台詞集
シェバト
●南の老人
ほう、下界からの客人とは
めずらしい。
ようこそ、天空をさすらう街、
アウラ・エーペイルに。▽
ここは、ソラリスに敵対した
独立自由国家シェバトの
かつての首都じゃよ。▽
昨日の涙を、明日の笑顔に
変えるところ……。
はるか昔には、この街も
そう呼ばれていたものじゃが……。▽
今では絶望も希望もとうの昔に
すりきれ、風化し……、
さまようとるのは、憎しみの
木霊だけなのかもしれん……。▽
おまえさんたちの迷いや
哀しみを断つ助けとなるものも、
ここで見つかるかもしれん。▽
じゃが、忘れるでないぞ。
運命は、時にひどくイタズラで
残酷になれるのじゃ……。▽
それとじゃな、ほれ、
そこに浮いとる石のプレート。
こいつは飛び石と言うてな、
人を乗せて動いてくれるのじゃ。▽
上に乗っかって、石に
話しかけてみるといい。
おまえさんたち3人くらい
喜んで運んでくれるじゃろう。▽
●高台の老人
人はなぜ互いに憎みあい、
傷つけあわなくてはならない?
みな同じ、この青い空の下で
生きているというのに……。▽
失われたものの痛みは、
いやされるのか?
あらゆる孤独と悲しみの理由を
知る日は、いつかくるのか?▽
つまるところ私たちは、
500年前と同じあやまちを
くりかえそうとしているだけ
なのかもしれない……。▽
●北の老人
この先は、もう街の外だよ。
街から出るのでなければ、
引き返しなさい。▽
なんじゃ、マリアと
待ち合わせか?
→そうだ
ならば、ほれ。
そこの下に、誰も住んどらん
家があるんじゃが……。▽
マリアは、よく
あの家の2階で、ひとりで
考え事でもしとるようじゃぞ。▽
まあ、あちこち調べたり
しながら、待ってみると
よかろう。▽
→いや、ちがう
そうかい。
ならば、この街でゆっくり
骨休めするとよいじゃろう。▽
■地下
●張り紙
“ 打倒、ソラリス!!
世界を われらの手に!
だがその前に……
賭け事 禁止!
深酒するな!
しめきり 守れ!
ないソデ ふるな!
ちゃんとフロ、入れ!
泣き言は聞かない!
毎朝 ちゃんと来い!
いきなり「旅」に出るな!
海を よごすな! ”▽
●兵士1
やあ、見慣れない顔だな。
新入りかい?
ようこそ、
シェバト反乱軍宿舎へ!!▽
……なーんて言うほど、
ごたいそうなもんでも
ないんだけどね、実際は。
ハハハ……。▽
でも、ここが反ソラリス部隊の
宿舎だってのは、ほんとだぜ。
まあ、自分の家だと思って、
くつろいでくれよ。▽
●亜人1
なんか、でもさ……、
実際おかしなことに
なっちまったもんだよ。▽
世界を裏であやつってるような
ヤツら相手に、ケンカ売ろうって
いうんだからなあ。▽
くくっ、それも下の世界では
騒動ばかりおこしてた、
ひとくせもふたくせもある、
俺たちみたいなあぶれ者が、だぜ?▽
シェバトやソラリスのことなんか
これまで何ひとつ知らないで
生きてきたってのにさ……。
笑っちゃうよなあ、ほんと。▽
●ハゲ1
なんでもこの街もよ、
500年前は地面の上にあってよ、
そこらにあるようなフツーの街と
同じだったっていうじゃねえか。▽
それが、ソラリスの連中と
やりあって負けちまってよ、
王宮のあるこの区画だけを
空に浮かして逃れたんだとよ。▽
信じられねーような話だがよ、
実際そいつに俺っちがのっかってよ、
こうして空飛んでるってんだから、
人生、何がどうなるかわからねえ。▽
●薬女
キスレブで、自家製の薬
あつかってたんだ、あたい。
で、連中がいかした薬かくしてるって
うわさ、聞いちゃってさ。▽
詳しい製剤法、教えてもらいたくて、
あいつらのショップに
しのびこんだのはいいけど……、
ドジふんじゃって……、テヘヘ。▽
なんとか必死になって逃げ出して、
話に聞いてたタムズに転がり込んだの。
そこで、ここの連中にひろいあげて
もらったってわけなのよ。▽
あの時助けてもらわなかったら、
まちがいなく薬の実験台かなんかに
されてたね。
かわいーから、あたい。▽
●ツナギ男
お前さんたちゃ、どっから
来たい?
そのなりからすると、
イグニス大陸ってとこだな。▽
ここの連中に助けて
もらったんだろ?
わかってるって。
俺たちも、みんな同じよ。▽
それぞれ事情はどうあれ、
知らねえうちにゲブラーだの、
『教会』だのとのごたごたに
足をつっこんじまってよ。▽
何がなんだかわからねえまま
あやうく消されそうだったとこを、
ここの連中にすくいあげて
もらったって次第よ。▽
そうそう! 地上にもどっても、
またあいつらに狙われたんじゃ
命いくつあっても足んないでしょ?▽
だから、結局そのままこうして
ここにいついちゃうってケース、
多いんだわあ。▽
それに、あのクソったれどもに
一泡ふかせてやりたいじゃん?
このままだまってやられるなんて、
冗談じゃないもんね!▽
ま、そういうこった。
これからは同じ穴のタヌキツネ、
よろしくな!▽
●ハゲ2
おう、この家は俺たち、
地上からすくいあげられた連中の
アパートみたいなもんよ。▽
純粋なシェバト人てえのは、
この街にも、もうほとんど
残っちゃいねーって話だぜ。▽
なんでも500年前にあった
ソラリスとの大戦で、みんな
やられちまったんだそうだ。▽
ま、俺たちだって、ヘタしたら
すぐに同じ運命をたどることに
なるんだぜ。ヘへッ。▽
●亜人
宮殿の入り口に立つ白い
おおきな天使像は、500年前の
戦争で犠牲となった、ある女性を
かたどったものなんだそうだ。▽
かわいそうになあ。
当時みんなから愛された、反乱軍の
ヒロインといったところの人
だったんだろうね、きっと。▽
●女
ゼファー女王には
もうお会いになりましたか?
大変やさしい方ですよ。▽
わたしたちが、こうして
生きていられるのも、女王様が
助けてくださったからです。▽
●兵士2
ここだけの話だが、俺様はな、
人類最後の希望の星シェバトの
秘密ちょーほー部員……、
はやく言や、スパイなのだ!▽
どう? いかすだろ?
……って、ここにいるからには
きっとあんたらだって
似たようなもんか、ちぇ。▽
●スクワット男
ハッ……。
なにしてるって?
ハッ……、ハッ……。▽
見りゃわかるだろ。
ハッ……、ハッ……。▽
体をきたえてるのよ。
ハッ……、ハッ……。▽
ソラリスをぶっとばすんだ。
ハッ……、ハッ……。▽
ちから、つけとかないとな。
ハッ……、ハッ……。▽
あいつらなんざ、いちころよ。
ハッ……、ハッ……。▽
俺様の最終必殺ワザ……。
ハッ……、ハッ……。▽
サイラス・パンチがありゃな!
