台詞集

王都アヴェ 嵐を呼ぶ大武会




シタン
「おはようございます。
 さあいよいよ、マルー救出作戦の
 開始です!▽

シタン
「まずは私とフェイが
 『大武会』の会場で出場の準備を
 します。▽
 若くんは試合が始まる頃に井戸に
 入って地下水路を城へ向かって
 ください。▽
 たしか、流れに逆らって行けば城に
 辿りつくということでしたね。▽
 さすがに城内には兵士が残って
 いると思いますが、もし出会ったら
 騒ぎにならないうちに片をつけて
 ください。▽
 大会を盛り上げて、できるだけ長く
 兵士たちの注意を引きつけて
 おきます。▽
 その間に天守閣に捕われている
 マルーさんを救出してください。▽

 どうでしょうか?

→了解。

シタン
「それでは行きましょう。
 若くん、気をつけてください。▽


→もう一回お願い。

※上記を繰り返し


バルト
「フェイ、どうせなら
 優勝しちまえよ!▽


どうかお気をつけて。
ご武運をお祈りしています。▽


▼宿屋と話す

シタン
「早く会場に行きましょう。▽


▼井戸を調べる

シタン
「若くんにはここから
 地下水道を通って城内に
 侵入してもらいます。▽


出場者の方ですね。
どうぞ、お通りください。▽


この先は出場者以外立入禁止です。
お連れの方は観戦席で応援してください。▽

シタン
「それでは、わたしはここで
 応援しています。▽
 あまり、あっさりと倒しては
 ダメですよ。
 大武会が盛り上がるほど若くんの
 侵入が楽になるのですから。▽

シタン
「頑張ってください。▽


!!

フェイ
「ダ、ダン……
 ダンじゃないか!
 どうしてここに!?▽

ダン
「……おまえのせいで……
 姉ちゃんは……▽
 おまえを許さねえ。
 ぶっ殺してやる!▽

フェイ
「……ダン……▽

出場者の皆様。
まもなく開会となります。
入場の準備をお願いします。▽

ダン
「ラハン村のみんなの仇だっ!▽
 観客の前でメッタメタの
 ギッタギタにしてやるからな!
 逃げんじゃねぇぞっ!!▽

フェイ
「ダ、ダン……。

謎の男
「お主、ラハンの出身か……?▽

フェイ
「??▽

謎の男
「お主とあの少年。
 何やら訳ありのようだが……。▽

フェイ
「なんだよ、あんたは!?
 そんなこと、あんたには
 関係ないだろう!?▽

謎の男
「ふふふふ……▽

フェイ
「何がおかしいんだ!?▽

謎の男
「いや、なに……。▽
 お主があの少年に対して
 どのように戦うのか
 非常に興味があるのでな……。▽
 まあ、楽しみにしているぞ、
 “フェイ”。▽

フェイ
「えっ!?

フェイ
(あの男、何故俺の名前を……?
 本名でエントリーして
 いないのに……)▽


バルト
「……そろそろ始まる頃だな。
 俺も準備しとくか。▽

本当にあの作戦で
大丈夫でしょうか?▽

バルト
「もう動きだしてるんだ。
 今さらまずいところを見つけたって
 どうしようもないぜ!▽
 なぁに、心配するなって。
 フェイたちはうまく
 やってくれるさ。
 シタン先生もついてるしな。▽
 あとは俺が井戸から地下を通って
 城内に忍び込むだけだ。
 それでいいんだろ。▽

はい。▽

バルト
「じゃ、行って来るぜ。
 マルーは天守閣だったよな。▽

はい。
どうかお気を付けて。
教母様をなにとぞよろしく
お願いいたします。▽

バルト
「まかせとけ!
 あんたも今の内にアヴェを
 離れた方がいいぜ。▽
 大騒ぎになるからな。▽

ありがとうございます。▽


どうかお気をつけて。
みなさんが無事で帰って来られることを
お祈りしています。▽


▼街から出ようとする

バルト
「地下水路の入口はこっちじゃない!


