▽
リコ
「フェイの治療が
終わったようだな。▽
エリィ
「ええ……▽
▼PT順3番目のキャラ
シタン
「そうですか。
では、医務室に行きましょう。▽
バルト
「よっしゃ。
医務室に行こうぜ。▽
リコ
「ならば、医務室へ行くか。▽
やあ、みなさん。
治療は終わりましたよ。▽
▼PT順2番目のキャラ
シタン
「フェイの意識は
戻ったのでしょうか。▽
バルト
「で、フェイの意識は
戻ったのかい。▽
リコ
「治ったのか、フェイは。▽
残念ですが、患者の意識は
まだ戻りません。▽
しかし、もう安心です。
あとは彼の身体が回復すれば
意識も戻るでしょう。▽
もう、そちらの艦に収容しても
大丈夫ですよ。▽
▼PT順3番目のキャラ
シタン
「お手数をおかけいたしました。▽
バルト
「ありがとうよ、先生。▽
リコ
「手間をかけたな。▽
お気になさらずに。
聖職者として当然のことを
したまでです。▽
エリィ
「あの……ビリーさんは?
お礼を言いたいのですが……。▽
ああ、『兄弟』ビリーですね。
彼なら、孤児院に帰りました。
残してきた子供たちが心配なんでしょう。▽
▼PT順2番目のキャラ
シタン
「ビリーさんには
お世話になりましたからね。
お礼を言いにいかねば。▽
バルト
「ビリーには
色々と世話になっちまったぜ。
礼ぐらい言っとかないとな。▽
リコ
「……ビリーに
礼くらいは言っておきたいな。▽
▼PT順3番目のキャラ
シタン
「まずは、フェイを
ユグドラシルに移しましょう。▽
ビリーさんのところに
行くのは、それからでも
遅くはないと思いますよ。▽
バルト
「とりあえず、フェイを
ユグドラシルに移しちまおうぜ。
礼はその後でいいじゃねぇか。▽
リコ
「まずは、フェイを
ユグドラシルに運ぼう。
すべては、それからだ。▽
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