ハッ……、ハッ……。▽
ま、おまえらも俺様にまかせて……。
ハッ……、ハッ……。▽
昼寝でもしてるんだな。
ハッ……、ハッ……。▽
ワハハ……ハハ……ハ……、
ハッ……、ハッ……。▽
●酒好き兵
わっ……!?
なんだ、新顔か、おまえ?
おどかすなよ……。
ちょっと、酒でもないかと
思ってな。▽
上の連中、ほんとにまだ
ソラリスとかって国と
やりあう気でいるのか?▽
そいつら、世界を裏で
支配しちゃってるような、
おそろしい連中なんだろ?▽
うう……、冗談じゃねえや。
せっかく助かったってのに、
やってられるかってんだよ。▽
わっ……!?
なんだ、おまえかよ?
だから、おどかすなって。
ちくしょー、酒はないか、
酒え。▽
●おばさん
おや、新入りさんかい?
久しぶりだねえ、
下界から人が来るのは。▽
これは、プラントシェルだよ。
このなかでシェバトで必要な
野菜やら果物やらを育ててるのさ。▽
大地をはなれて暮らしてる以上、
食物を手に入れるのにも
一工夫しなきゃいけないんだよ。▽
今は大切な降土期だから、
関係者いがい立ち入り禁止さ。
人間は、バイ菌のかたまりだからね。▽
まあ、楽しみに待っといで。
とりたての、かみなりイチゴ、
すぐにテーブルにのせたげるから。▽
●飛び石
フェイ
「あれ……、動かないな。
こわれてるのか?▽
うん?
ここに、なにか小さく
記されてるぞ……。▽
“あかつきと、たそがれと
闇を得た者が、天への道を
のぼる…… by 賢者”▽
“追伸……
高きにいるチュチュに
教えをこうがよかろう!”▽
………。
なんだ、こりゃ?▽
フェイ
「よし、それじゃ
見つけてきた3つの石を
ここにはめこんで……。▽
飛び石は、
息をふきかえした。▽
■隠し部屋
●棚
全てのはじまりが何で、
おわりがどうなるのだろうと、
そんなことは、わしゃ知らん。▽
ただ、わしゃ、
チュチュと共に生き、
チュチュと共に死のう!▽
人間なんぞ、くそくらえじゃ!
ウソつきで、よくばりで、
自分勝手で……!▽
わしゃ、旅に出るぞ。
もう、うんざりじゃ、
こんなことには……!▽
●ちゅちゅの魔神像
ちゅちゅの魔神像を
手にいれてしまった!!▽
フェイ
「ちゅちゅ魔神像……?
これって、チュチュの
守り神をかたどったものか?▽
まさか、こいつが巨大化して、
チュチュが乗り込んで
戦うなんてことは……▽
フェイ
「…………………
…………
……。▽
フェイ
「よそう、ヘンな想像を
するのは!
心臓によくない!!▽
■喫茶店
●マスター
やあ、いらっしゃい。
……と言っても、ごらんのとおり、
当“ディープ・シー・ブロス”は
開店休業の状態なんだがね。▽
ごらん、こいつらは、
鳥のくせに、飛ぶことを
忘れてしまったんだよ。
長い進化の歴史のなかでね。▽
わたしたち人間も、また同じさ。
折れた翼をみずから捨てて、
飛ぶことを忘れてしまった……。▽
だが、けっしてこのまま
終わってしまうわけじゃあるまい。
いつかふたたび、空を思い出すさ。▽
深い、おおきな青にそまって、
どこまでも、かけてゆく……。
そんな日がまた、きっと来る。▽
なあ、そうだろう、
おまえたち?▽
静かに考え事でもしたいなら、
後ろのボックスのスイッチで
明かりをおとすといい。▽
▼遠い約束
”ひゃくおくの鏡のかけら
ちっぽけな命のともしび
遠ざかる懐かしい こだまよ▽
だけど あなたとわたしだけが
「答え」を見つけだせる
いつか…… ”▽
「遠い約束」か……。
はるかに遠い昔に
つくられたうたらしいが……。▽
君たちは見つけだせるかね、
どこかにあるかもしれない
「答え」を……?▽
▼lost...きしんだ かけら
きっとわたしたちはみんな、
広大な世界の一部であり、
無数のかけらの一粒なんだよ。▽
そのかけらは、ひとつとして
同じカタチ、同じ色のものはない。
うれしくて、悲しいことに……。▽
むかし三賢者のひとりが、
そんな風なことを
おっしゃられていたそうだよ。▽
▼おらが村は世界一
どこだろうと人が
心から愛した場所には、
その人の一部が残るんだよ。▽
残された人のかけらが
自分のもとに帰りたくて、
遠くからその人のことを呼ぶんだ。▽
だから人は、愛する場所には
何度でもくりかえし
足を運びたくなるのさ。▽
君の愛した場所で、君の一部が、
いまも君のことを呼んでるかも
しれないな。▽
■チュチュ部屋
フェイ
「あれぇ……、
こりゃ……。▽
バルト
「ハハッ!
こりゃ、まいったぜ!▽
エリィ
「チュチュ、これ見たら、
きっとうれしさで
気を失っちゃうわよ!▽
シタン
「ここにいるチュチュたちが、
おそらくは、最後の
生き残りなのでしょうね。▽
リコ
「よかったな、チュチュ。
仲間が、こんなにいるぞ。▽
●道具屋
ありゃま〜、お客さんでチュか〜!?
ひっさしぶりでチュねぇ!
いらっしゃいでチュ〜。▽
いっぱい、いっぱい
買ってくれると、
うれしいでチュよねぇ!!▽
まいど、でチュ!
また来るでチュよ。
サービスするでチュから。▽
●コレクター
ほんとに、きれいでチュねぇ。
ここにならべてあるのは、
ほかじゃ売ってないような、
いかした品ばっかりでチュよ。▽
でも、これは大切なチュチュの
お宝なんで、お売りできないでチュ。
ごめんなさいでチュねぇ。
お買いものはカウンターでお願いチュ。▽
▼3種のバッジを持ってる
と、と……!?
ちょ、ちょっと待つでチュよ!!
あんたしゃんがそこにお持ちに
なってるのは……▽
幻のジャンケンバッジ!!▽
伝説のかくれんぼバッジ!!▽
マニアもよだれの
おにごっこバッジ!!▽
……の、遊び人バッジセットの
コンプリートじゃないでチュか!?
こりゃまいったでチュねえ。
いかすでチュねえ。▽
う〜ん……。
わたちのお宝とその3点セット、
交換しませんでチュか?
いかしたヤツでチュよ。▽
チュチュの宝と交換する?
→よし、交換しよう!
