台詞集

孤独な狼 闇の底をかける




!%#?&+!▽


そこの男!!
お前もしや観艦式の時の……。▽

……。▽

連行する!
そこの扉へ入れ!!▽


フェイ
「俺をどうするつもりだ……?▽

やはり
分からないようですね……!▽

フェイ
「先生っ!!
 何で先生がここに!?▽

シタン
「3層E区のトリビジョンで、
 観艦式と捕らえられた若くん達の
 映像を見ましてね。▽

フェイ
「先生もあれを見たのか?▽

シタン
「ええ。
 ですがそこにあなた方の姿は
 なかった。▽
 その直後、第2層アラボト広場に
 侵入者ありの騒動じゃないですか。
 これはきっとフェイ達だろうと
 踏んで、ここで待っていたんです。▽
 その後、侵入者が捕らえられたと
 いう報もありませんでしたしね。▽

フェイ
「何故俺がここに来るって?▽

シタン
「天帝宮に潜入するには
 3層地下のダストシュートから
 入るのがもっとも確実。▽
 そしてその3層にはこの監視塔を
 経由しなければ戻れませんからね。▽
 しかしながら……毎度思うのですが、
 もう少し穏便には
 出来ないものですかねぇ。▽
 敵地潜入というものは
 暗中飛躍が基本じゃないですか。
 まったく、これだけ大騒ぎすれば、
 夜船の客だって目を覚ましますよ。▽

フェイ
「いや、自分では穏便な
 つもりなんだけど……。▽

シタン
「そういえば、エリィは
 どうしたんです?
 一緒じゃないんですか?▽

フェイ
「エリィは……自宅に戻ったよ。
 あいつはやはり俺達地上の人間達に
 付き合うべきじゃない。▽
 あんな素晴らしい両親が
 いるんだから……。▽

シタン
「そうですか……。
 そうですね。▽
 その方が彼女の為かも
 しれませんね。
 では、私達は急いでダストシュート
 を目指しましょう!▽

ああ!

シタン
「さあ、フェイ。
 私にぴったりくっついて下さい。▽
 そうすればあなたは
 探知されませんから。▽

??

フェイ
「ちょっと待ってよ、先生。
 何で先生がここを通過出来るんだ?▽
 エリィの話では第1級市民か、
 軍関係者しか通れないって
 ことだけど……?▽

シタン
「え!?
 あ……いえ……。▽
 た、多分、私が軍属だった頃の
 IDが消されないまま、
 管理センターの記録バンクに
 登録さてるんですよ。▽

 いやぁ、ソラリスの管理も
 結構いいかげんですねぇ……。
 はははは……。▽

フェイ
「……??▽


▼第3級市民層で休む

シタン
「フェイ、目指すは
 地下のダストシュートですよ!▽


シタン
「おそらくこのスイッチで
 潜入できるのでしょう……。▽

ばきゅーむしすてむ作動ニハ
かーどガ必要デス……。
かーどヲ入レテ下サイ。▽

シタン
「……ダメなようですねぇ。
 どうしましょうか……。▽

フェイ
「どうしましょうか、って
 先生は何か考えがあったんじゃ
 ないのか?▽

シタン
「いえ、すみません……。
 なんとかなると思ったものですから。▽

……。▽

待って!!

シタン
「エリィじゃないですか!?▽

フェイ
「エリィ!?
 なんでここに?▽

エリィ
「うん……、あの後泣いていた私に
 母様が“行きなさい”って
 言ってくれて……。▽


エリィ……。▽

……。▽

メディーナ
「エリィ、
 あなたが望むままに
 振る舞えばいいと母さんは思うの。▽
 自分にとって大事な人達に
 危機が迫っているのなら
 それを放っておいてはいけない……。▽

エリィ
「母様……、ごめんなさい、
 さっきはあんなこと言って……。▽

メディーナ
「……ええ。
 でも、信じて……。
 まぎれも無くあなたは私の子よ。▽
 どんなことがあっても
 私のかわいい娘よ……。▽

エリィ
「母様……。▽

メディーナ
「さぁ……、
 早く行きなさい。▽

エリィ
「はい……。
 母様も元気で……。▽


エーリッヒ
「エリィ……。
 これを……。▽

軍施設マスターカードを手に入れた。

エリィ
「……父様?▽

エーリッヒ
「自分の選んだ道を歩くこと、
 それは人本来の姿なのだよ……。▽

エリィ
「……父様。▽

エーリッヒ
「軍警が来たようだな……。▽

エーリッヒ
「帝室警護隊!?
 軍警ではなく、何故お前達が……▽

え!?▽

エーリッヒ
「何をする!
 賊は逃走した。
 娘は関係ない!▽

そうはいかん、エーリッヒ卿。
御令嬢は引き渡してもらう。
これはカレルレン閣下の命なのだ。▽

エーリッヒ
「閣下の? なにゆえ閣下が娘を……
 はっ!?
 まさか、ガゼルの……!?▽

貴殿が知る必要はない。▽

連れていけっ!▽

エーリッヒ
「娘を放せ!
 さもなくば!▽

エリィ
「父様!?▽

な、何を!?
乱心したか!? エーリッヒ卿!▽

エーリッヒ
「私は正気だ!
 娘を放せっ!▽

閣下の命はいわば天帝の命。▽
それに背いて、貴殿の立場……
どうなるか解っているのだろうな?▽
第三級市民への降格、免れえぬぞ!▽

エーリッヒ
「承知している。▽
 だが、いくら閣下の命といえど、
 娘をガゼルの被験体として
 差し出すわけにはいかぬ。▽
 さあっ、エリィ、
 行きなさいっ!
 ここは私に任せて!▽

エリィ
「でも……!▽

エーリッヒ
「私達のことなら大丈夫だ。
 行って、フェイ君を
 助けてあげなさい。▽

エリィ
「父様……。▽


エリィ
「父様、母様……。▽

フェイ
「エリィ……。▽

シタン
「“ガゼル”……ですね。▽

エリィ
「“ガゼル”!?
 父様も言ってた!!
 一体“ガゼル”って?▽

シタン
「……それはこれから分かります。▽

フェイ
「戻ろう!
 親父さんを助けなきゃ!▽

エリィ
「だめっ!
 今行ったらあなたまで捕まるわ。▽
 父様と母様のことならきっと大丈夫。
 特務庁での軍功は数え切れない程
 ある人たちだから。▽
 それに、もしもの時は
 みんなを助けた後で
 私が投降すればそれで済むこと……。▽

フェイ
「しかし……。▽

エリィ
「行きましょ。▽
 こうしている内に、
 もしみんなの身に何かあったら、
 全てが無駄になってしまう。▽

シタン
「エリィの家族の事は
 気になりますが……。▽
 せっかくお父上が命がけで
 渡して下さったカードがあるんです。
 行きましょう!▽

ああ!▽

シタン
「しかし、こんな汚い所は
 かんべんして欲しいなぁ。
 あぁ、ポンポコ風呂に入りたい!▽
 ねぇ、フェイ?▽

?

フェイ
「よし、行こう!▽



    

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