……勇敢な若者たちが前線で血を
流している。
我が軍の優位は明らかとはいえ、
戦況は予断を許さない。
今、我々には、この偉大な国アヴェ
の伝統と美しい砂漠の平和を守るた
め一歩たりとも引かない覚悟が求め
られている。
砂漠は父祖より受け継いだ、かけが
えのない財産であると同時に精神と
肉体をきたえてくれる修練の場でも
ある。叩きつける風と肌を焦がす太
陽が我等の師だ。
そして今この瞬間、砂漠にきたえら
れた強者達がここに集っている。
最も強き者、風と太陽に最も愛され
し者を決するために。
この頭上に燃える太陽は、残した家族
への想いで、前線の父親たちの胸を
焦がす太陽であり、
ここを吹き抜ける風は、我等の闘志
と祈りを前線の息子達に送り届けて
くれる風である。
私は信じている。
この大武会が国民諸君の士気を高め
砂漠に暮らす者としての誇りを新た
にしてくれることを。

勇敢なる出場者、戦士諸君。
どうか前線の兄弟達に恥じないよう
力をつくしてくれ。▽

ここに第338回大武会を
開会する!

シャーカーン
「ふむ……、我ながら
 感動的な演説だったな。▽

シャーカーン
「おお、これはこれはラムサス閣下。
 お待ちしておりましたぞ。
 ささ、こちらへ。▽

ラムサス
「あいにく、貴公の酔狂に
 付き合っている程暇ではないのでな。
 立ち寄っただけだ。▽

シャーカーン
「これは手厳しい。
 閣下はお嫌いでしたかな?
 この手の催しものは……▽

ラムサス
「興味が無い。▽

ミァン
「よいではないですか閣下。
 シャーカーン殿もああ言って
 おられることですし……▽
 それに、私、武術というものに
 興味がありますの。
 せっかくの機会ですからこの目で
 見ておきたいものですわ。▽

シャーカーン
「そうですぞ。
 いわばこれは閣下への感謝の催しと
 言っても過言ではございませぬ。▽
 閣下の御力添えがあったからこそ、
 危急の最中にもかかわらず
 この様な建国記念の催しが
 開催出来るのですからな。▽

ラムサス
「建国などと、よくもぬけぬけと
 言えたものだ。
 もとより貴様の国ではなかろう。▽
 ふんっ。勝手にしろ。▽

シャーカーン
「ところでミァン殿、
 どうですかな大武会は?
 楽しんでいただけそうですかな?▽

ミァン
「ええ。楽しめそうです。▽

シャーカーン
「お?
 始まりますぞ!▽

第一試合……
『ゴンザレス』
   対
『竜殺しの拳闘家』▽

ミァン
「まぁ、素敵な子……▽


バルト
「あれが水門だな……。▽


コリャーッ!
また地下水道で遊びおって!
上がってこい、小僧!▽

小僧、何度言ったら……
ん?
あれから何年たった?
おい、ずいぶんと大きくなったじゃないか。▽

小僧、本当にあの時のかくれんぼ小僧か?
わしをだましとるんじゃないか?
おい、どうなんだ?▽

バルト
「何、ねぼけた事を言ってるんだ。
 じいさん、いつ俺があの時の
 子供だなんて言った?▽
 昔からトンチンカンだったけど、
 またひどくなったんじゃないのか?▽

なんだと!
トンチンカンだと!
小僧、わしをトンチンカンだと言うか!?
生意気な小僧め。▽
わしをトンチンカンと呼んでいいのは
死んだ女房と若様だけじゃ。
……何殿下だったかのう?
名前が思い出せんが……▽

バルト
「バルトロメイ殿下だろ。▽

そうじゃ、バルトロメイ殿下じゃ!
小僧、小僧のくせによく知っとるのう。
バルト殿下、生きておればちょうど
おまえさん位の歳になっておったはずじゃが……▽
知っておるか?
あのシャーカーンに家族もろとも殺されて
しまったんじゃ。
おいたわしい。▽
シャーカーンめ、負けんぞ。
わしゃ死ぬまでこのアヴェ水を守り続けるんじゃ!
それがわしによくしてくれた王様と若様への
恩返しじゃ。▽

バルト
「そうかい。
 爺さん、ありがとうよ。
 親父も喜ぶだろうぜ。▽

     ?
……親父さんというと誰のことじゃ?
おまえさん、わしの知り合いの息子かい?▽
まてまて、今思い出すからな……
     !
……いやいや、そんなことは有りえん。
王様には隠し子なぞおらんかったはずじゃ。▽

バルト
「悪いが説明してる暇は無いんだ。
 そのうち思いだすさ。
 じゃあな!▽


……誰じゃろうのう?▽


さぁ、ショータイムだぜ〜

グぅ レイトぉ!
あ〜んど ダぁイナミック!