はい、ほんじゃ
とりかえっこでチュ!▽
ガードリカバーAを
手にいれた!▽
パワーリングSを
手にいれた!▽
→イヤだ
ケチ……。▽
●チュチュ1
これはうわさでチュけどねぇ、
シェバトの賢者さまの秘密の部屋が、
この街のどこかにあるそうでチュよ。
ほんとでチュかちら?▽
●チュチュ2
あや? おかしいでチュねぇ、
あんたたち、土のにおいや、
木々のにおいがするでチュよ。▽
むかしはチュチュの一族も、
森のなかでくらしてたでチュ。
だれにもジャマされずに。▽
いつかまた地上にもどって、
森でくらせるような日が
来るでチュかねぇ……。▽
●チュチュ3
シェバトの人たちは、みんな
やさしいから好きでチュ。
チュチュたちのこと、同じ
生命としてあつかってくれるチュ。▽
でも、地上の人たちは、
こわい人ばかりだと聞いたでチュよ。
ウソついたり、ひどいこと言ったり、
傷つけあったり、殺しあったり……。▽
そんなこと、ないでチュよね?
みんな、いい人ばっかりでチュよね?
→ああ、いい人ばっかりだ
フェイ
「ああ、地上の人たちも
みんなやさしい、
いい人ばっかりだよ……。▽
やっぱり、そうでチュか!
ああ、はやく地上に降りて、
ほかの人たちともいっしょに
くらしたいでチュよ!▽
→そうともかぎらない……
フェイ
「みんながみんな、やさしい、
いい人ばっかりだとは
かぎらないんだよ……。▽
そうでチュか……。
でも、いつかはみんながわかりあい、
いっしょに生きてゆけるような日が
くるといいでチュねぇ……。▽
まっすぐでチュねぇ、あんた。
気に入ったでチュよ、あたちは。
これ、あげるでチュ。▽
アクアソルSをもらった。▽
アクアソルSをもらった。▽
アクアソルDXをもらった。▽
●チュチュ4
うしろの浮き石で、いこいの広場
アクアパラダイスに
おりられるでチュよ。▽
時にはしばし現実をはなれて、
浮き世の悩みを忘れるのも、また
よいかもしれません……でチュよ。▽
●チュチュ5
なんでもシェバトの賢者さまは、
チュチュ一族の伝説についても、
いろいろと調べてたっていう
話らしいでチュよ。▽
大変でチュよねぇ。
今じゃ、じーばーチュチュでも、
知らないチュチュが
多いでチュからねぇ。▽
●チュチュ6
ちょいと耳よりなお話、
おしえちゃいまちょうかでチュ?
吸血大サービチュでチュよ!▽
聞きたいでチュか?
→聞きたい
ふっふっふ……、
聞きたいでチュかぁ、
そうでチュかぁ。▽
そいじゃ、お話しまチョうかねぇ、
チュチュ一族につたわる、
カンドーの伝説をねぇ。▽
むかしむか〜しチュチュ一族には、
大きな山もひとまたぎで、
キングなマンボがやってくる、の
おっきな守り神さまがいたでチュねぇ。▽
チュチュたちと、キングでマンボな
おっきな守り神さまは、平和に
ハッピーにくらしてたでチュよ。
ドリーミーでスイーティでチュねぇ。▽
ところがある日、おっきな赤い火の玉が
空から降ってきて、眠ってた守り神さま
ぶっとばしちゃったでチュよ。
どか〜ん、ぱぴゅ〜、ぷ〜!▽
でも、ごあんしん!
おっきな守り神さまは、空のお星さまに
チュらりん! で、チュチュたちを
見守っていてくれるでチュよ。▽
う〜ん、いい話でチュねぇ……。
いつ聞いても、こころが
あらわれまチュでチュねぇ。▽
チュチュいじめる、わるいヤチュ、
守り神さまのバチかぶるでチュからねぇ。
気をつけないとダメでチュよぉ。▽
→聞きたくない
ふっふっふ……、
聞きたいでチュかぁ、
そうでチュかぁ。▽
え? ちがうチュか?
聞きたくないでチュかあ?
ほんとにいいでチュかぁ?▽
そりゃ、ざんねんでチュねぇ。
ほんとに、ほんとに、耳よりよりな
お話なんでチュけどねぇ……。▽
●チュチュ7
ソラリチュのやちゅらは、
むかしからこの星に住んでた
チュチュたちのこと、
いじめたでチュよ。▽
それでチュチュたちのおじいの
おばぁのおじいたちは、
チェバトの人たちといっしょに
逃げたでチュ。▽
でも、ほとんどのチュチュ、
逃げられずに殺されてしまった
でチュ……。
あいつらに食われたでチュ。▽
でも、そー言えば……、
おなかへったでチュねぇ。
おひる食べてなかったの
思い出しちゃったでチュよ。▽
●チュチュ8
なにが、伝説の守り神さまだよ、
ふっざけんじゃねぇってんだ、
今時そんなおとぎ話、だれが
信じるかってんだ……でチュよ。▽
そんなおっきな守り神さまがいたら、
はなからソラリスのやつらなんか、
こてんぱんにぶっとばしてくれるに
決まってらあ……でチュ。▽
ほんと、のーてんきで
おめでたいヤツらばっかりで、
困っちまうぜ、まったくよう……
でチュよねぇ。▽
●装備屋
くーか……
くーか……▽
まいど、でチュ!
また来るでチュよ。
サービスするでチュから。
くーか……くーか……▽
●照明チュチュ
大きな天使は遠くあかつきを
見守り、たそがれは500年前の
迷子の腕でまどろんで……、
大海獣が闇をのみこんだ。▽
むかし賢者のおじーちゃんが
教えてくれたでチュよ。
なんだかわからないでチュけど、
おまじないか何かでチュかねえ。▽
■憩いの広場
●婆さん
はいはい……。
ちゃんと聞いておりますよ、
おじいさん。▽
なつかしいですねえ、
あなたとはじめて待ち合わせを
したのも、この場所でしたっけ。▽
あの日、あなたったら、
自分でつくったとかいう詩を
読んで聞かせてくれて……。▽
今時こんな人もいるのかって
おかしかったけど……、
でも、とてもうれしかった……。▽
ほんとに何もかも昔のままで……。
真実に大切なものは、だれにも
うばえないんですねぇ、きっと……。▽
●女
この街の者は、ふたたび
大地に降りる日のことを
ずっと夢みてきました……。▽
ソラリスの支配からのがれ、
真に自由となった世界に
降り立つ日のことを……。▽
その夢がかなう日も、そう
遠くないかもしれません。
そんな予感がするんです。▽
●兵士
この街は、500年もの間
こうして空をさまよいつづけて
来たんだ……。▽
変わり行く国を、世界を、
現れては消えて行く者たちの姿を
ただ見守りながら……。▽
ちからをなくしたシェバトの
人たちには、そうするしか
なかった……。▽
見守り続けることが、
ここの人たちにかせられた、
報いだったのかもしれない。▽
●糸婆さん
しょせん憎しみは、
新たな憎しみと哀しみしか
生みはしないよ……。▽
どうして上にいる連中は、
そんな簡単なことにも
気づかないのかねえ……。▽
姿を消しちまった賢者様みたく、
のんびりつりでも楽しんで、
リラックスすりゃいいのさ。▽
あんた、つりは好きかい?
→好きだ
そうかい。なら広場の魚でも
つってみるかい?
ほんとは、
禁止されてるんだけどね。▽
いい糸があるんだ。
50Gで、どうだい?
└→買う!!
なんだい、あんた、
立派なクモの糸、もってるじゃ
ないか?▽
そいつを広場の中央で
たらしてみるといい。
すじがよけりゃ、つれるさ。▽
└→いらない……
そうかい。
いい糸なんだけどねえ。▽
→べつに……
そうかい……。
賢者様などはつりが大好きでね、
広場でよくリバイアタンをつって、
遊んでたっけ。▽
●釣り
フェイ
「ほんとに、こんなんで
つれるのか……?
エサもなくて?▽
フェイ
「…………。
フェイ
「ん!?
きたぞ!▽
どうする?
→つりあげる!
フェイ
「よし、行くぞ!▽
→あたりをみる
フェイ
「よし、それじゃ……、
こう、ちょんちょんと……。▽
フェイ
「う〜ん……
もうちょいか……。▽
こいつ、けっこう
ひきがでかいぞ……。
大物だな、こりゃ。▽
どうする?
→ここはじっとガマン
フェイ
「よしよし……、
あせりは禁物だからな。▽
フェイ
「うん、まだかな……?
このねばりが、勝負を
決めるんだ。▽
どうする?
▼成功
フェイ
「………。
今だ、そおりゃッ!!▽
フェイ
「やった!▽
フェイ
「信じられないな!
どれどれ、ちょっと口を
あけて、見せてくれよ。▽
あった!
こいつが、そうだな!▽
とこやみの石を
手にいれた!▽
つりあげた魚は
かえしてやった。▽
▼失敗
フェイ
「ん……!?
ありゃりゃ……?▽
フェイ
「やられた!
糸をきられた!▽
クモの巣を
なくした……。▽
フェイ
「………。
ゆ、ゆるせん……!!▽
フェイ
「よし!
まけないぞ!▽
■民家
●爺さん1
ほい、下界の人よ。
この写真を見てごらん。
遠い日の、わしとばーさんじゃ。▽
お前さんたちには信じられんかも
しれんが、たしかにわしらにも
若い時というものがあったのだよ。
夢と希望でいっぱいの、な。▽
ばーさんは、2年前に死んだ。
わしゃ、下界の人に頼んでの、
ばーさんの骨を大地に
埋めてもらったのじゃ。▽
わしにもそう遠からず、
お迎えが来るじゃろうて……。
若い人、そん時はわしの骨も
大地へ埋めてくれんかのう。▽
わしは、もう疲れてしまった。
待つことにも……。
信じ続けることにも……。
静かに大地で眠りたいんじゃ。▽
●爺さん2
じゃが、ゼファー女王のように
年をとらずに生きられるというのも、
はたして、どういうものなの
じゃろうか……。▽
500年以上もの長きにわたり、
いったいあの方は何をみつめ、
何に耳をかたむけて
来なすったのじゃろう?▽
そうまでして得られたものは、
本当にあの方をしあわせに
してくださったのじゃろうか……?
わたしには、わからん。▽
●女
この国は、つかれているのです。
ソラリスに対抗するだけの
ちからは、もうわたしたちには
残されておりません……。▽
宮殿へ行きなさい、下界の人よ。
ゼファー女王ならば、あなた方の
問いにこたえ、進むべき道を
さししめしてくださるでしょう。▽
もしかしたらあなた方が、
ソラリスに対する人類の、
新しい希望となってくれるのかも
しれません……。▽
●男
ソラリスのような設備も
資材もない。
それで、いったいどうしろって
言うんだよ?▽
チクショー!
技術や発想では、けっして
あいつらにひけを
とらないんだけどなあ……。▽
●ハゲ
そもそも乗る人間もいないのに、
ギアなんぞあったって
なんの役に立つ?▽
整備する必要のあるギアは
マリアのギアくらいのもんで、
あれとてめったに出たりはせん。▽
なあ、正直言って、この闘い、
わしらに勝ち目はないよ。
奇跡でもおきんかぎり、な。▽
500年前の大戦であの女を
とり逃がしてしまった時点で、
勝負はついていたのかもしれん。▽
●ギアショップ
うちもほとんど店じまいしてる
ようなものなんですよ。
この街では、もう女王の部隊以外、
ギアは必要とされませんし……。▽
ですが、まあ……、
見るだけは見ていってください。
店はこんな状態ですが、扱ってるのは
どれも自慢の品ばかりです。▽
ありがとうございます。
ご用があったら、また来てください。
できるだけのことはしますよ。▽
■無人の家
●人形
フェイ
「うん……?
この人形、手になにか
持ってるぞ。▽
たそがれの石を
手にいれた!▽
●真実の鏡
フェイ
「開きそうだな、
これ……。▽
●木馬
※他キャラはストーリー中
マリア
「………。
ソラリスめ……!▽
エメラダ
「………?
人も、こわれたのか?▽
チュチュ
「でも、この部屋の子供たち、
どこ行ったでチュかね?
お散歩でチュか?▽
■王宮
●護衛1
敵のスパイが入り込むなんてことは
まずないだろうが、やっぱり下から
新しく人が来たとなるとな、
それなりの警戒が必要になるのだ。▽
何がおこるかわからんし……。
女王様にもしものことでもあったら
大変なことになるからな。▽
海上のあなた方のお仲間の艦と
接触しようとして、
シールドを解除したのだそうだ。▽
その際に、スキをつかれたらしい。
まさか、本当にスパイが入り込む
などとは……!?▽
ニコラ博士のことは
本当に残念だ……。
しかし、あなた方のおかげで、
どうにか敵を撃退できた。▽
ありがとう。
そして、これからも
ソラリス打倒のため、
ともに頑張ってゆこう!▽
●護衛2
最近、下界の様子は
どうですか?▽
下の人たちは、あいかわらず
何も知らないまま、のどかに
くらしてるんだろうなあ。▽
ぼくらは、何があっても
ここを離れちゃいけない
ことになってるんです。▽
どうか、マリアを
よろしくお願いします!▽
●寝室前
ようこそ、シェバトへ。
お客様が来られることは、
うかがっております。▽
この部屋を、ご自由に
お使いください。
ベッドでゆっくりやすんで、
疲れをとってください。▽
ふう……、いつになったら、
地上でのんびりと
過ごせる日が来るのかしら。▽
●寝室横
あなた方は、新しく来られた
地上人ですね?