よお、オレたちこんなところで
何を見張ってるんだろうな?▽

大武会の会場から城内に迷い込んだ
ヤツを追い出すためだろ。▽

オレたちゃ迷子係かよ。
なあ、準々決勝あたりになったら
こんな仕事おいといて観に行こうぜ。▽

そうだな。
そうするか。▽


▼決勝後

まさか、あんなのが
優勝しちまうとはな……。▽

まったくだな。▽

オレの100Gを返せってんだ。▽

そうだな。
もったいなかったな。▽


ボクの魔法薬を受けてみろ


大武会 準決勝

フェイ
「なんで、ダンが
 ここにいるんだ!?▽

ダン
「フン! ユイさんの所から
 逃げてきたのさ!
 ねえちゃんの仇をうつために!▽

フェイ
「……たのむ、ダン。
 やめてくれ!▽

ダン
「うるせえ! オレは絶対
 おまえを許さない。
 ……この、人殺しッ!!▽

フェイ
「くっ!……
 どうすればいいんだ……▽


「おまえを、みんなの前で倒してやる!」
「これは、村のみんなの分!」
「これは、ティモシーの分!」
「これは、ねえちゃんの分だーっ!」
「くだけちれ!」


ダン
「やい! フェイ!
 なんでかかってこない?
 勝負だ、フェイ!▽

フェイ
「……だめだ。 オレには
 ダンを殴ることなんて
 できるわけないよ……▽

ダン
「……くそッ! こんなんで
 おまえを倒しても、ねえちゃんも
 ティモシーもうかばれねえや!▽
 えーい、ちきしょう!
 この勝負は、おあずけだ。
 今度会った時が、おまえの
 命日だからな!▽
 その時まで、こいつをおまえに
 あずける! 毎日それを見て
 罪の重さに苦しむがいい!▽

『アルルの花嫁衣装』を預かった!

フェイ
「ダン……
 オレは……▽

ダン
「うるさい!
 おまえのいいわけなんて
 聞きたくねえや!▽
 フェイの
 バカヤロー!!▽


大武会 決勝


「ヌルいわ!」


観客
「ブ〜ブ〜!
 つまんねえぞ!
 ちゃんとやれ〜っ!!

フェイ
(まずいぞ。このままじゃ…)▽

ワイズマン
「……やはりそうか。▽

フェイ
「??▽

ワイズマン
「お主、その技、
 どこで覚えた?▽

フェイ
「どこだっていいじゃないか。
 さぁ、ちゃんと戦ってくれ!▽

ワイズマン
「ふむ。
 ならば何故お主は戦う?▽
 自らの為か?
 他人の為か?▽

フェイ
「何故、そんな
 事を聞く?▽

ワイズマン
「人が戦うのには
 それなりの理由と
 目的があろう?▽

フェイ
「俺の戦う理由なんて、
 あんたには
 関係ないことだろ!▽

ワイズマン
「お主、理由も目的もなく
 戦っているのか?▽

フェイ
「うるさいっ!
 それを探している
 最中だ!▽

ワイズマン
「……やめておけ、
 お主に見つけられる
 ハズがない。▽

フェイ
「何だと!▽

ワイズマン
「お主は前を向いている
 ようでいて実は足下のみ、
 己の事しか見ておらん。▽
 それでは何も
 見つけられんよ。▽

フェイ
「そんな事、
 あんたに解る訳が…▽

ワイズマン
「解るさ、
 こうして拳を交えれば
 大抵の事はな。▽

フェイ
「くっ!
 黙れっ!!▽

ワイズマン
「ぬるい、ぬるい。
 そんな撃ち方では
 かすりもせん。▽
 まぁそれでも
 見かけだけは
 大分たくましく
 なったようだな。▽

フェイ
「??▽

ワイズマン
「よくあの怪我から
 回復したものだ。
 フェイよ……▽

フェイ
「!!
 なぜ、俺の名前を
 知っている!?▽
 さっきだってそうだ。
 俺は本名でエントリー
 した憶えはないぞ。▽
 それに怪我から
 回復って……
 …………!?
 あんた、まさか!?▽

ワイズマン
「……むっ!?▽

フェイ
「??▽

ワイズマン
「なんと……
 最早そのような
 刻限であったとは……▽
 ……
 致し方ない。
 さらばだ!▽

フェイ
「!! 待ってくれ!
 あんたには
 聞きたいことが……!▽

観客
「……ざわざわ

審判
「……えー、オホン。
 ワイズマン選手、試合放棄とみなし、
 残った選手の不戦勝と致します!

観客
「えーっ、まじぇーっ?
「ブー!! ブー!!
「やった、賭があたった!!

フェイ
「ワイズマン……▽



    

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