ふむ……、どうもあなた方は
他の地上の協力者とは違うようだ。▽
共にソラリスと戦ってくれる仲間が
増えるのは、うれしいかぎりです。
これから、よろしくお願いしますね。▽
いや、すごい戦闘でしたね。
あなた方のおかげでなんとか
もちこたえることが
できました。▽
本当にありがとう。
これからもよろしく
お願いします、地上に自由を
とりもどす、その日まで。▽
●逆髪男
シェバトを外敵から守る、古の
技術の障壁<ゲート>。
これは原理的にはソラリスが地上に
設置したものと同じなのだよ。▽
ソラリスの科学力をもってしても、
シェバトの障壁<ゲート>は、
破ることはできぬのだ。▽
しかし時々ふと考えるのだが、
本当に障壁<ゲート>は
ソラリスから我々を守るため
だけに、あるのだろうか?▽
我らをなかにふうじこめ、
世界と分断し、孤立させるために、
あえてあの男は障壁<ゲート>を
残したのではなかろうか?▽
もしそこまで考えていたとしたら、
おそるべしや、カレルレン……。
あの男の憎しみは、そこまで
ふかいのか……。▽
●↑の隣
いまソラリスの実権は、
どうやらカレルレンがにぎっている
ということですが……。
運命とは皮肉なものですね。▽
かつてはあの男も、
ロニ・ファティマやゼファー女王、
ラカンらと共にソラリスと戦った
同志だったというのに……。▽
●恰幅のいい老人
ほう……、おまえさんが
カーンのせがれだね。
もうゼファー女王には、お会い
したかい?▽
女王は、500年前の大戦時の
ニサンの悲劇のことが、今だに
忘れられずにいるんじゃよ。
女王の罪ではないというに……。▽
自分の知らないこととは言え、
仲間を裏切り、見殺しにした……
そのことで自分を許すことが
できんのじゃろうなあ。▽
おっと、こりゃ口がすぎたわい。
わしゃ、な〜んにも知らんぞ。
まあ、ソラリス打倒のために
頑張っとくれよ、兄ちゃん!▽
ソラリス打倒のために
頑張っとくれよ。
期待しとるからのう。▽
●帽子女
マリアは3年ほど前に、
バルタザール殿につれられて
シェバトにやって来たのです。
あのゼプツェンと一緒に。▽
なんでもバルタザール殿はひとりで
ソラリスに潜入し、捕らえられていた
ニコラ博士とマリアの親子を
助け出そうとしたのだそうです。▽
どうにかマリアだけは
連れ出して、ゼプツェンを
みやげにもらって逃げてきたと、
笑っておられましたわ。▽
●眼鏡女
マリアの父、ニコラ博士は
いぜんソラリスに捕らえられたまま、
消息がつかめないのです。▽
いずれ、ギア関連の研究をやらされて
いるのは、まず間違いないところで
しょうが……。▽
ゼプツェンをさらに兵器として
発展させたギアを量産されでもしたら
こっちはもう手も足も出ないわ……。▽
●逆髪長兄
はるか昔、人は神と共に
天空の楽園「マハノン」にあった。
そこは神の力に守られ、たえて人が
死の恐怖にさらされることはなかった。▽
ところがある日、人は神の禁断の園に
入り、そこに生えている“ラジエル”
と呼ばれる二対の樹の果実を口にし、
おおいなる知恵と力を手にいれた。▽
そのことが神に知れ、人は楽園を
追放された。
幸福の時はすぎ、かなしみと
憎しみの時代の幕開けである……。▽
以上が、古くから伝わる、
創世の伝承のはじまりの部分です。
こうした伝承は、いくらかの真実を
ふくむとよく言われますが……。▽
●逆髪次兄
楽園を追放された人は、おろかにも
神に反旗をひるがえした。▽
神の力に抗敵する為、その知恵で
12の“魂<アニマ>の器”を創り、
自らを神と名乗り……。▽
十の昼、十の夜、世界は血を流し、
マハノンは炎につつまれた。▽
しかし人の力が神におよぶはずもなく、
おごった人は、神の怒りによって
滅ぼされた。
地上にはわずかな義人だけが残った。▽
しかしその戦いで、神もまた傷つき、
つかれた。
神は、地の底深く眠りにつくことにした。
神の眠りは永い。永遠も一瞬だから。▽
よって以後、神に逆らうことのなかった
少数の義人は、きびしい自然のなか、
自分たちだけで歩まねばならなくなった。
死の恐怖ととなりあわせで……。▽
伝承は、さらにこう伝えています。
義人の子がふたたび地に
みちみちた時、神は長い眠りからさめ、
子らに救いの手をさしのべる、と。▽
もし伝承が事実を伝えているなら、
めざめた神は、人に何を
もたらしてくれるのでしょう?
神とは、どんな存在なのでしょう?▽
●逆髪末弟
創世の伝承がどれほどの
真実を語っているのか、
それはわかりません……。▽
しかし、神の知恵によって
創られしもの、“アニマの器”は
たしかに存在するのです。▽
そして、その“アニマの器”と
神の眠るとされる地マハノンを、
ソラリス、ガゼルの法院は、
必死になって探し続けている。▽
もしソラリスがさらなる力を得たら、
もはや誰にも彼らを止めることは
できなくなってしまうでしょう。
はたしてその時、世界は……?▽
●兵士1
あなた方が今度新しく来た
地上の方々ですね。
話は聞いておりますよ。▽
『教会』に捕らえられていた
仲間を助け出してくださったとか。
本当に、ありがとうございます。▽
ああ、はやく私にも
作戦命令がおりないものか!
ソラリスのヤツらに目にもの
みせてくれるのだが……。▽
●↑の同室
おや、あなたは……?
以前どこかで、会ったことが
あるような気がするな……。▽
ふむ。私たちに武術を教えて
くださったカーン殿に、
どこか似ているのだな。▽
カーン殿と言えば、女王の任務で
地上に降りたまま行方知れずだと
聞くが……。▽
カーン殿ほどの腕前であれば
まさかのことはないとは思うが、
しかし、どうなさったのだろう?▽
●兵士2
うー、腹へったあ……、めし、まだ?
やっぱり何やるにしても、
基本は食い物だよ、食い物ぉ!▽
俺なんか、めし食ってる時が一番、
生きてるって実感わくもんなあ。
あんたらだって、そうだろ?▽
生きるために食うのか、食うために
生きてるのか、時々自分でも
わからなくなる時ってあるよね?▽
ソラリスのヤツら、うまいもんばっか
たらふく食ってやがんだろうなあ。
ちくしょー、許せんなあ!!▽
●食堂のおばちゃん
500年も前の戦争のせいで、
今もこうして空を逃げまわってなきゃ
ならないなんて、バカげてるよ。▽
なんで子孫の私たちまでが、こんな
目にあわなきゃならないんだ?
そうは思わんかね、ああ?▽
いきのいい食材ひとつ、満足に
手にはいりはしないんだよ!
やってられないよ、まったく。▽
●ユイ
▼エリィ、シタン、バルトがいると台詞追加
ユイ
「あら、いらっしゃい。
元気そうね、フェイ。▽
もうすぐ食事のしたくが
できるわよ。
お腹いっぱい食べてって
ちょうだいね。▽
フェイ
「………!?
ユイさん!?▽
ど……、
どうして
ここに……!?▽
ユイ
「あら、話してなかったかしら。
私は、ここの生まれなのよ。▽
あなたが村を出たあと、
残った村人と一緒にシェバトに
戻って来ることにしたの。▽
アヴェやキスレブの兵たちが
あの辺りをうろうろし始めて、
どうも妙な雲行きに
なりそうだったから。▽
フェイ
「そうだったのか……。▽
ユイ
「おかえりなさい。▽
シタン
「ああ、ただいま。
ご苦労だったね。▽
フェイ
「どうもすみませんでした、
いろいろ迷惑をかけちゃって。▽
ユイ
「なにを言ってるの。
別にあなたのせいじゃないわ、
気にすることなんか何もないわよ。▽
村の人たちだって、ここに来て
事情を聞いたら、みんなちゃんと
わかってくれたわよ。▽
あの事件も、裏でソラリスが
動いていたらしくて、あなただけを
責められないってね。▽
フェイ
「ああ……、
でも……。▽
エリィ
「………。▽
バルト
「あの〜、
こちらは
どういった方で?▽
フェイ
「ああ、はじめてだったな。
この人は先生の奥さん、
ユイさんだ。▽
バルト
「お、奥さんだってえ!?
シタン先生の!?▽
ユイ
「ははーん、察すると……、
あなたが砂漠のシャチ、
バルトくんね。▽
話はいろいろ聞いてるわよ。
頑張ってるそうじゃない。
よろしくね。▽
バルト
「は……、はい!
こ、こちらこそ、よろしく
お願いします!▽
ユイ
「女王には、もうお会いになった?
まだなら、はやくあいさつして
いらっしゃいな。▽
フェイ
「オッケー!
それじゃ、また後で。▽
ユイ
「このシェバトに、侵入者?
まさか、ソラリスの手の者が
………?▽
ユイ
「フェイ……。
くれぐれも、
気をつけてね。▽
どんなことがあっても、
決して最後まで
あきらめてはダメよ。
………。▽
●ミドリ
ミドリ
「…………。▽
チュチュ……
おともだち……。▽
●厨房チュチュ
ミドリしゃんは、ほんと
おしゃべりでチュねえ!
よくまあ、次から次へと
話が出てくるでチュよ。▽
声に出さなくっても、
お話はできるでチュよ。
人間しゃんは、もう
忘れちゃったでチュか?▽
●チュチュ1
あんたたち人間しゃんは、ほんと
おかしな生き物でチュねえ。
まるで、バラバラになった
カガミのかけらのようでチュよ。▽
●爺さん1
500年前の大戦のことを、
わしゃ今でも昨日のことのように
おぼえとるよ……。
どうしても忘れられんでなあ。▽
多くの生命が失われた……。
多くの夢や愛や、友情や、
かけがえのない大切なものが
傷つき、血を流しておった……。▽
またふたたび、あんな日々が
戻ってくるというのかのう……。
わしの子や孫たちには、あんな
悪夢だけは見せとうなかったが……。▽
●おっさん
わしらはずっと空の上を
飛び続けているわけだろ?
物資の補給も楽じゃないんだぞ。
完全な自給自足は不可能だしな。▽
これまではなんとかやって
こられたが、いつまでもこの調子で
続くとなると……。
う〜む、頭が痛いわい。▽
●配給女
う〜ん、今月もちょっとキツイなあ。
この分だと、やっぱり配給をちょい
切りつめないと、ダメかなあ……。▽
でも、みんな、ブーブー
言うだろうしなあ……。
う〜、どうしようかしら……。▽
●黒髪女
マリアは本当によく
頑張ってくれてますわ。
今では、このシェバトの守り神と
言われるほどですもの。▽
でも、いくらゼプツェンを
自由に動かせるからと言っても、
実際あの子はまだ13才の、
ひとりの女の子にすぎません。▽
ソラリスに捕らえられている
お父さんのことが、心配で心配で、
しょうがないでしょうに……。▽
マリアが
いなくなってしまうと
この街も寂しくなるわ。▽
でも、それも仕方ないのね。
だれもが自らの道を歩いて
行かなくてはならないのだから。▽
●逆髪野郎
マリアは、バルタザール殿から
けっしてシェバトを離れてはならぬと、
きつく言いつかっておるのじゃよ。▽
さもなくば、あの子は今すぐにでも
ソラリスへ飛んで行ってしまう
じゃろうからのう……。▽
捕らわれた父親を救いだすために、
たったひとりでも、
ゼプツェンを駆って、な……。▽
まさかニコラ博士が
あんなことに
なってしまうとは……。▽
私たちはマリアに
何を言ってやれるの
だろう?▽
●科学室1
500年前の地上人の反乱で
こりたソラリスの科学者は、
地上人にちょいとした細工を
ほどこすことにしたのね。▽
二度とふたたび飼い犬に手を
かまれたりすることのないよう、
遺伝子をいじくったの。▽
感情や能力を抑制する
様々な刻印<リミッター>が、
人々に取り付けられた。▽
そのため、この500年というもの
地上人は、意識、行動、すべてに
おいて、ずっとソラリスのいいように
あやつられて来たというわけ。▽
むろん地上人たちは、これっぽっちも
そのことに気づいちゃいない。
まさに許されない行為だわ!!
非常に効率的ではあるけど……。▽
●科学室2
地上はソラリスの実験場なのだよ。
遺伝子操作、異種交配、思想制御……
新たに生み出された種の生体データ、
戦闘データの収集が、連中の狙いだ。▽
ソラリスにとって地上人は、
飼育されるべき家畜でしかない。
主にその管理のために設置されたのが
『教会』なのだよ。▽
▼PTキャラ
エリィ
「………。▽
バルト
「なんだと!?
戦闘データの収集だあ!?▽
それじゃ、イグニス大陸の……、
俺たちの数百年にわたる戦いは、
ソラリスのヤツらに仕組まれた
ただの茶番だってのか!?▽
リコ
「………。
なるほどな……、そういうこと
だったのか。▽
ビリー
「教会が……、地上人を……?
管理……家畜の……?
ぼくは……。▽
▼バルト以外
むろん連中も、遊びで
やってるわけではない。
重要なシュミレーションだ。▽
▼バルトの場合
茶番では、ない。
連中にとっても、限定された状況下に
おける、重要なシュミレーションだ。▽
“アニマの器”と同調出来る、優れた
生体を生み出すことも、連中の大切な
目的のひとつなのだよ。▽
いずれにせよ、よいか、だれかが
連中を止めないかぎり、地上人はずっと
ソラリスの家畜であり続けるぞ。▽
フェイ
「………。▽
よく考えるがいい、地上人よ。
だれかが連中を止めないかぎり、
地上人はずっとソラリスの家畜で
あり続けるぞ。▽
●科学室3
地上人の能力をおさえこんでいる
刻印<リミッター>、そいつを
外す手だてもないわけではない。▽
かつてこのシェバトで三賢者と
呼ばれたうちのひとり、
トーラ・メルキオール。▽
彼なら、分子レベルですりこまれた
刻印<リミッター>を解除するすべも
知っているにちがいないわい。▽
●科学室4
メルキオール、バルタザール、
ガスパールの三賢者様は、大戦後
みな行方知れずなのです。▽
そう、例のニサンの悲劇の一件が
もとで、人に愛想をつかしたという
うわさもあったくらいですわ。▽
ソラリスの動きがまた活発になって
来たということですし……。
今頃どこでどうなさっているのやら。▽
●科学室5
地上人に刻印<リミッター>を
施す計画の中心人物だったのが、
カレルレンという男だ。▽
こいつも、元々は地上人でね、
賢者メルキオールから直々に
分子工学を学んだんだ。▽
そいつを、あんなことに
悪用しやがって!
とんでもない野郎だよ!▽
●作戦室前
ここはシェバトの作戦司令室です。
現在は地上やソラリスの動向を
追いかけ、情報を集めております。▽
最近、下界ではなにやら
おかしな動きがあるようですが……。
う〜む、ソラリスの連中、なにか
つかんだのでしょうか?▽
ここはシェバトの作戦司令室です。
現在は地上やソラリスの動向を
追いかけ、情報を集めております。▽
しかし、まさか連中があんな形で
攻め込んでくるとは……。
連中もあせっているのでしょうか?▽
●作戦室1
ソラリス、ガゼル法院が必死に
追い求めている物……、それこそ、
神の知恵によって創られしもの、
12の“アニマの器”なのです。▽
そのアニマの器とギアとが融合
変化した状態を、ギア・バーラーと
呼ぶのですが……、相応しい同調者が
いなければ、変化は起こりません。▽
アニマの器のうちのいくつかは
すでに発見されておりますが、
残りは今もこの世界のどこかで、
地中深く眠りについているのです。▽
われわれも、方々に手をのばして
探索を続けているのですが……、
残念ながら、まだこれと言った
手がかりは……。▽
●作戦室2
ふみゅふみゅ……。
神の知恵によって創られしもの、
“アニマの器”でチュか。▽
はたちて、すりゃ、
どうでチュかねえ……。▽
あれは、どちらかと言うと、
無生物と融合するためのユニット。
そう言った方が、正しいような気が
しまチュけどねえ……。▽
あんなもんに頼ろうとチュるなんて、
人はなんと愚かなものであることか、
でチュよねえ……。▽
おうっと、こいつぁ、
うっかりはっつぁん、ひとりごと。
気にしないでください、でチュねえ。▽
えっと……、器、器と……、
アニマの器ちゃんは、
どこいっちゃったでチュかねえ。▽
●作戦室3
500年前ディアボロスの崩壊をも
くいとめたと言われるバーラー。
あれがこれ以上、敵の手にわたったら、
我々や地上人の未来は……!!▽
お願いします、地上人よ!
われらに力をかしてください。▽
なんとしても、残りの
“アニマの器”は、わがシェバトが
回収しなくては……!▽
●植木鉢前
いかれた指導者たちの
とちくるった命令ひとつで、
力ない者までが傷つけあい、
殺しあい……。▽
どんなに科学や文明が発展しても
やってることは同じ。
はるか昔から、なにひとつ
変わってないわ。▽
悲しいのをとおりこして、
笑えてくるわね! ハッ!
いったいこんなことが、
いつまで続くのかしら……?▽
●図書室前のチュチュ
むか〜し、賢者しゃんに
連れられて、街を後にした
チュチュもいたってこと
らしいでチュが……▽
その後どうなったでチュか、
ぜんぜん話を聞かないでチュ。
元気にしてると
いいでチュけどねえ……。▽
むか〜し、賢者しゃんに
連れられて、街を後にした
チュチュもいたって話を
聞いたことがありまちたが……▽
ちゃんと元気に
してたんでチュねえ。
しかも、あんな大きく立派に
育って……!▽
ほんと、ビックリ
ぎょーてんでチュよねえ!
なに食べてたんでチュかちら。▽
●図書室前
ここはたくさんの本を集めた
図書室じゃよ。
今はもう地上では見ることすらできぬ、
大昔の本でいっぱいじゃぞい。
本好きだったらよだれの出そうな、
しょはん本、特装本、サイン本、発禁本、
幻の本の山、また山、山……!
ああ……たまらんわい! くーっ!▽
まあ、そりゃそれとして……、
昔のことで何か知りたいことが
あったなら、なかに入って
話を聞いてみるといい。▽
遠慮はいらんぞ。
新しくあがってきた地上人に、
過去のことを話して聞かせるのも、
中の連中の仕事じゃからな。▽
●図書室1
かつてソラリスは、ガゼル法院と
呼ばれる12人の長老を中心にすえ、
今より強大な軍事力で、
世界を支配していました。▽
地上の人間は奴隷のようにあつかわれ、
すこしでも彼らにさからった者たちは、
容赦なく、無造作に処分されたのです。
まるで命のない物でも扱うように。▽
やがて地上のあちこちで次々と反逆の
のりしがあがりはじめ、
それがついに500年前のソラリス対
シェバトの大戦へと至るのです。▽
●図書室2
500年前、ソラリスとシェバトとの
間にくりひろげられた大戦……。
それは地上の人間の自由と独立をかけた、
壮絶な戦いじゃった……。▽
われらシェバトを中心とした反乱軍は、
多くの犠牲をはらいながらも、
ついにソラリスの牙城ふかくまで
攻め入ることに成功したのじゃが……。▽
しかし、あと少しというところで、
思わぬ事態がもちあがった……。
ソラリスもわれらも予期しなかった、
新たな敵が出現したのじゃよ。▽
それが、悪夢のはじまりじゃった。
それまでだれも見たことのないような、
これから先もう二度と見ずにすむように
祈りたくなるような悪夢の……。▽
●図書室3
ディアボロス……。
とつじょ出現した謎の軍団によって、
500年前の人間同士の戦いは
終止符をうたれたのです。▽
強大無比、恐れも情けももたぬ、
死の天使たち……。
ヤツらはこの星のすべての生命を
根絶やしにせんとしておりました。▽
ソラリスのほこったギア部隊ですら
連中にはまったく歯がたたず、
無差別にあらゆる生命の血が流され、
ふみにじられてゆきました。▽
たしかにその時世界は、終わりを
迎えようとしていたのです……。
恐怖と絶望だけが支配する、
おそろしい日々でした……。▽
●図書室4
人類が500年前、絶滅の危機を
きりぬけて生きのびられたのは、
まさしく神の知恵によって創られた
巨人の力のおかげなのですよ。▽
ロニ・ファティマをはじめとする
数名の若者達の操るその巨人達が、
謎の軍団ディアボロスの中心となる
存在をうちたおしたのです。▽
反撃のチャンスを得た人類は、
必死になってディアボロスに立ち向かい、
そしてついにこれを滅ぼすことに
成功しました。▽
ロニ・ファティマや、
ゼファー女王といった若者たちが
自らの命をかけて、この世界の未来を
勝ち取ってくれたのですよ。▽
▼バルトがいる
バルト
「ロニ・ファティマだって?
そいつは、うちのご先祖の
ことじゃねえか?▽
ご先祖のロニが、ゼファー女王たちと
一緒になって、ソラリスと戦ったって
言うのか……?
う〜む……。▽
●図書室5
いにしえの大戦でわれらを救った
巨人こそ、すべてのギアを超越する
存在、伝説の“ギア・バーラー”
なのだそうだ。▽
そのひとつは、アヴェ王家の
秘宝として、今もイグニス大陸の
いずこかに眠っていると言われておる。
確かなことはわからぬが、な。▽
●図書室6
大戦とディアボロスの崩壊の後、
地上と同様に大きな被害を受けた
ソラリスは、地上人の多くを奴隷として
自分たちの国へと連れ去ったのじゃ。▽
それを止めることはできんかった。
力つきた地上人が生きのびるためには、
もはやソラリスに依存するしか
道はなかったからのう……。▽
つかの間の希望はついえて、ふたたび
ソラリスに支配される日々が……、
きびしいふゆの時代が
始まったのじゃよ。▽
それは、500年の時を経て
今もなお続いておる……。
はたしてこれがいつまで続くのか、
だれにもわかるまいよ……。▽
●図書室7
500年前の大戦、その後の
ディアボロスの崩壊を切り抜けた
わしたちは、わずかな同志と共に
このシェバトにたてこもった。▽
当時シェバトはバベルの頂上に
築かれておってな、ソラリスが再び
地上を制圧するようになるまえに
わしたちは空に逃れたのじゃ。▽
それ以来ずっとこうして、
空をさまよい続けておるという
わけじゃ。
地上の動きを見守りながら、な。▽
●図書室8
大戦後ソラリスは、我々と同様
障壁<ゲート>でソラリス本土と
地上とを分離しました。▽
そして自分たちに関する記憶の
一切を、地上人から取り除いて
しまったのです。▽
それゆえ今日にいたるまで、
地上の人たちはソラリスのことも、
自分たちが影で支配されていることも
知らずに、時を経ているのです。▽
偽りの現実のなかで、生まれ、
成長し、死んで行く……。
真実に近づくこともなく……。
それが、地上人の一生なのです。▽
●図書室9
もうごらんになったでしょうが
このシェバトは、いにしえの技術に
より得られた、特殊な障壁<ゲート>で
守られています。▽
ソラリスと言えども、これを
やぶることはできません。
それゆえ私たちは今日まで、ソラリスの
侵攻からまぬがれて来たのですわ。▽
しかし、かといって、こちらから
ソラリスに攻め込むだけの力もなく……、
おたがい手づまりでにらみあっている
という状態が続いているのです。▽
●牢屋前
この奥は、牢屋だよ。
もうこの何百年というもの、
使われたことはないけどね。▽
見て面白いものではないよ。
まあ私たちにも、地上人と同じで
やばんな時があったということさ!▽
●牢屋1
ここは犯罪者を閉じこめておくための
牢屋じゃよ。
昔は、ソラリス兵のほりょなんぞを
閉じこめておったそうじゃが。▽
当時はこっちも、いろいろと
ひどいことをしたという話じゃよ。
戦争というのは、そんなもんじゃ。
いいも悪いも、なくなってしまう。▽
隣人も友人も、血のかよった
家族ですら、裏切るようになる……。
どんな善良でやさしい人間をも、
くるった怪物に変えてしまうんじゃ。▽
●牢屋2
こいつはカーボナイト・ケージ、
人を生きたまま石にしてしまうのさ。
いくら極悪犯罪者用とは言え、
ひどいことを考えつくもんだよ。▽
ところで地上人よ、500年前の
大戦時のニサンの悲劇というのを
知っているかい?▽
上の連中から何か聞いたかい?
→聞いた
へえ、あいつらが話すとはな。
だが話を聞いたなら、もう何も
言わなくてもわかるだろ?▽
あの老人どもの言うことを
うのみにしてると、
ろくなことにならんぞ。▽
→聞いてない
ふ、聞かされてはいまいな。
年寄りどもは、あの話を
ていよく避ける。▽
過去から目をそむけていれば、
事実が消えてなくなるとでも
思っているのか?
愚か者どもめ!▽
用心するがいい、地上人よ。
ここの老人たちに心を許すと、
とんでもないめをみるやもしれぬぞ。▽
500年前のニサンの
あの連中のように、な……。▽
●牢屋3
こいつは、凶悪犯罪者や
危険なモンスターどもを
眠らせるためのマシンだよ。▽
もう2度と使うことはないとは
思うが、念のため、いつでも
使えるよう整備はしてあるんだ。▽
用のない人間は、こんなとこに
来るもんじゃない。
さあ、出てった、出てった。▽
●牢屋4
500年前のあの日、たしかに
あの女はここにいたのじゃ……。
なすすべもなく、
捕らわれの身となって、な……。▽
わしらは勝者たりえた、
とうとい犠牲をはらって!
あの裏切り者が、女を連れて
姿を消しさえしなければ!!▽
逃げのびた女は“獣”を野にはなち、
獣は人の血をすすり、
肉をくらい……、
世界をバラバラに引き裂いた……!▽
▼エリィがいる
そこの娘さん……、
おまえさんは、あの大戦の際に
犠牲となった、天使のような娘と
うりふたつだ……。▽
ゼファーや取りまきどもの
うろたえぶりが目に浮かぶようだよ。
あいつらが、ソフィアを殺したような
もんだからな。▽
まさにわしらは、あの時の
罪のつぐないをさせられてるのさ、
500年かけて……!
とんだ茶番さ、くくく……!▽
▼エリィがいない
それ以来、人は暗闇のなか、
手さぐりで歩んどるのさ。
500年かけて、罪のつぐないを
しとるのだよ……。▽
若いの、気をつけるがいい。
あの裏切り者と同じ道を
歩むでないぞ……、
憎しみと愛におぼれて、な。▽
●写真立て
フェイ
「すいぶん古い写真だな。
家族を写したものなのか?▽
両親と少女に、幼い弟……。
みんな、幸せそうに
笑ってる。▽
フェイ
「古い写真だ……。
ゼファー女王の家族を
写したものみたいだな。▽
立派な両親と……、
女王のとなりにいるのは、
弟なのか……?
みんな、笑ってる。▽
女王だけが、昔とかわらぬ
姿のままで残ったんだな……。
500年か……。▽
■格納庫
●整備員1
まあ、整備っていったって、
俺たちもゼプツェンに関して
すべて把握してるわけじゃないんだ。▽
実際のとこ、異常点検と
簡単な補修作業くらいのことしか
できないってのが、現状だな。▽
あんたたちのギアの方も
後でちゃんと見といてやるから、
心配しなさんなって。▽
いや〜、まさか、
あんなことになるなんて……。
じゅみょうが、ちぢんだよ。▽
ユグドラの方はバッチリ
改造しといたんで、
もういつだって飛べるよ。▽
●ハゲ整備員
しかし、とんでもない
化けもんだぜ、こいつは……。
よくこんなもんを設計したよ、
マリアの親父さん。▽
ソラリスの科学者だって話だが、
たとえ敵であるにしても、
俺は尊敬しちまうぜ。
いるんだなあ、天才ってのは。▽
ちくしょー、ソラリスのヤツら!
あんなひでーこと、やりやがる
なんてよ……!!▽
やりきれねえぜ……、
天才ニコラ博士の最期が、
あんなもんだとはなあ……。▽
●整備員2
やあ、あなたたち、
このゼプツェンと互角に
戦ったんですって?▽
すごいなあ……。
まだ地上にも、そこまでやれる
人間がいたんですねえ。▽
なあに、みんなで力を合わせて
頑張れば、ソラリスのやつらにも
一泡ふかせてやれますよ!▽
……たぶん。
すごかったです、感動しましたよ!
マリアやあなたたちが
ついていてくれりゃ、
もう千ギア力ってもんです。▽
俺たちも、一生懸命ギアやユグドラの
整備やっときましたから!
これならソラリスの連中だって、
一撃で、へろへろぷ〜、ですよ!▽
……たぶん。
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